一昨日、若い頃からお世話になってるM村へ、小学校の先生方向けに勉強会でお話をしてきました。
1時間という短時間に行動理論、発達の個人差・個人内差、特別支援の具体策という盛りだくさんの内容。
事前に頂いた相談9ケース、15事項というムチャぶりではありましたが(発起人の職員さんは以前からそうではありましたが(^-^*))、なんとかしゃべって来ました。
先週金曜にも別の市の教育委員会での研修会議に初参加させていただき、学習心理学の知見からお話させて頂いてきました。
教育界(スポーツ界や昔ながらの会社など、日本という国自体どこもそうかもしれません)では、いわゆる[指導]というダメ出しの説教でガンガン怒られて、根性論(試行錯誤学習)で育って来た時代がありました。
社会が豊かになり、自分たちが許されなかった「個人の自由」を子どもたちに認めて、のびのび育てられた時代がありました。
もちろん怒られることもあったでしょうが、やりたいことをやって苦手なことからは逃げられる時代に育って来た大人が、今の子どもたちを育てています。
生得的な脳も平均的で、家庭での教えも平均的で、定型的に発達している子どもたちには、平均的に行われている説教や悟しでも十分指導になります。
が、どれか一つでも弱さや未発達な部分がある場合、平均的な指導では育たず、現場は困るわけです。
困った指導者側が勉強して工夫して、違うやり方を探し出して、うまく教え育てられれば良いのですが、そうでない場合どうなるか?
苛立ち、説教をより強くより多く反復するだけになることも少なくありません。
感情をベースに怒られると、その場では学習者も恐怖や不安から動きが止まり(抑圧状態)、謝れと言われれば恐怖から逃れるために謝り、指導者側からは反省したように見え、説教は終わります。
学習者は何を学習したかと言うと、その指導者の前では何もしない抑圧状態になれば良い、
指導者は怒れば分かる、謝れる、怒らなければわからない
そう、本来教えたかった内容はおざなりに、お互いがその険悪ムードを終わらせる術のみを誤学習して、次の似た場面でも同じような負の強化(先人から怒られる恐怖がなくなる,学習者の悪い状態がなくなる)で維持されてしまうのです。
感情的に怒る先人が避けられる所以です(理由も分からず理不尽に怒られる嫌悪場面からは誰も逃避したいですよね)。
大切なのは、感情は抜きにして、学習者が学習出来るように環境設定をして、うまく教え、良い動きをしたら認め、良い仕事ができたら誉めること(正反応を強化)で育てること(学習理論の応用=コーチング、会社ではパフォーマンスマネジメント)。
うまくやれたことはもちろん、取り組んだことから誉めた上で、次はこうしたほうが良い、この場面ではこうしなさい、
と、相手に伝わる言葉で、いかにやる気を奪うことなく導くか。学習者がエラーした時ほど、先人の手腕が問われます。
ダメ出しでは無気力人間をつくるだけです。
研修会で伝えきれなかった応用行動分析の補足と、
最近ある職場の上司に嫌悪的にダメ出しをされたことの整理(グチ)として、「ダメ出しについての一考察」でした(*^_^*)
これで感情はスッキリ!
あとは問題解決のために何が出来るか、
これが応用行動分析家としての仕事の仕方、
生き方ですね(^^)
本来私自身、打たれ強い訳でもなく決してMっ気でもありません。
考え過ぎるA型気質で打たれ弱いし、ふところも狭い、どちらかと言えばSっ気が強い。なので、ABAにたまたま自閉症臨床から出逢い、人間関係をとらえる理論を得られて、生きやすくなっただけです。
最近、公私に渡って不安や心配ごとが重なってるところに、ダメージの大きな事態がかぶさり、2年ぶりに凹みました。
が、3年振りにM村から呼んで頂いたこと、10年ぶりに以前の教え子ママさんから思い出してご連絡を頂いたことで、浮かび上がってこれました。
人生は もちつ もたれつ
必要とされる仕事をして認めていただき、ありがとうと感謝される現場を大切にして(負ではなく、正の強化で維持される関係を大切にして)、
職業人として、母としての役割を果たし、
2足のワラジを上手くはいて、生きていきたいと思います。
最後に…
天使になられた小さな教え子ちゃんのご冥福をお祈りします。
「天寿を全うしました」と気丈にご挨拶に来て頂いたママさん、わざわざありがとうございました。
これからも[にこにこ]スタッフがお力になれることがありましたら、何なりとお申し付けください。
また、幼少期の恐怖体験を元に、長く神経症状を患っていたパパの旧友さん。去年お会いしたときはのんみぃとも遊んでくれて、寛解に向かってるのかなぁと、これまで通り見守らせて頂いたのですが、多量服薬から乖離性同一性障害も出てきてしまったと聞き、心配しています。
ここまできたら、おせっかいをやくのをためらってる場合ではないですね。
認知行動療法がお役にたてるかもしれません。
ご主人と二人三脚プラスアルファに、私もパパもお役にたてるかもしれません。
来月、帰省した折りにはじっくりお話を聞かせてくださいね。

0