美樹に会いたくて、いつものビルまでやってきた。
初めて美樹と会ったこのビルまで来ればきっと会えると信じたから
でも、ビルはもう無くて。
何日待っても、美樹は来なくて。
会いたい切なさで、苦しくて。
もう、会えないなら、生きている意味なんてないよ。
確実に今の自分が不確実なモノになりつつあるよ。
目をつぶっていれば外からの世界から完全に遮断され、ボク一人の世界にはまっていられる。
永遠に目を閉じていたい。
永遠に、
そして、あの場所へ
飛んでいくんだ。
あの丘に、
エムといたあの丘に
あのベンチでエムに見つめられていた時間が永遠で。
あの時のエムが永久に忘れられない。
あの時のエムのところへ飛ぶ。
ここから飛び降りて、
ずっと、目を閉じていたいんだ。
もう、美樹はいないんだ。
もう、美樹はボクには会わないし、
何もない。
…
もう、疲れたよ…

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