岩手のコミです。
今回はゆっくり出来るはずだったのに。
2008年7月19日 唐桑半島‐気仙大島 10漕目
陸前高田を過ぎ、半島に向かう道に入ると急に濃霧が。
半島先端の観光桟橋に到着、出艇準備を行うが霧は深いまま。
気仙大島一周を考えていたが、今日はあきらめる。
多少の風はあるが、海は凪ぎに近い。天気はどんよりしている。
とりあえず、見える範囲で半島を岸沿いに西へ進むことにして出発。
出発して少し経つと霧が晴れてきて、視界が広がった。
大島側へ渡り、島の先端方向へ舵を切る。
途中の無人島の調査を行うべく、休憩も兼ねて上陸。
秋にここでキャンプをと思っている。
再び出発。
外洋に近づくにつれてうねりが大きくなる。
今日の相棒はタカヒロ。
僕からすると、2度の津軽横断や今までの海での経験を考えると問題ない海況だとおもうが、本人はまだまだシングル艇に自信がもてないらしい。
振り返ってタカヒロを見ると笑ってはいるが、もういっぱい一杯のようだ。
最初は一気に廻ってしまおうかとも思っていたが、
「やめとこか」と声をかけここで内海に戻る。
僕らは楽しむのが前提だから、しんどそうなとこ無理していくことない。
無理すると痛い目にあう可能性が高くなると思うし。
島の北側を出来るだけ漕ぎたいなとおもっていたが、
急に東風が上げてきた。真っ直ぐ進むのがつらい。
天気もこれ以上良くなんないようだし、これ以上漕いでも楽しくない。
撤収。
唐桑側に戻り、あとちょっとで観光桟橋というところで
けたたましいサイレンに気が響き渡る。
はっきりとは聞き取れないが、地震がどうとかとか言っているようだ。
あまり良くないことがおこったのはわかる。
全速力で一番近くの漁港にはいって、漁師さんに何があったのか聞く。
やはり地震があって津波警報が発令されたとのこと。
漁師さんから「直ぐに上がれ」といわれたので、その通りにする。
地震発生時は大島と唐桑の間。全然気づかなかった。
徒歩で観光桟橋まで車を取りに行き、艇を回収。

漕ぎ2時間、12km、徒歩1.5km、20分。
回収時にラジオのニュースが伝えていたが、
鮎川で20cm程の潮位の変動(津波?)を記録したそうだ。
今週が網地島でなくてよかった。
今回で今年シーカヤックでの地震とのニヤミスが2回目。
3度目の正直とかなしですよ、プレートさん、ほんまたのんますよ。