だめなモノはだめ、いいモノは良い、茶わんに手を添えないことはダメだし、人に親切にしたら良い。悪いことをすれば叱るし、いいことをすれば褒める。物事がわかってきた子どもに触れつつ、そう振舞うようにしている。理屈もクソもない。親だからしつける。
そろそろ、子どもの自発性を大事にしたいと思っている。失敗が見えていても、程々のことなら、失敗するまでやらせてみる。失敗してみてはじめて、こうするんだよと手を出す。はじめは、「あぁ〜、そうじゃなくて…」と、いきなり手を出していたが、もうそろそろ自発的な気付きを促したい。その方が、確実に子どもの身につくと思うのだ。
人に言われてできる、人に言われて失敗しないのは、ある意味あたりまえ。それが必要な段階は当然あるのだが、そればかりに慣らされると、人間は怠惰になる。依存する。思考しなくなる。自発的に、能動的に、何か物事を前に進めようとする意思を失う。これが恐い。
子育ての過程でそう思うわけだが、それは、大人になっても同じだし、組織においても同じだとつくづく思う。あまりに親切に過ぎると、人間は大人になっても依存する。自ら動かない、動くべき意思を失う。組織においてもしかり。
もっとも、車のエンジンをかけるときにバッテリーのお世話になるように、初めの第一歩には程々のサポートは不可欠。問題はやりすぎること。今の社会、日本全体、身近な地域…。不足・不満・不備・不作為は確かに多くある。しかし、このサポート過多に起因する依存という実態も、確かに存在する大きな課題だと思っている。
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