沖縄に行っていた。高校時代の友人の結婚式に加えて、政経塾で1期上の上里ただしさんの選挙応援も兼ねて。今回は家族連れで行き、2歳の子どもも同伴。移動に際して、思うことあり。
日常でも思うことだが、オムツ交換台に関して。那覇からの帰路、空港で飛行機に乗る前に子どものオムツを交換しようとトイレに入った。だが、オムツ交換台がない。近くにいた係員に、「この辺でオムツ交換できる台はないですかね?授乳室には(男なので)は入れないので」と聞いたが、「(女性)トイレとはつながってないから、(入っても)大丈夫ですよ」と要を得ない答え。
入っても問題ない作りの授乳室はあるが、その場合は「仕切りから先は男性はご遠慮ください」と書いてある。那覇空港のそれは、そう書いていなかったから、仕方なく妻に頼む。案の定、男性が入ってはまずかったそうだ。
係員の無知もさることながら、公共施設のトイレや風呂などで、男用のほうにオムツ交換するという前提がない場合が多々ある。往々にして、昔からある施設がそうで、男性が子育てをしなかった名残、設計者に男性の子育てという頭がなかったということだろうと痛感する。
これだけ少子化が問題視され、その打開策の一つとして男性による子育て分担の必要性が叫ばれているなか、オムツ交換台一つとっても、社会がそれに対応しているとは言いがたい。
こんなこと一つとっても、これでは子どもなんか増えっこないよとつくづく思う。選挙シーズンだからこそ、こうした社会的無知、無理解、無関心を打開するために、子育てというある意味血のにじむ経験を多少なりとも経験した若い人間が、政治の場に立つことが必要不可欠であると考える。
子育てなり少子化というシングルイシューだけに凝り固まった政治家では若くても有害になりうる。様々な課題を包括するマクロビジョンと個別政策への深い洞察を備えた候補者が選出されて欲しいと思うし、そうした人間を応援したいと思う。そして言わずもがな、自らがそうした人間でありたいと強く思う。