都内で開かれた安全保障関連のシンポジウムに出席。いわゆる米軍再編、正確にはGPR(Glonbal Posture Review)を受けた日本の安全保障戦略や基地問題のあり方を問うものであった。
神奈川県は今、ある意味一番ホットである。厚木や座間がしばしば観測記事に露出しているわけだが、「国」という視点から見る米軍基地の意味合いと、「自治体」という視点から見る意味合いの違いにいつも答えのなさを痛感する。
NIMBY(ニンビー)という言葉を聞いたことがあるかもしれない。Not In My BackYard。必要なのはわかるけど、うちの裏には作らないで、という問題。火葬場やゴミ焼却場、最終処分所などの新設において、地域住民の負担と自治体全体の必要性の相克が問題となる場合が多い。
今回の問題には、ただでさえ着地点の難しいNIMBY要素に加えて、国家単位での安全保障という要素が加わる。感情という問題が存在することも事実であろう。
今年の秋にかけて、この問題は神奈川県のみならず日本全体にとっても大きな意味を持つ。それは、その時だけ盛り上がる話ではなく、10年20年先にも通ずる大きな選択。一つの視点に縮こまらず、広い視点で、かつ独自の信念を持って注視していきたいと思う。