2008/7/8

梅雨明けと聞いた覚えもないのに、昨日まで5日連続の真夏日。
木立からはセミらしき声まで降ってくる。
暗色の廊下に落ちていた白いゴミを
つまみあげようとしたら指に、むにょっとした感触があった。
あ、いやーな予感。
腰を落としてよく見たら、白い毛虫だった。
この建物で毛虫は初めてだが、窓から入ったのかしらん。
付近から紙を持ってきて、始末する。
とりあえず、手を洗った。
雷が近所に落ちたらしい。
蒸し暑い夜にやっと眠りに着いたのに、
ドカン、という音に起こされた。
時計を見ると午前3時。
うちの寝室は遮光カーテンではないので、
稲妻が光るたび、部屋が明るくなる。
光が天井に描く模様をぼんやり眺めていたら、また寝てしまった。
ドカン
再び、轟音に目が覚めた。
また雷が落ちたらしい。
天井には、次々と光の模様が踊っている。
時計は午前4時をまわったところ。
窓を叩く雨音も激しく、まるで台風のようだ。
真夜中の雷はなんだか不思議だ。
僕にとっては、
雷っていったら、夏の夕方限定で鳴るものだった。
雲がもくもく出て、稲光が光って、
腹に響く音がして、
雨がざーっと降って、地面にいっぱい水溜りが出来て、
そして突然雨が止んで、陽が差す。
運がよければ虹も見られるだろう。
日本海側では違うみたいだ。
夜中の雷は、雨上がりの青空も夕焼けも濡れた緑も虹もない。
白い天井に影絵が踊るだけ。
ふるさとは遠くにありて、か。
ノスタルジックな夜でした。
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