ロシア発の「シャンソン」
パリの
オルガン弾き
Парижский
шарманщик
10/25 本邦初演!

女声合唱団チャイカではこれまでにも日本に紹介されていない曲を紹介してきましたが、今回紹介の曲も初紹介。
そして
今月25日に初演となります。
※ヴァレーリィ・クルィラートフ画『パリのオルガン弾き』
作曲
ヴェニアミーン・バースネル(1925-1996)
Вениамин Ефимович Васнер
作詞
ミハイール・マトゥソーフスキィ(1915-1990)
Михаил Львович Матусовский

左:バースネル
右:マトゥソーフスキィ
『パリのオルガン弾き』(1984年)
Парижский шарманщик
♪暗い地下の歩道 冷たい石の道
ポスターの笑顔が 壁うずめている
指に息吐きかけ 奏でる古い歌
年齢(とし)を重ねたオルガン弾き パリのMetro
La la la …
振り向きもしないで 道急ぐ人々
乗り換えの電車に 遅れぬようにと
憐れみをかけても 歌に耳は貸さず
くたびれたオルガンの音 聞こえない
流行(はやり)の言葉も すぐに古びてゆく
でも心の奥に 消えぬものがある
胸の中に響く 懐かしいワルツを
目覚めさせるオルガン弾き パリのMetro
(1番繰り返し)
(中島章利・貴子訳詞/ロシア語対訳ではなく歌唱用訳詞)

作曲のバースネルはモスクワの北に位置する古都ヤロスラーヴリの生まれ。
このHPを通じて初紹介となった
『ついこの間のこと、ずっと昔のこと』や『白いアカシア馨しき花よ』の作曲者です。
≪上:2003年10月22日、ヤロスラーヴリ市共和国通り47に作られたバースネルを記念する銘板≫
先の2曲も素敵な曲ですが、この
『パリのオルガン弾き』もまた実に味わい深い素敵な曲です。
ストリートオルガンを模した印象的な前奏。ワルツにのせて人生の機微、奥行を軽やかに、ときに力強く、美しく歌い上げたメロディはまるで「シャンソン」。
作詞者、作曲者の名前を伏せていれば、一人残らずフランスの歌だと思うことでしょう。

ロシアでも何人かが歌っていますが素敵なのは若くして亡くなった俳優
故アンドレーイ・ミローノフАндрей Александрович Миронов(1941-1987、享年46歳)の歌唱。
女声合唱団チャイカではミローノフ風に演奏する予定です。
●≪ミローノフの歌唱。mp3ファイルです。下のURLをクリックして下さい。演奏開始まで少し時間がかかります≫http://www.amironov.ru/song/parijsky_sharmanshik.mp3
●≪動画/ヴィターリィ・プサリョーフВиталий Псарёв(バリトン)の演奏。1984年バースネルとマトゥソーフスキィ作品コンサートから。ミローノフの歌唱に比べるとややおとなしい≫

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