連れ合いが行政が貸し出している簡易型(?)の携帯放射線量測定器(?)を借りてきたことから、我が家付近の放射線量を測定してみました。1ヶ月ほど前、福島原発からの放射性物質の拡散に関連し、雨水ろ過装置の放射能について行政に問い合せをしたことがありますが、その時にはこんな装置を貸し出しているなどという話は全くなく、業者に依頼するか測定器を自分で準備するしかない、というような話でしたが、どうやらそうでもなかったようです。とは言うものの、測定装置を貸し出しているのであれば、その時に話してほしかったものですが、多分、行政の縦割り組織のため、問い合わせた部門の人間が知らなかった可能性もありますが、つくづく行政の対応はお粗末、と思ってしまいます。この装置は、Radi(PA-1000)というもので、γ線を測定するものです。放射線について調べてみると、α線、β線、γ線などがあり、α線とβ線は粒子ということで透過率が低く、放射能物質からの距離があれば、影響は少ないようです。
それに対してγ線は電磁波ということで透過率が高く、10cmほどの鉛とか、50cmほどのコンクリートでなければ遮蔽出来ないようで、こちらが問題です。自然界の放射線量などを調べてみると、一般的に人間は年間に 2.4 msv 程度の放射線を浴びており、内部被曝(多分、食品などの影響?)が 2/3、外部被曝が 1/3 ということで、一般的に 0.04〜0.05 μsv/hr 程度の放射線量を浴びているというか、周囲には常にこの程度の放射線量(主にγ線?)があるようです。測定してみると、屋内でも屋外でも、高さ1mほどでの放射線量は 0.04〜0.05 μsv/hr 程度で、何故か上記の説明と一致しており、残念ながら(?)年間に 2〜3 msv 程度の放射線を浴びているのは間違いないようです。我が家の周辺の放射線量を測定してみると、排水用の雨水樋の上や門の上、庭の草の上などの放射線量は 0.070〜0.080 μsv/hr、畑の土の上では 0.04〜0.05 μsv/hr と、心配したほどの放射線量ではありませんでした。
問題の雨水ろ過装置の場合、中に溜まっている水を排水し、ろ過装置である綿みたいな繊維の部分からの放射線量を測定しましたが、0.100〜0.110 μsv/hr と、行政が対策が必要としている 0.25 μsv/hr の半分程度でした。前回、ろ過装置内を清掃し、放射能物質が付着していたと思われる部分を洗い流したことから、放射能物質が1割程度まで減少したはずなので、期待通りの結果、とも言えます。ろ過した雨水からの放射線量は、外界と同程度なので、ろ過装置はそれなりに機能していると判断します。また、ろ過装置内の放射線量は幾分高いものの、ろ過装置からの距離によって被曝する放射線量は減少するはずなので、この程度であれば問題ないだろうと考えています。最も、ろ過装置内の放射線量が外界より高いことや、門や庭木の放射線量が外界より高いということから、福島原発からの放射性物質が我が家付近まで運ばれてきているのは間違いないようです。福島原発からは少量とはいえ、まだ放射性物質が放出されていると思われることから、雨水ろ過装置の清掃は、こまめにやるしかないようです。

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