2月にアップされたQDR(Quadrennial Defense Review Report)。なにせ100ページを超える「大作」でもあり、年度末の慌しいなか、未だに完全には目を通せていない。鼻歌交じりでは読む気もしなくて…。発表の記者会見(動画)と、原文(PDF)は取ってあるのだが。
対テロ戦争を"long war"と呼称したり、中国を"emerging power"として警戒感をやや強めたこと、先制攻撃を肯定したブッシュドクトリンは踏襲するものの、単独行動主義を弱めて協調主義的な側面を出していることなどは、既に各種の論評で言われているとおり。それ以上の行間読みにはまだ至っていない。
手始めに、国名等を検索してみた。国名が出てくる頻度にそれなりの意味もあろう。サラッとなので、大体の把握である。
第一位 Iraq 78回(!)
第二位 NATO 16回
第二位 China 16回(including chinese)
第四位 India 11回
第五位 Japan 7回
以下、Australia、Russia、Iran等が続く。koreaはNorth Koreaを含めて3回。
これだけで何かを断定すべきではないだろうが、まあそうだろうとも思う。ここに出てくる国名をつなげればそれなりにストーリーが作れるわけだ。
イラクの断トツさには少々驚いたが、それだけ今のアメリカにとって喫緊の課題だということであり、かつ、そこまでのウェイトを日本人の私が共有できていなかったということかもしれない。
もっとも、QDRの位置付けは「四年ごとの国防計画の見直し」であり、戦略文書は別にあるから、より実務的・現実的な課題が前面に出てくるわけで、その分、イラクのウェイトが高まるのも当然だろう。
ちなみに、Japanが第五位に入ってはいるが、該当部分を確認すると、"Sea of Japan"だったり、空自と米軍の打ち合わせ風景の写真説明の部分だったりもする。やや上げ底かな。
さて、睡眠導入としてでも、読み始めますか…。
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