第23回のレッスンです。
さて今週はバッハが、あの、3番がやっと終わりました。それだけで他は何もいらないくらいほっとしてしまいました。
ツェルニー 50番-7 (2回目)
バッハ シンフォニア15-3 (7回目 終了! )

15-11 (1回目)
ラフマニノフ エレジー (13回目)
以下レッスンの様子。特集・バッハとの出会いと別れ
6月は例の4月に中止になった分を代わりに入れていただいた形で三週分あります。
これに見合う練習が大変だったかも。1時間ちゃんと受けようと思うと 1時間レッスンを毎週だったらバクハツしてます。寝食ギセイにしてピアノに一日張り付いていないととてもじゃないが先生にお見せできねえ計算よ。そんなにピアノに時間かけられるわけないよ。たとえずっと弾きまくったとしてそこまで行けるかどうか。ある程度もっと腕がないと良いレッスン受けられそうにないな。で、30分なら今度は曲に流石に見合わないから月2回1時間レッスンはワタシには妥当な量だったようです。それでも2回レッスンにちゃんと行こうと思うとバタバタする月あるからなあ。これで思いもかけず、いくつかのレッスンパターンを体験できたわけだが、月イチは間違いなく間が空きすぎて却ってできているのか修正が必要なのか不安になるしな。
ツェルニーは流石にまだまだの状態。この曲はフレーズをしっかり切って、右は特に長さを揃えて弾くように注意されているので私には難しい。
さてバッハはやっと、あの魔の3番がなんとかあがりました!
ううっ嬉しいっ。かなーりマシになったのは確かだ。だからいつもの仕上がり具合ほどというわけじゃないと思うけど、優しい先生は「うんうん頑張った良くなった。」とニコニコして下さった。バッハ根性物語でしたわ。はーっ。ワタシったら8番も手こずったんだよ。この系統はやばいよなあ。でも3声をどうしてもまがりなりにもモノにしなきゃならないんだよ。ワタシはもうバッハをもっとやらないと上達しないってわかってるんだからな。
で、シンフォニアの中でメロディーが1番のお気に入りになりそうな11番もちょっと聴いていただく。「あらこの曲の方がずっと弾き易そうねえ。」その通りなんですよセンセ。マシって程度だとは思うけどさ。
ちなみにこれらのシンフォニアの順番は先生曰く「段々難しくなる順番になっている」ということなんだが、このようにワタシのような生徒によっては前後したりするので、厳密に言えばきっとシンフォニアを理解させやすい順番でもあると思われる、ウチのセンセの長い間の経験値によって作られたオリジナル難易度順なのだ。多数の生徒がたどった歴史を含んでいるのだ。どうもこの順番は先生方によって違うようであるからそれぞれ工夫していらっしゃるのだろう。
11番なんかは既に3声の特徴に触れているから、それと知って各声部を際立たせるべくすぐ弾くことができたが、そういう予備知識がないと何も考えずすっと弾いてしまって、指導を受けてあらやり直しなんてことワタシならやっちまいそうな典型的な曲だと思う。
逆に8番や3番はいかにも3声というのが楽譜を見ただけでよくわかるのに、実際に音を引き出すのは手がかかってしまった。
3声のパターンもいくつかあるので曲が進むと興味深いのは確かだが、ちいっとも進まん。バッハは苦手だがツェルニーに比べてあまりに遅すぎる。本当は50番と一緒にシンフォニアなんてやってるから余計時間がかかっているんだろうけど、もしシンフォニア早くとりかかっていたとしても40番辺りとどうせ相殺しまくっただろうなあ。バッハに関しては諦めてじっくりやるつもりではいるんだがワタシ大丈夫かしらん。
それにしても、どの曲でもそうなんだが、こう新曲を初めて聴いていただく時、もちろんまだいくらでも先生にかかるとメスが入る状態なんだけど、先生がピアノについて歌いだすと、密かにその日は「ヨシヨシ、シメシメ。」とちょっとだけ自信がつく。11番は「〜〜♪〜〜〜」が聴こえてきてちょっとほっとする。3番とはえらい違いだぜ。これでも毎回新曲は一応流れは自分なりにつけて聴いていただくようにはしているんですよ……。勿論最初はちょっといいんだけどその後がいつも大変なのがワタシの昔からのレッスンパターンなんだからあんまり意味がないんだけど。
エレジーははっきりいってここのところこれでもワタシなりの連日過去最高レベルを更新して聴いていただいているのだが、どんどん目標があがっちゃって今回もちっとも終わらない。今日のはかなーり記録更新したと思うんだが。「うん! いいよ! 左が特に良くなった。良くなったら飛び出してきたからさらに右頑張ってらっしゃい。とにかくバランスだからね。」ううーん。かなり気をつけたつもりだったが駄目だ、表現しきれてねーな。
「ええと、ここまで頑張れるとは思いもかけませんでした。有難うございます。」と言ってみるが「うん! 変われるよ〜〜。」(え、まだですか? )とさらに張り切りモードになっちゃったよ。もう、ワタシ期待にこたえる程の力量はこれっぽちも残ってませんが、まあエレジーが綺麗になるというんだからもうちょっと弾きますかね……。もう何度もレッスンの度にすっかり空っぽになっているのだが。
確かにいろいろな理由で抜けたり時間が足りなかったりした曲だが、それでも13回目ということで正味3ヶ月前後はは弾いている計算になってしまうので、普通これくらい時間かかっちゃったら、先生の方がじりじりしやしないかひやひやするところなんだよね。もう、これ以上は時間の無駄じゃ終わりじゃと宣言されるよりはいいかな。こっちとしては早く仕上げないとまずいなんて思って焦っちゃったりしてるんだが。いつまでたっても言うとおりにできないので両者睨み合いとかそういう雰囲気でないのは確かなんでこっちが焦らなくてもいいのだろうけど、なぜこんなに毎回ノリノリモードになっちゃってるのか段々わかった。
先生は実は今発表会前の仕上げモードに入ってらっしゃったのだ。どの生徒も最後の追い込みにかかろうとしてるようなのだ。すっかり巻き込まれているに違いないエレジーである。この辺が実は真相に違いないと踏んでいる探偵モードのワタシ。ワタシが関係ないのでずっとピンとこなかったのだが、次の月の予定など相談しているうちにわかったのだ。
で、なぜせっかくの機会なのに今回ワタシはこれに出られないかというと、忙しい期間にあたっているので不可能なんである。ワタシが忙しくなって気もそぞろになる日に向けて、あろうことか先生は最高レベルにもっていこうと戦闘モードになっているわけだ。も、もう駄目だあ。こうなったら先生を誰も止めることはできないのだあ。燃える先生は超可愛らしいのだ。お目々キラリーンなのだ〜。で、発表会モードとなったらもともと準備期間が半年以上ということもありうるからあまり違和感を感じていらっしゃらなくてタイミングも良かったというところかなあ。こりゃあ本番まで引っ張るだけ引っ張られるかもしれん。ひええええ。
別に曲は無駄にはならないからいいんだけど、ワタシのタイミングはどんどん悪くなるというか、気持ちに余裕のあるうちに終えたいというか。もう行く所まで行くしかないのかねえ。ははは。なんか乾いた笑いである。
ただ、ショパンやラヴェルもそうだったのだけど、好きな曲を弾く時先生のご指導もぐっと詳しくなるんでとっても嬉しい。たまたまお好みが合うのかもしれないし、他があんまりたいしたことないっつーかバッハなんかは限界すぐきちゃうんだよな。ワタシの理解もそれだけたいしたことないんだろうな。ははははは。ちなみにワタシが習っていた頃最後に習った先生は古典がお好きな先生だったからやっぱり全然違うんだよな。勿論専門家たちはどの時代も勉強で一通り弾いていらっしゃるのだけど。
しかしシンフォニア3番が手こずったように、いろんな曲でバランスの表現がまだまだとても難しいのだあ。それだけ自分を客観視する力を試されるわけだが、それがどんなに大変なことか。家だと録音なんかも可能だけど、実際レッスンではいろんな試みを通して実現できなきゃいけないからなかなか思うようにはいかないな。まずはレッスンのグランド・ピアノが難物だし。いい加減飼いならさないといけないのだが、未だになだめすかしてやっと弾いている感じなのだ。たまに部分的に勝つ? こともでてはきてるんだけど癖を知り尽くすところまでとてもいかないし、本当にピアノは特にグランドなんかはたまにこいつ生き物みたい、って思うことがある。
というわけで予言通りバッハが早く仕上がりましたとさ。めでたしめでたし。