全国各地、夏祭りシーズンが到来。なんのかんの言っても日本人は祭り好きで、老若男女がなぜかウキウキする。小さい頃はあまり考えなかったが、それぞれの祭りの由来、地域性、継続していくための苦労・努力など、よくよく知ると深い楽しみもある。
妻の実家があることもあり、今年も真鶴の貴船祭に。船祭りは全国でも珍しいらしく、国の重要無形民俗文化財(だと思う)になっている。漁師の祭りだから、荒っぽいのは当たり前で、去年は船が転覆して"有名"になった。
全国ニュースにも取り上げられて、一時期話題となったが、地元の人にとってみればなんのことはない。あれだけ左右に船を傾けているのだから、落ちる人もいれば、転覆することもあるだろうし、騒ぐような話では…。と私も思うのだが、今年は、海上保安庁による警備が人員増とのことで、実際、私も目にした次第。
万一を警戒するという慎重さはそれはそれでいいのだが、あんまり慎重になるのもどうかと思う。はっきり言ってしまえば、多少のけが人が出るようなことは気にしなくてもいいように思う。改めて話題になっている小沢一郎の著書「日本改造計画」で、グランドキャニオンの断崖に「立入禁止」の立て札がなかったことを引き合いに、過保護・過剰反応の日本を改めるべき過去とした部分があったが、この貴船祭についても同じことが言えるだろう。
飛び込み禁止の看板と、(申し合わせがあったのか)ほとんどゆれない「安全」な船を見ながら、そうしたことを改めて考えた。まれに見るもやで、「音声のみでお楽しみください」モードの盛り上がらない花火は、そんな祭りへのちょっとした警笛だったのかな。
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