ウリ党がまた補選で全敗したとのことだ。以下、共同通信から抜粋。
【ソウル26日共同】公選法違反による当選無効などに伴う韓国国会議員の再・補欠選挙が26日、全国の4選挙区で行われ、野党ハンナラ党が全選挙区で勝利し、与党ウリ党が全敗した。(中略)投票率は40.4%。昨年4月の総選挙で、盧大統領の弾劾に反対する世論を背景に過半数を獲得したウリ党だが、その後に選挙違反による議員失職が相次ぎ過半数割れ。文喜相議長の新体制で巻き返しを狙った4月の再選挙に続く惨敗で、指導部の責任問題に発展するのは必至。(以下省略)
さきに訪韓した際の雑談のなかでも、「次はハンナラ党だろう」という話が多かった。2年半前、若年層とネットの熱狂のなか誕生した盧武鉉政権だが、今年2回目の補選全敗となると、この凋落傾向は反転不能だろうか。「熱狂」から生まれた政権は、雰囲気が変わるだけで、ガラガラと落ちていくのかもしれない。まあ、「熱狂から生まれた政権」というと、どこかの国の政権も同じ様なものだが。
雰囲気に大きく左右されるとは言うものの、外からみていて、その外交路線には不安感を覚えざるを得ない。なんというか、地に足がついていないように感じてしまう。
内政にしても、外交にしても、理想は大切。ただ、特に外交において、一言一言の虚実ない交ぜは常識だ。主権の及ばない他国が介在する外交領域において、より現実論が力を持つことは基本中の基本だろうと思う。上っ面の学術論だけを理想として成功した歴史的外交事例を私は知らない。
「地域のバランサー」や「東アジアの多国間安保」の発想は分からなくはない。部分的要素として考えても良いオプションではあろう。しかし、それは、あくまでも、国家間関係におけるドロドロとした現実、ベタベタの本音を認識した上に加味するスパイスだ。
まあ、だからといって、最近の日本で流行る直情的単細胞外交論には一切与するつもりはないんですがね(笑)
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