夜空ノムコウ
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ・・・
夜空のむこうには 明日がもう待っている・・・
誰かの声に気づき ぼくらは身をひそめた
公園のフェンス越しに 夜の風が吹いた
君が何か伝えようと にぎり返したその手は
ぼくの心のやらかい場所を 今でもまだしめつける
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ・・・
マドをそっと開けてみる 冬の風のにおいがした
悲しみっていつかは 消えてしまうものなのかなぁ・・・
タメ息は少しだけ 白く残ってすぐ消えた
歩き出すことさえも いちいちためらうくせに
つまらない常識など つぶせると思ってた
君に話した言葉は どれだけ残っているの?
ぼくの心のいちばん奥で から回りしつづける
あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ・・・
すべてが思うほど うまくはいかないみたいだ
このままどこまでも 日々は続いてゆくのかなぁ・・・
雲のない星空が マドのむこうにつづいてる
あれからぼくたちは 何かを信じてこれたかなぁ・・・
夜空のむこうには もう明日が待っている
スガシカオ
先日、出張で新潟へ。
出張目的は研修。
二十数年前に私が通っていた学校へ。
正確に言えば、私が通っていた学校の跡地に建っている建物へ。
私が通っていたころの駅はボロボロの木造。(今はピカピカ鉄筋)
学校の周りは田んぼだけ。(今はわが市より街場と化している)
雨が降ると風が強く傘がさせないほど。(何本傘をだめにしたことか・・・)
それでも、元気よく、若々しく学校まで15分の道を歩いた。(そりゃそうだ、そのころは若かった)
学校は今はもう何年か前(もっとかな?十数年前?)に別な場所に新築移転した。
そしてそこから、私がそうであったように、『保育士』資格をとろうと思う学生は我が職場にも実習でやってくる。
私たちが未来に向かって希望をいっぱい抱いて勉強をしていたように。
景観はぜんぜん違っているのだが、なぜかあのころの時代に気持ちがタイムスリップした。
帰りは黄昏時、高速をぶっ飛ばして来たのだが・・・。
あのころは、未来に夢を馳せ、友達と将来について語り合ったりしたっけ。
自分を信じて、突き進むだけの日々だった。
今はどうか?
あのころの未来に私は立っているのだろうか・・・・
過去と現在が交錯した不思議な時間を過ごした。
しかし、それも何日が過ぎ、現実が私の体を押していく。
そうやって歳をとっていくのだろうか。
私の夜空のむこうにも、確かに明日が待っている。


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