クラシック作曲家とロックシンガーのコラボレーション
何と僕らは若かったことか
Как молоды
мы были
アレクサーンドラ・パフムートヴァА.Пахмутоваといえば旧ソ連、ロシアを代表する作曲家。
一方、
アレクサーンドル・グラーツキィА.Градскийといえば旧ソ連、ロシアの元祖ロックシンガー。
クラシック作曲家とロックシンガーとの異色とも思えるコラボレーション(共同)で生まれたのが今回ご紹介する
『僕らは何と若かったことかКак молоды мы были』(1976年)
おそらく日本初紹介です。
A.グラーツキィは1949年生まれ。旧ソ連ロックンロールの草分け。
とはいっても彼はモスクワ・グネーシン音楽院で正規の音楽教育(声楽)を受けています。
また1974年には作曲家同盟会員ともなっているれっきとした作曲家。
彼は
1990年の第41回紅白歌合戦にも出場したことがあります。ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。
♪振り返って見てくれ
見知らぬ通りすがりの人よ
君の視線に僕は見覚えがある…
たぶん、これは僕が若かっただけのことさ
僕らはいつでも自分のことを知っているわけじゃない
※この世の何ものも
跡形もなく過ぎ去ることはなく
過ぎ去りし青春は
永遠に生き続けている
僕らは何と若かったことだろう!
何と心から愛し
何と自分を信じたことか!
そのころ僕らは
微笑みもせず会ったものだ
ありとあらゆる花が道々に…
僕らは友の過ちは許したものだが
背信だけは許せなかった
※繰り返し
人生の前半で僕らは
もうゲームを終えた
一つだけ理解できたのは
この世で君を失わなかったこと
自分を失わないようにしてくれ!
※繰り返し
--省略--
(中島章利訳)
作詞はパフムートヴァとのコンビで数々のヒットを送り出している
ニコラーイ・ダブラヌラーボフН.Добронрабов。本年9/1の記事をご参照下さい。
1976年の青春映画
『大学三年のときの僕の恋Моя любовь на третьем курсе』の主題歌。
原作はミハイール・シャトローフМихаил Шатровの戯曲"Лошадь Пржевальского".
ロシアでは大変人気のある曲で、数々の歌手、グループがカバーしています。
女声合唱団チャイカで初演に向けて準備中です。
今回は冒頭で紹介したグラーツキィの歌唱、作曲者パフムートヴァ自らがピアノ伴奏という得難いコラボレーション動画をご紹介します。

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