昨日と今日で8時間、本会議場にて「代表質問」が行われました。国会初日の施政方針演説に対する各政党代表からの質問とそれに対する返答が繰り返されます。この間、時折メモをとりつつ、「なぜ国会はものを決められないのか」と考え続けていました。
大きな根っこは政治家の誤解です。相手を下げることが自分(達)の評価(選挙!)につながるという誤った認識が無意識の領域も含めてはびこり、結果、「足の引っ張り合い(=決めないこと)」に結実します。
逆だと思います。現存する課題への貢献度こそが評価されるはず。そう考えて、それぞれの発言と行動を律している議員が所属政党を問わず多くいることも事実です。
先日、朝の駅頭でその主旨を訴えていた際、ある女性から声をかけられました。「私もそう思うんだけど、テレビじゃ揉め事しか放送しないんじゃない?」。確かにそうかもしれません。意義ある「決定(法案成立)」でも揉めない案件はあまり報道されません。
今国会には118本の法律が提出されることになっており、そのなかに、ひっそりと、ボイラー・タービン技術者選任の規制緩和を行う「電気事業法」の改正という案件があります。これは温泉(バイナリ)発電普及の障害(規制)を取り除く内容です。
昨年来、私が温泉発電普及に取り組んできたなか、メーカーを訪ねた際に預かった宿題の一つがこれでした。「温泉発電を導入するために温泉宿に『技術者を雇え』なんて法律(規制)では普及しません」、と。
⇒2010/10/13_「温泉発電(バイナリ発電)、神戸へ」リンク
今国会で法案が成立すれば、これを取っ払うことができるようになります。自然エネルギー利用を拡大していくなか、この地がリードできる分野に通じる「決めること」に私はこだわるつもりです。
「決められない政治」はギリシアのように結局はマイナスしかもたらしません。定数削減や人件費削減、社会保障と税一体改革(消費税)など揉める案件も、目立たないけれど大事な温泉発電関係法案も、「決めること」「前に進めること」のために、現在と未来に重い責任を持つ一人として全力を尽くします。
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