2010/3/14  12:10

OPERA ROYAL DE VERSAILLES 〜 ヴェルサイユで観劇〜♪  Mon coup de coeur

 サンノン村に引越ししてから一年半、大好きな観劇はほとんどあきらめていたけれど、毎朝息子を送りがてら聴いているラジオ・クラシックでヴェルサイユ宮殿の劇場が
再オープンし、オペラやコンサートを催していることを知った。ヴェルサイユならここから15分!しかも、シャトーの中の劇場!アントワネットも立ったことのある舞台!!!
 さっそく調べて予約。まずはモーツアルトの『ドン・ジョヴァニ』を観に行くことに。シャトーで観劇と聞いて、ダンナと息子もすっかり乗り気。
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 とっくに見学時間は終わって、真っ暗な中に浮かび上がるシャトー。目の前の駐車場もがらがら。昼とはまた違った華やかな中に厳かな印象。昨秋改装を終え、今シーズン初めて劇場として定期プログラムを企画したのだそう。どんな内装なのか、ドキドキワクワク。。。
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 劇場はシャトーに向かって右側。

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円柱の並ぶ神殿風ファッサード、明かりのついている真ん中の扉が劇場に続く廊下への入り口。ファッサードの右隣は王宮礼拝堂の内陣。

長い廊下の先、初めて入る劇場内。どんな内装なのだろう、ワクワク。今日の席は舞台右のボックス席。案内係の人にドアを開けてもらって入ると、そこは。。。

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 思わず、ほぉ〜〜〜とため息が出てしまうほど美しい世界。シャンデリアも天井画もステュッコも円柱も、なにもかもが高貴な華やかさで静かに輝いている。オペラ・ガルニエのように金が多用されているけれど、こちらの金はぴかぴかした金色ではなくて、赤みのある穏やかな金色。ルイ15世がルイ16世とマリー・アントワネットの婚礼に間に合わせて作らせた劇場。当時は劇場としてだけではなく、晩餐会やコンサートなど用途に合わせて多目的に使っていたのだそう。

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 舞台真正面の特等席は貴賓席。きっと当時、王と王妃、そしてそのおつきの人たちが座った席。。。なんだかここには外とは違う空気が流れているような、そんな気がしてしまう。18世紀ロココの時代にワープできる大きなタイムカプセル。。。

 この日の演目は、アントワネットと同時代人モーツァルトの『ドン・ジョヴァニ』。舞台装置も衣装も現代風でおしゃれな演出ではあったけれど、この場の雰囲気にちょっと負けてしまった感は否めなかった。でも、この劇場には、家族三人、大満足。駐車場はお城のまん前だし、うちから15分だし。いいとこ見〜つけた〜♪



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2010/3/6  12:23

THE JAPONAIS A PARIS 〜 寿月堂パリ  Mon coup de coeur

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 去年の秋からずっと気になっていたお店、寿月堂。仲良しのMさんと一緒にお茶をいただきに行ってきました。
 寿月堂は築地の海苔・お茶やさん。パリのお店は2008年10月オープン。場所はリュクサンブール公園とオデオンの間、rue de Seineの95番地、Gerard Mulotの向かい。昔Les Olivadesのあったところ。20年前よく歩いた懐かしいカルチエ〜♪

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 角地にあるお店は二面ともガラス張り。ウィンドウには雛祭りにあわせた茶器のディスプレイも。

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 茶葉とともに茶器や茶道具も並ぶ店内。

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 カウンターに座ってお茶もいただけます。茶杓でお湯をすくって、まずは茶器を温めて、、、丁寧に入れられるお茶をフランス人も静かに注意深く見つめていました。音のない店内でお茶を入れる所作を眺めながら、心が静かに穏やかになるひととき。

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 私は抹茶と羊羹をいただきました。

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 Mさんはほうじ茶と抹茶のサブレ。

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 カウンターは檜材。毎晩閉店後、汚れを拭き取ってから、牛乳を浸み込ませて磨くのだそう。やわらかい乳白色の檜の手触りはすべすべのお肌のようでした。

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そして、日本茶も然ることながら、今回楽しみにしてきたのは、隈研吾設計のお店そのもの。和の素材を使った建築で、今私が一番好きな建築家。パリの寿月堂の外観は和でも洋でもないガラスの開かれた空間。店内の基調は黒だけれど、外光がたっぷり入って明るい。壁一面は竹に覆われ、高い天井から降り注ぐ竹の雨。意外だけど違和感のない心地よいスペース。東京ミッドタウンのサントリー美術館も素敵だったし、ここも素敵〜♪しばらく隈研吾の建築追っかけになりそう。

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 地下へ下りる階段の壁も竹。

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 地下はギャラリー。日本茶の講習会も定期的に開かれているそう。

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美しい茶器の展示。

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 日本はもうすぐ桜の季節。最後に、桜の煎茶の茶葉を見せていただきました。ほんのり桜の香りがします。

 ワイン教室を主宰するMさんとお出かけするときは大抵ワインと食事。大切な友だちといつもとは違う時間を過ごす。。。新鮮な喜びを感じた午後でした〜♪

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2010/3/5  21:25

L'OPERA GARNIER 〜 オペラ座  Mon coup de coeur

 スキーバカンスの後半、今週一週間息子はピレネーへ。私は水曜夜、チケットをいただいて久しぶりにオペラ座でバレエ観賞。「ちょっと田舎」に引越してから、夜観劇に出かけるときはいつも家族と一緒だったけれど、今回はチケットも一枚だけだし、車で往復してみることに。調べてみると、オペラ・ガルニエで観劇の場合、ヴァンドーム広場の駐車場なら6時間まで割引価格が適用されるとのこと。というわけで、夕方村を出発、暮れなずむヴァンドーム広場へ。。。
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 オペラからもほど近く、数々の超高級ブティックが広場を囲む。

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最高級ホテルRitzもこの広場に。一度だけオンナ三人でバーで飲んだっけ。

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 無事簡単に駐車できてひと安心。最近パリの駐車場はどこもとてもきれいになった。昔は暗くて臭くて、とてもオンナ一人で夜の駐車場に入る気はしなかったものだけど。Brioche doreeで軽く夕食を済ませてオペラ座へ。19時半前、すでに暗くなってライトアップに浮かび上がるオペラ・ガルニエ。ナポレオン三世の時代に建設が始まったけれど、完成したときには、普仏戦争で敗れたフランスはすでに第三共和制の時代になっていた。でもスタイルはまさにナポレオン三世様式、折衷様式。
 ナポレオン三世はナポレオンの甥、はじめは大統領としてトップに立ったものの数年後には皇帝として君臨、ギリシャ・ローマ・エジプトを好んだナポレオンとはちょっと違うゴージャス好み。

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 大好きな彫刻、カルポーの『ダンス』。オリジナルは今はオルセー美術館に展示されていて、こっちはコピー。パリの公害、そして鳩の糞害のせいで傷みがひどかったせいらしい。当時、この彫刻はワイセツだと大きなスキャンダルになったそう。確かにファッサードのほかの彫刻と比べると、カルポーのこの作品は際立って生き生きしている。カルポーはロダンよりもちょっと前の人。

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 もうすぐ開演、オペラ座へと急ぐ人たち。今日の演目はバレエ『椿姫』。

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 オペラ・ガルニエの素晴らしい大理石の大階段。ブロンズや有色の大理石、金をふんだんに使って豪華絢爛。ミッテラン大統領のときに、バスティーユに新オペラ座ができて以来、区別するために、このオペラ座を設計したシャルル・ガルニエの名前をとって、オペラ・ガルニエと呼ばれるようになった。

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 21ユーロの席は四階Amphitheatreの正面席。有名なシャガールの天井画と同じ高さなのでここからは見えない。足を置くスペースが狭くてちょっときついけれど、舞台ほぼ正面、なかなかいい席〜♪今日の演目は『椿姫』。オペラの『椿姫』は有名だけど、今日はバレエ。全幕ショパンのピアノ曲に合わせた振り付け、どんな舞台になるのかワクワク。

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 20分の幕間が2回あるので、オペラ内を見学。上から見たさっきの大階段。この階段を駆け下りたら、気分はシンデレラ!?

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 この階段を上がった階には、Parterre(オーケストラ席)への扉が並ぶ。その扉を背にして反対側にぐるっと回ると、幕間、歓談を楽しむ空間Foyerがある。金をふんだんに使った装飾画と大理石、シャンデリアが眩いばかり。オペラ・バスティーユでは味わえない特別なスペース。

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 サラマンダー(火蜥蜴)の間を抜けると。。。

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ベルサイユ宮殿の鏡の間かと見紛うばかりのFoyer。大窓の向こう、バルコニーに出れば、そこにはオペラ通りの喧騒が広がる。劇場は時空非日常体験!ここに非日常的エスコートがあれば完璧なんだけどナ。

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 そしてカーテンコール。今日の主役はAgnes Letestu、美しくはかなく切ないストーリーにぴったり。衣装も舞台装飾も、シンプルだけど物語の時代や雰囲気を尊重した素晴らしいバレエでした。1978年作のバレエだけど、パリでの初演は2006年。数年前からずっと気になっていたバレエ、念願かなって大満足。チケットを下さったMさん&Mさん、ありがとうございました!
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2010/3/5  19:09

C'EST BIENTOT... 〜もうすぐ。。。  Maisons et jardins

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 冬の間、家では退屈そうな愛犬アレン。久しぶりにお日様が顔を出した日、アレンと一緒に庭に出てみた。すると。。。

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 松の木の根元に水仙の葉がしっかりと伸びているのを発見!いつの間に?庭のあちこちを見て回ると。。。

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 ここにも水仙!

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 こっちにはチューリップ!

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 芝生のあいだにはクロッカスが咲いてる!

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 数日後にはクロッカスが二輪。走り回るアレンに折られる前にパチリ!去年と同じところからしっかり今年も芽を出し葉を伸ばしている球根植物に感動。今年も春を知らせてくれてありがとう!

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 夏前にはあちこちに生えて、憎らしくて根こそぎ抜いてしまうパクレットpaquerette(ヒナギク)も、春先には可愛く見えるから不思議。

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 去年お花が終わった後すっかり放っておいたムスカリも、気がつけば小さな花芽が育ってる。春はもうすぐ〜♪

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 ヘーゼルナッツNoisetteの木には不思議な花が。いったいいつの間に。。。?

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 秋にはいっぱい実がつきますように。

まだまだ寒くてコートは手放せないけれど、日は毎日3分ずつ長くなっているそう。気がつけば三月、庭に出るのが楽しい季節の始まりです。
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2010/2/6  18:07

Buono, buono! 〜試してガッテン!?   Vive les gourmands!

只今、手作りお菓子に凝っています。。。

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今回は新作マカロンを試作。アールグレイ・パウダーが手元にあったので、アールグレー風味のマカロンに挑戦。上からクレープ・ドンテルを散らしてみたけれど、思ったほどのサクサク感は得られず、味も深みが足りず、ちょっとくどかった。やはり、抹茶味、チョコ・フランボワーズ味を超えるマカロンにはならず。。。残念。

私のお菓子作りはいつも実験感覚。未知のもの、普通作らないだろ〜というお菓子だと俄然意欲が湧いてきます。そしてなにより食べたい!と思うもの。

そして、最近続けて四回作ったのが、和菓子「黄身しぐれ」。この外がふわっ、中はしっとりという食感がやみつきに。。。和菓子の先生に教えていただいたのに、いざ自分ひとりで作ってみると、すっかりコツを忘れていて、一回目はふっくらとふくらまず失敗。二回目はふかしすぎてふくらみ過ぎ。こうして、やっと成功〜。ふかしたてです。
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黄身しぐれのやさしい黄色はゆで卵の黄身を白餡に混ぜているから。和菓子はほとんどあんこで出来ているのだけれど、餡に求肥を混ぜたり、米粉を混ぜたり、で食感に変化をつける。そして色と成形に季節感を盛り込んで、作ってみて初めて知る奥の深い世界でした。

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お重につめて整列。お茶席では四口でいただくのが作法だそうです。

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こちらは「亥の子餅」。11月26日にいただくお菓子だそう。亥の子とは文字通りイノシシの子ウリ坊のこと。求肥に黒胡麻と胡桃を混ぜ込んだ皮でつぶあんをくるんだもの。黄な粉とシナモンを混ぜた打ち粉を使ってウリ坊色に。地味な見た目だけれど、ぷくぷくおもちの食感に胡桃の歯ごたえ、ほんのり香る肉桂がたまらなく美味しいです。電子レンジだけで作れてしまう簡単和菓子、いまや我が家の定番おやつ。

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そして、これは和菓子のお教室で作った「花びら餅」。京都のお正月菓子で、ごぼうの甘煮を白い求肥ではさんだ和菓子。ほんのり中の白味噌餡をくるんだ求肥の桃色が透けて見えて、なんとも奥ゆかしくも雅な感じ。白い求肥は餅、ごぼうは干し鮎、餡に混ぜ込む白味噌、桃色の求肥はにんじんを象徴して、全体で京都のお雑煮を表現しているお菓子なのだそう。なら、なぜ「花びら」?餅???いろいろ調べてみたけれど、名前の由来は不明のまま。。。

。。。と、最近はすっかり和菓子モードな我が家のおやつ。お菓子作りは楽しいけれど、問題は、作ると食べなくてはいけないこと。当初は食べたくて作るのだけど、だんだん、よし今度こそここをああして、、、と実験に実験を重ねることになって、甘党の家族ですら食傷気味に^^;そろそろあんこのお菓子はお休みしないと。。。次はカステラに挑戦かな。冷凍保存もできるしネ!
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