農業を食料生産という観点から再定義すべき時代がきていると考えています。中国ギョウザの話題で改めてクローズアップされた食料自給率の低さ。現在は、カロリーベースで自給率39%、国際的に主流とされる穀物ベースでの自給率は28%です。
大変なスピードで上昇を続ける大豆や小麦の国際価格。その背景には、中国の輸入急増、バイオエタノール生成による需要増、気候変動による不作地の拡大、投機対象となってしまった穀物市場などがあります。
いずれにしても、「食べる」という行為は人間が人間として生き、振舞うために書くことのできないモノ。成り行きのなかで、自給したり輸入できるような時代ではなくなってきました。
保護か市場競争かといった単純論だけでなく、また農業といった一産業のみの視点でなく、長期的な食糧生産の観点をより重視すべきだと考えています。
その意味で気になるのは、耕作放棄地の問題。全国で38万ha(神奈川県の1.5倍!の面積)が後継者不足や「もうからない」という理由で放置されているわけです。
今日は午後のひと時、大井町にて、耕作放棄地を組合形式で請け負い、米や野菜を生産している方々と意見交換しながら作業に携わっていました。収穫したホウレン草を束にしていく作業。少々お尻が痛くなりましたが、思いを新たにした時間でした。
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