元・生命保険会社員だったこともあり、時々「こんな保険に入ろうかと思ってるんだけど…」と、生命保険の設計書を見せられながら相談を受けることがあります。日進月歩の世界、生命保険も例外でなく、新しい商品や特約がどんどん生まれています。
最近、注目が集まっている医療保険には、「健康ボーナス」が含まれている商品があります。名称は会社によっても異なりますが、健康を持続して一定の間に保険金(給付金)を受けなかった場合に「ボーナス」としてある程度の金額がもらえるといった商品です。
先日、街頭でお配りしている私のチラシを見た方からメールを頂きました。「財政難が見込まれる健康保険に『健康ボーナス』を導入したらどうか」といった内容です。付随して、ただ「ボーナス」をあげるではなく、そのボーナスを年金に加算する制度にすれば、年金財政にも寄与するともご指摘頂きました。
「健康であることのインセンティブ」。健康を持続することにより具体的な意味を持たせ、その取り組みを後押しすること。この発想は、今後の社会保障制度改革の一つの柱になります。健康増進に向けた取り組みを既に強化しているとも聞こえてきそうですが、現状はその他社会保障制度とのリンクもない「健康づくり強化」に過ぎません。
もう一段、先を目指し、提案いただいたような医療保険や年金など社会保障制度全体を包括する「健康であることのインセンティブ」。命に関わることだけに、単なる費用対効果だけから発想すべきでないことは言うまでもありませんが、この発想・理念を声を大にして訴えていきたいと思います。
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