在日米軍再編の基本方針が閣議決定された。この基本方針のもと、これから個別案件実施に必要な特措法の制定なり、予算措置が行われることになり、それらについて国会でも議論されることになる。
たまたま今日は、その米軍再編問題、それに伴う基地問題に直接関わる方を囲んだ勉強会に出席。少人数だったため、ざっくばらんな勉強会となった。同時に、この米軍再編に関する話に潜む論点の階層を改めて感じることとなった。
RMA・トランスフォーメーション・GPRという一連の論理的連関を持つ軍事的合理性の側面、日本とアメリカの同盟関係という安全保障論の側面、軍事的依存とセットになった日本人のナショナリズムを刺激する側面、実態としての騒音被害を伴うNIMBY的な側面…。
他にも色々あるだろうが、こした階層を持ったテーマであるだけに、なかなか理解も説明も難しいのが実状か。それゆえか、この話、その場面に応じてどの階層の話をしているのかを理解しないと、イマイチ通じないこともある。
こっちの人は「うるさい基地はなんとかならんか」、あっちの人は「UEX移駐は極東条項に触れないか」…。それぞれの論点が大事な論点であるだけに、今後の国会論議には期待したいところ。少なくとも、「揚げ足取り」VS「結論ありきの思い込み」の構図だけは見たくない。
マトモな議論の積み重ねこそが、そもそも複雑で、面白みの少ない安全保障の話について、日本全体としてのリテラシーを育てるに違いない。つまらん話とメディアには注目されないかもしれないと思いつつ、その文字のごとく「メディア(媒体)」としての機能を期待してもいる。
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