先日、小柴に行ってきました。
金沢八景にある小さな漁港です。
この港の近くでは、
アマモを海に植える運動でも有名。
今年の水産白書でも紹介されました。
じっさいにアマモを植えた海には、
多くの魚の産卵場所となり、
今はあおりイカの姿も見えるそうです。
春の植え付けには、小学生も参加、
またアマモは種をとり
苗を育てるまで、
多くの市民が参加して行っています。
ふっと思ったのですが、
こうしたことに、
これからは市場の人間も積極的に参加していくべきだと。
魚がなければ、
市場は成り立たないのですから。
このところ世界で魚の奪い合いが起き、
一方資源は枯渇するばかり。
数年前まで、夏になると大量にやってきた
豪州真鯛はもはや見ることはありません。
四季が日本と逆のニュージーランドからの
豪州真鯛は、夏の手ごろな白身でした。
中国からの冬のヒラメは、
クリスマスシーズンには欠かせない魚でしたが、
それも姿を消して数年となります。
いえ、今年の冬から春には、
中国産のハマグリがやってこなくなり、
河岸ではちょっとした騒ぎでした。
今後もこの傾向はもっと増えていくでしょう。
国内でも魚の生産は減少傾向です。
そうした傾向に敏感に動いているのは
市場外の人たちです。
今の市場は不景気で、さしあたっての商売に
追われており、
活動に加わる余裕はないようです。
でも、はたしてこれでいいのか、
ちょっと危機感を感じています。
手をこまねいているだけで
いいのか、と。
今年、10月25日、
河岸では海再生をテーマに
フォーラムを行いますが、
それが小さな一歩につながれば、と考えます。