本格的に傾倒したのがPPMだった。モダンフォークのブームも終わろうとする時期で、僕は中学2年生だったか。保谷市フォーク連盟(すごいネーミング!)というところに入って先輩達と歌ったりしていた。PPMを一生懸命コピーしたのだが曲数はあまりはかどらなかった。まあ、簡単なヤツ。「パフ」「悲惨な戦争」「虹と共に消えた恋」「500マイル」その中でもわりときちんとコピーできたのはPPMがボブ・ディランの曲をカバーした「Don't Think Twice, It's All Right」(くよくよするなよ)だ。そのギターはスリーフィンガーピッキングというやつ(三本指でギターをパラパラと弾く弾き方で、やってるうちに僕はなぜか4本目の薬指が動き出し変則フォーフィンガーになってたこともあった)でこれは今でもほぼきちんと弾ける。
特に「パフ」はもすごく気に入ってしまって(いい曲だけれど今ではなんであんなにはまったのか忘れてしまった)本当にレコードがすり切れるまで聴いた。どうしても歌詞の意味が知りたかったが自分では訳せない。英語の先生にお願いして訳してもらったりした(なんだ当時からそんなことしてたんだな)。そのときに先生から「今回だけね」と言われたのを覚えている。今思えば先生もたぶん全く知らないPPMなんぞというフォークグループの歌の詞を生徒から訳せと言われて結構あせったかもしれない。