新年早々、お堅い話題ですみません。「右」と「左」についてです。右翼と左翼というやつです。正直、私は右なのか左なのか分かりません。と言うのも、右って何?左って何?という中身が人によって全然違うから。右だ、左だと簡単にラベリングしようとする人に限って、「その右と左って何?」と聞くと答えが返ってきません。
安全保障政策の軸で右と左を考えている人からすれば、「保持していても行使できない」とする集団的自衛権の解釈を改めるべきと考える私は右。一方、権力による統制性の軸で右と左を考えている人からすれば、個人の内発性発揮を根源に据えようとする私は左。
少なくとも、これまでの習慣的な意味で使われてきた右と左という呼び方からすれば、私は「どっちでもない」と思っています。「右左どっちなの?」という話題になるたびに、「昔ながらの雰囲気的な右と左の区別はもう終わったよ」と言い続けてきた私ですが、そんな思いをもう少し補強してくれる良い本を読みました。
本の主題は「右翼と左翼って何?」です。過去半世紀以上を彩った右と左の対決構造に変わる新しい構図を示すことが意図されている著書ではありませんが、少なくとも現代に横たわる右と左という区別の限界を解きほぐしてくれ得る材料が提供されています。
浅はかななんちゃって右翼となんちゃって左翼には心底嫌悪感を覚える私ですが、もう一歩突き詰めた理論武装が必要だと再確認しました。当然ながら、机上論に終わらず、実態・現場に基づこうとする態度は、これまで通りの大前提。
お正月の集中読書期間?もこれで一区切り。読みかけの司馬良太郎が気になりますが、それは少しずつにするとして、しばらくは通常読書モードで行動あるのみ。結局、お正月用に買った本の半分も読めませんでした…。
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