朝から晩まで選挙用の腕章をつけて街中を動き回るなかで、しばしば頭を垂れる稲穂を目にする。そろそろ黄金色に色づき始めた田んぼが多くなり、今月中旬から下旬にかけて始まるであろう稲刈りの季節を感じさせる。
この稲刈りと選挙。考えれば考えるほど「同じ」だと思う。選挙本番は稲刈りなのだ。
予め苗を育て、田んぼを養生し、耕し、水を引き、田植えを行い、肥料や水かさの管理を行い、季節の動きに注意を払い…。稲刈りはそんな目立たないがきめ細かい作業の先にある、ほんのひと時に過ぎない。
選挙はまさに稲刈り。日常からの地道な行動があるからこそ、本番で刈るべき稲が存在する。逆もしかりで、地道な積み重ねなくして、本番で刈るべき票は存在しない。その場合、やれることは、「自生」している浮動票という「稲穂」を当てずっぽうに刈り取るしかない。
「選挙が始まったときには選挙は終わっている」。つくづくよく言ったものだと思う。まあ、刺客騒ぎの選挙区では必ずしもそれは当てはまらないようだが、長い目で見て長続きはしないだろう。
ついでに「刺客」が「しきゃく」と読まれるが、正しくは「しかく」だろうと気になり続けている。広辞苑によれば、一応は「しきゃく」でもいいようではあるが…。明日(正確には今日)は5時起きでございますm(__)m
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