1980年度作品
公開当時父親が観にいったらしく、家にパンフレットがあったっけ
「大人の観るもの」と思っていたな
いつから自由に観るようになったんだろ?
自分のお金で好きなものを買ったり食べたり選んだりできる現在は充分「大人」なんだなぁ
さて「影武者」です。
黒澤明監督作品そしてカンヌでグランプリ!
絵コンテ以外の前情報ナシで見ました。
クライマックスの戦闘シーンで号泣してしまった・・・
涙がポロポロなんてものでなく、嗚咽つき。
この戦闘シーン(長篠の戦い:武田vs織田+徳川)はスゴイ
「スゴイ」っていう簡単な言葉では言い表せない位(あぁ語彙不足・・)
教科書で見たことある絵巻物の戦はこうであったのか!と納得できるリアリティ
鉄砲の反響音や馬の走る音、兵士達の甲冑がカチャカチャ鳴る音
戦場に響き、こだましていく
自分達の運命が解った上で散っていかねばならぬ悲しさ、虚しさ
非情な機械文明の前に、血を噴き肉を散らし滅んでゆくアナログ文明
映像の中でほんの数時間つきあっただけの武田家が滅びる様を観ていると、自分が「影」の目とシンクロしている錯覚におちる
きっと「影」も信玄とシンクロしてたんだ
錯覚だったとしても
ある意味で「ダンス・ウィズ・ウルブス」
時代や舞台が違っても底の感覚が同じなんだ
カンヌを取ったのもうなずける
無常さが漂うラストシーン
これはもしかしたらハッピーエンドなのかもしれない

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