父親の還暦祝いにて、たまには家族でお泊りでもとなり、箱根に一泊。近いだけに旅行には行かないから、箱根泊まりは久々。
還暦と言えばちゃんちゃんこ。60にして赤ん坊に戻るという考え方からちゃんちゃんこを着せるしきたりだったと記憶しているが、赤い服を着せられて喜ぶ親ではないのでパス。
せっかくだから記念品をと思ってネット検索してみると、ガラスで出来た記念プレートが結構出てきた。そこに彫りこまれている文字を見て唖然。「…いつまでも元気で居てください…」。おじいちゃんへのプレゼントじゃないんだからと思った時、ハッとした。
昔は、60ともなればおじいちゃんだったのだ。平均年齢50そこそこの時代にあって、それは当然だったのだろうと思う。でも、今の時代、明らかにそれは違ってきている。団塊世代の地域デビューという言葉を最近よく目にすることも、60=老人=引退の通念が完全に成り立たなくなったことを示す。
日頃接する60台・70台の方、場合によっては80台であっても、まだまだみんな元気。こうした元気な年代の方々が、意思がある限り「引退」に追い込まれないようにするための社会通念、制度、法等々には、まだまだ手がつけられていないように思えて仕方がない。
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