2007/3/13

可愛い上海人  上海
先週の事。
3月8日は「国際女性デー」でしたね。
日本では、これと言って何にもしないけど。
上海の女の人にはいいことがあったりするんだよ。

その日、静安寺の地下鉄の駅からエスカレーターで上がって行ったら、小さい男の子が
「節日快楽!」と書いた手作りのカードをくれたの。赤いお花と星がいっぱい書いてあって、かすみそうの押し花がテープで貼ってありました。
幼稚園の3月8日イベントで、最上級の(今度小学校に上がる子)たちが、牛乳パックとかヨーグルトのカップで育てた花の芽や手作りのカードやプレゼントを、街に行く人にあげる活動をしてるんだって言っていたよ。

前に見たことはあったけど、貰ったのは初めて。可愛い上海人の男の子、ちょっと顔を赤くして、恥ずかしそうに渡してくれたの。とっても嬉しかったよ。この日は、他にもママが幼稚園に行って一緒にゲームをしたりするので、お母さん達には仕事を休んでいい日なの。彼も、カードをくれた後、ママと手をつないで元気に久光へ消えていった。
謝謝!小朋友! 今年は何だかいいことありそう。。。


上海では今「可愛的上海人!」と言う言葉をよく聞く。
半年ぐらい前から、テレビのCMや街角のポスターで見る言葉。
日本の人は「可愛的上海人」を「可愛い上海人計画」と言うらしいけど、本当の意味は
「上海人は上海の街を可愛がろう(大切にしよう)」っていうキャンペーンなの。
つまり、「マナーをよくしようね」ってこと。万博も近いしね。
今は、ネットの時代だから、上海も含めて中国人のマナーの悪いのは世界的に有名になってしまったでしょ? それは上海人自身もよく知ってる。
だから、みんな気をつけようよってことになっても、普段からやってる習慣のどんなところが悪いのか、なかなかわからなかったのね。
そこで、まずは学校で、「つばを吐くのはいけない。」とか、「ゴミはゴミ箱に捨てる。」とか、「ちゃんと並んで横入りしない」とか、「家でキレイにしてることは外でもやろうね。(上海人は家の中はキレイだけど街は汚い。日本人と反対だね。)」って教えることになったんだよ。子供が、家へ帰って、親に言うでしょ?で、パパやママも「そうなんだ!」となる訳。
もちろん、大人だって外国生活を経験したり、ネットや新聞、周りの外国人に聞いて、すでにマナーのいい人もいたけれど、最近は特に学校に通う子供がいる家族は、マナーがよくなってきたんだよ。
効果は? 最近の上海を見てくだされば解かると思いま〜す!
まだ世界の先進国基準には、届かないかもしれないけど随分キレイになったんだよ。

それに、地下鉄やバスでは老人や子供連れのお客さんが乗ってきたら、数人の人が一斉に席を立ってあげる。
まるで、座っていてはいけないみたいな勢いで、一度立った人は、気まずくて座れないから、ガランと席が空いてみんな立ってるみたいなことが時々ある。
なんだか、ぎこちないけれど「やってるぞ」ってのはよくわかるよ。
日本では優先席にお年寄りが座っていても寝た振りしているお兄さんとかよく見たけど、今の上海と比べたら、乗り物では上海の勝ちだね。

昨日は、タバコをポイ捨てしたお父さんと一緒にいた中学生の子が、吸殻を拾って、「パパやめてよ。」ってゴミ箱に捨てるのを見たよ。お父さん「不好意思(ごめん)」を繰り返していた。
エレベーターやお店のドアのところで、後から来る人を待ったり、「不好意思」とか「謝謝」とかよく聞かれるようにもなった。
今、上海人の間では「お金と品格を手に入れてこそ豊かな人になれる。」という意識が芽生えているんだね。
上海は「外上海人」も多いから「真の上海人の誇り」に訴えかけると、意識の改革なんて世界一早いと思う。

とにかく上海では、すべてが早い。街の景色が変わるのも、流行も、人の意識も。
「日本が10年以上かかってすることを、上海は3年で完了する。」ってママが言ってた。
乗り遅れないようにするのは結構しんどいかも。

「めいちゃんも、上海の街を大事にして可愛い上海人になろうね。」
は〜い、わかったよ爸爸。


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2007/3/9

近況2  上海
めいちゃんのウチは相変わらずです。

爸爸は春節明けでちょっと仕事も落ち着きモード。
今日から、福建省に出張してるよ。
メタボリックなお腹は変わらないけど、食事には気を使っているみたい。
毎年春節の休みが明けたら故郷に帰った社員の人の何人かは戻ってこないのだけど、今年は全員デスクに向ってるって喜んでる。
一昨年、成都へ帰ったきりやめっちゃった楊小姐から年賀状が来ていた。
「老板(社長)の所やめて成都で就職したけど、給料は4分の一になったので、アホらしくて辞めました。結婚したので報告します。」と可愛い赤ちゃんと旦那さんの写真が入っていた。
楊小姐、爸爸の会社にいた時は毎週金曜に大きなバラの花束が届いたり、30分に一回は彼氏から電話がかかって来て爸爸を悩ませていたんだけど、「幸せになってよかったね。」と珍しく寛容。5月にイタリアに出張に行くから爸爸そのことでいっぱいなんだね。
機嫌のいい今なら、何でも買ってもらえそう。


ママも変わらず日本と上海を行き来しながら忙しい。
5月の爸爸のイタリア行きにどうやってついて行こうか、作戦を練っている模様。
去年の暮れにとうとうめいのパソコンが壊れてしまって、ママが日本から新しいのを買ってきてくれるまでは何にもできなかった。やっと、海外メールも日記も復活できた。
ママ感謝!!

お兄ちゃんのお気に入りは、上の階に住んでるリーナ。
でも春節前に引っ越して行っちゃった。
日曜の午後、ママとめいとおにいちゃんが下へ行くと、大きなトラックが止まっていた。
「荷物からして外国人の引越しね。」とママ。
後からエレベーターで降りてきたのはリーナの一家だった。
「引っ越しちゃうんだ。」とお兄ちゃん。
リーナのパパが「浦東に新しく家を買ったんだ、ここは借りていただけだから。」
あ〜ぁ、お兄ちゃんかわいそう。
リーナは大きな熊のぬいぐるみを抱えて「ダスビターニャ〜!」と手を振っていってしまった。リーナが中華包丁の足だったかは解からないけど、縁があればまた会えるって。

奶奶は、体の調子もよくなって今のところ安定してる。
去年の秋、心労がたたって入院してから、爸爸と同様健康に気を使い始めた。
奶奶の心労とは、爸爸のお兄さんの事。
昔は爸爸の会社で働いていた。っていうか書類上の共同経営者だったの。
でも、仕事はしないし会社のお金使い込んでその上「BMW買う」って言い出したので爸爸と大喧嘩。兄弟の縁を切っていた。別れるとき、会社の権利と現金50万元、マンション、車を渡して、爸爸は新しい会社を起こさなくてはならなかったの。そのお兄さんが、去年の秋ヤバイ仕事に手を出して公安のお世話になってしまった。
爸爸は、弁護士やら裁判所を走り回って手を尽くしたけど、実刑を受けて最近出所。
切れていた兄弟の縁は復活。奶奶も安心してるってわけ。
でも、ママが言うには「爸爸の苦労が増えただけ。」爸爸は「奶奶が幸せならいいんだよ。」っていつも言ってる。

めいの家の隣にはフランス人の男の人が1人で住んでいる。
エレベーターで一緒になるとすごくイイ匂い。きっと高い香水なんだろうな。
12階の夕方出勤の小姐の香水とは違う。あれは吐きそうだもん。
ママがシャネルオムの何とか(忘れた)って香水だって言っていた。
春節なのか、彼女ができたのか知らないけど、ドアのノブに紅いバラがつけてある。
部屋の前を通るだけでもすごくいい匂いがするんだよ。
ステキ、めいちゃんフランス人の彼氏がいいな。
「やめとけよ、フランス人の男は3日に一回恋をするって言うぜ!」
お兄ちゃんの友達と一緒にしないでよ!
でも、隣のおにいさんのルックスは全然めいの好みじゃな〜い。残念だけど。
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2007/3/5

近況  
長い間お休みしてしまいました。
だって、何回書いても、投稿すると消えちゃうんだもん。

とりあえず、新年好!明けましておめでとう!メリークリスマスなのだ!

ママが、新しいPC買ってくれたので、また頑張って書くよ〜ん。
よろしくでっす!
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2006/10/24

涙のダイエット  美容・コスメ
糖尿病と心臓病で入院していた奶奶が家に戻ってきた。
少しやせたみたい。
そして、ママがいないのに、食事は薄味になった。
ママは、いつも「塩分取りすぎは身体に良くない。」って、薄味料理を作っていたのに、奶奶は、自分のお皿に取り分けてから、こっそりお塩をかけていたの。
でも、さすがに懲りたのか、今は阿姨が作った薄味の料理でも我慢して食べているよ。
「死にたくないからね。」
ついこの前まで、「死んでもいいから、美味しいものが食べたい。」って言ってたのに。
う〜ん、日本のママに聞かせたいよね。
心臓に負担がかからないように痩せなくちゃいけないとも、お医者に言われたらしい。

でも、本当にめいが一番心配なのは爸爸の体のこと。
秋になってまた一段と忙しくなった爸爸。家で夕飯を食べるのは三日に一度。
外でどんなもの食べてるか考えただけで心配になるよ。
だから、めいね、会社の愉おじさんに頼んでおいたの。
「爸爸がカロリーの高いもの食べないように見張っていてね。」って。

爸爸ね、何日か前に仕事で郊外へ出かけたの。
そこでは、たくさんの別墅(1戸建の家)を建てていて、最終的には高級住宅街になるらしい。
そこの持ち主、つまりオーナーとランチするはずが、「君って食事制限があるらしいね。」と、急遽ご飯はキャンセルで、仕事場で会うことになったらしいの。作戦成功!
オーナーさんは品格のある上海人なんだって、爸爸が言っていた。

「今は最初の2棟ができたところでね。」
と、説明を聞いているところへ、2台の黒塗りの高級車が敷地へ入ってきた。
ここからは爸爸の見たままを聞いたまま書くよ。

車から、でっぷりした男が取り巻きの何人かと降りてきた。
オーナーは「ここは関係者以外は入れないはずだが。」
すると男は、ぶっきらぼうに「オーナーはどこだ。」
「私だがなにか?」
「あんたがオーナーか?この別墅、売ってくれ。いくらだ?一億か二億か?金は現金でもいいぞ。」と横の男に目配せすると、大きなトランクに詰った100元札を見せた。
「足りなけりゃまた後で持ってくる。」
言っておくけど一億とは「元」だよ。日本円で一棟は約15億円?!しかも上海のずーっと郊外で?爸爸は正直にこう思った。「おっさんアホか?」
オーナーは「今はお売りできません。完成する頃には公開募集をしますから、その時また来てください。」
「そんな事言わずに今売ってくれよ。金ならいくらでも現金で用意するぞ。」
「残念ですが・・・売れません。お帰りを。」
爸爸はこうも思った。「このオーナーもアホか?こんな郊外で一億元なんて売れるものか、さっさとおっさんに二億で売っちまえ!」
車が去った後、オーナーは言った。
「私達はね、家を作って売るのではなく、街を作ってその価値を提供するのが目的なんです。環境には特に気を配らなくてはなりません。」
なるほどと爸爸は思った。
「今の人は何者ですか?」
「どこか北の方の街の炭鉱主らしいですね。何回も会いたいと連絡を貰いましたが、ここの環境には似つかわしくないようでね・・・。彼だけではないんですよ。ああいうのが毎日のようにやってきます。」
「実際ここは、いくらぐらいなんでしょうか?」
「・・・どうでしょうか?お客様次第でしょうな。」とオーナーが薄笑みを浮かべた時、爸爸はぞっとした。彼はさっきの男の付けた値より、高く売る自身があるようだった。

見てみたいな、その別墅。きっとお城みたいなすごい家なんだろうな。
でもね、その事があってから、爸爸は何故だかダイエットに励んでいる。
食事の管理と運動で2キロ痩せた。
もしかして、今まで身体を通ってトイレに流れていた食費を浮かせて、15億円のマンション買うつもり? それとも、太ったお腹を自己管理のできないと、品格のある紳士にはなれないことに気がついたのかな。
でも、今のスタイルなら、ううん、もう少し頑張ればきっとママも爸爸の事見直すと思うよ。
頑張って爸爸!!
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2006/10/9

仲直り?  
安倍総理が北京にいらっしゃいました。
よかった。今まで見たいに冷え切った日中関係はいけないよ。
上海では、中国人も日本人も結構仲良くしてるんだもん。
仲を引き裂くような外交はよくないよね。

だって、中国人の友達に「靖国神社ってぇ・・・。」って切り出されると、いつもとっても嫌な気持ちになる。「どう思う?」って訊かれても答えられないんだよね。
そんな時、「めいだって日本ではお正月に神社へ行くよ。」って笑い飛ばそうとすると、「靖国神社」がなんだかわかっていない友達は、すぐ切れて「中国人が日本の神社へ行くな!」って言われて喧嘩になっちゃう。

その後は、「日本に住んでる中国人の子供はいつも学校で虐められてる。」とか、「お祖母ちゃんやお祖父ちゃんに訊いた昔の話」を持ち出す子とかがいて、会話にも議論にもならないんだもの。
日本人の評判は最近悪いんだよ。上海にはすごい数の日本人が住んでる。人口で見ると200人に一人は日本人なんだって。上海に住む外国人では間違いなくトップ。
家の近所は色んな外国人がいて、特別日本人が多いとは思わないけれど、お兄ちゃんの計算ではそうなるらしい。

この前、タクシーの運転手さんが日本人よりOO人の方が嫌いって言ってたけど、「第2位は日本人だ」って言っていた。(第一位がどこかは言えないけどね。)
きっと、日本人と付き合ったことのない人が、「そう思うんだ」って思いたいけど、200人に1人も日本人が居るんだから、そうともいえないよね。

でも、ニュースの中で中国人の気持ちを踏みにじる日本の総理の行動は日本人嫌いに拍車をかけているのは間違いない。
爸爸が言うには「昔、上海人にとって、日本人は憧れの存在だったんだよ。もちろん戦争の時の事は良くは思えないこともあったけど、でも1980年頃は山口百恵やおしんのドラマで、日本人に対して尊敬の気持ちがあったんだよ。」
なのに?
「なのに、90年頃から日本に行った上海人が帰ってきて、日本人も上海に来るようになって付き合い始めたら、嫌な部分が鼻についてきたんだよ。」
なんか、ママの事言ってない?
「違うよ。心配しないで、ママとは喧嘩しているわけじゃないから。」
そうは見えないよ。
「なんて言うか、お互いに、ちょっと息抜きしてるだけだよ。」
そうなんだ。

安倍総理が来て、日中関係が回復するように、ママと爸爸の日中関係も回復してくれたらいいのにね。

そういえば、今日は北朝鮮が、核実験をやったらしいね。
これを機会に日中(韓も含めて)仲良くできたら、ジョンジョンに感謝だね。

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2006/10/8

なんか、元気でない。  
国慶節のお休みが終わって、上海は日曜日なのに平日モード。
このところ日記を書きたくても、色んな事ありすぎで、PCに向う気分になれないの。

ママは、爸爸と喧嘩したまま日本へ帰ってしまったの。
帰るのは予定通りなんだけど、冷戦状態のまま帰るのはよくないよね。

お兄ちゃんの誕生日で、家族で大きなケーキを食べた次の日。
糖尿病の奶奶が体調を崩して入院。
心臓も弱っているとかで、退院の見通しは立っていない。年寄りだから手術ができないって、お医者が言うの。
お見舞いに行った爸爸はついでに検査を受けたら、やっぱり糖尿病の危険ありでショック。
その帰りに病院の駐車場で、9月に買ったばかりの車を当て逃げされて、運転していた大叔は、パパが出張から帰ってきてから音信不通。
ママは毎日電話をくれるけど、爸爸は「大丈夫だから仕事をキャンセルして帰ってくる必要は無いよ。」なんて言ってるし。

国慶節の休みなんてどっかへ飛んじゃったみたい。
現在、めいちゃん家は嵐の真ん中にいるみたいです。

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2006/9/28

我が家の日中戦争  家族
やっと通院生活から開放されたけど、まだ家からは出られず。
やることないよぉ。

今回のめいの病院通いで、爸爸とママは大喧嘩。
もう、我が家の日中戦争勃発です。

日本から帰った日、常夏29℃の日本から23℃の雨の上海は、ちょっときつかった。
飛行機の中で、「上海の気温は23℃。」とアナウンスがあって、ママは「32℃の間違いでしょう。」と笑い飛ばしていたら、飛行機の外は、まるでエアコン効きすぎの爸爸の部屋みたい。ママもめいも袖なし生足の超リゾートスタイル。
空港を出る頃には鼻水すすってました。

迎えに来た爸爸(結局日本には来なかったんだよ)と先に帰ったお兄ちゃんが長袖着て立っていたの。
寒さにはもっぱら強い二人がそんな滑降してるくらいだから結構寒かったんだよね。

で、次の日、当然お熱が上がっためいちゃんは、ママの持ってきた日本の解熱剤を飲んだけど、熱が下がらない。
「めいは、半分中国人だから中国の薬の方がいいよ。」
と、その次の日は中国の解熱剤を飲んだの。
でも、熱は下がらない。
ママは、「病院に行った方がいい。」と「上海イエローページ」で日本系の病院を探し始めた。
爸爸は「浦東や古北なんて、そんな遠いところまで行くより、近くに中国の大きな病院があるじゃないか。」
と言って、めいを連れて行ってくれたの。

日本は、何かあると、ママがすぐに病院に連れて行くから、薬も病院で処方してもらったよく効く(市販のものより処方箋の方が強い薬なんだってね。)薬を飲んで、風邪も早めに治っちゃう。
上海では、人は滅多に病院へ行かない。処方される薬も、普通に薬局で売っているのと同じで、そんなに変わらないし、病院は日本に比べて清潔感がないから、風邪ぐらいで病院にいくのは小さな子供ぐらい。
でも、今回のしつこい熱とひどい咳に、爸爸もママも普通の風邪ではないと思っていたらしい。

結局、通院最初の日は「風邪です。」と言われて点滴して帰ってきたけど、夜中にまた、39度の発熱。そんな通院が3日続いたけどよくならず。

上海の病院は、カルテは自己管理。毎日カルテのB6サイズの手帳を持って、診察をうける。大きな病院のせいか、毎回違うお医者さんで、みんな若いお姉ちゃま。
爸爸が言うには、「年を取った経験や実績のある先生」は重病しか診ないんだって。
お姉ちゃま先生は、こちらの話を聞いてカルテにメモを取って、聴診器を当て、のどを覗いて、無言でカルテを返す。
爸爸が「肺炎じゃないかな。」と言うと、「あ〜ん?扁桃腺が腫れてるだけです。3日も薬と点滴すれば治るでしょ。」その態度は、お医者さんというより、事務のお姉さん。
そんなやり取りしてる間にも次の患者がお医者さんのテーブルの前を囲んで自分のカルテを差し出している。診察室の外で待つなんてことはありえない。
こんな感じだから、みんな病院に行きたくないんだよね。

全然よくならないので、4日目はママが付き添い。
その日はたまたま、中年の男の先生だった。
「英語わかります?」ママは切り出した。
「いいですよ。」
ママは、これまでの病状と「肺炎だと思うからレントゲンと血液検査をしてください。」
と、何度も訴えた。
この先生はいつもと違い、喉や眼を見て(日本ならいつもやることなんだけど)
「わかりました、検査しましょう。」と言ってくれた。
結果が出て、レントゲン写真を見て、ママは、「肺が真っ白じゃないの!」とご立腹。
先生の一言。「間違いなく肺炎を起こしてる。何でこんなになるまでほっておいたんだ?」
おいおい。もう4日も毎日来てるんだけどぉ。
「入院は必要ないが、家ではベッドから出ないように、毎日点滴に来なさい。甘いもの、冷たいもの、メロンとみかんは食べちゃダメ。あと、揚げ物と海鮮も咳が酷くなるから食べないで。熱が下がっている時はシャワーしていいけど、昼間にするようにね。なんかあったら、すぐに病院いらっしゃい。」
じゃあ、アイスもケンタッキーも、エビフライもだめなの?食べるものないじゃない?
頭は痛いし、だるいけど、食欲はあるんだよぉぉ!
「だめ!」

そして、点滴コーナーで、ママの電話で駆けつけた爸爸と、ママは当然大喧嘩!
大きな病院だから、点滴コーナーには60のベッドとほぼ満員の患者さんが点滴中。
ママと爸爸の日本語の大喧嘩は、点滴中の暇つぶしにはちょうど良い。
ママは何時になくヒートアップ。
「最初に日系の病院に言っていれば、肺炎なんかにならなかったわ!」
「そんな事は今更言っても仕方ないだろう。」
「あなたは、大事な娘を殺す気なの?」
「そんなわけないだろう。」
患者さんたちは、点滴の棒を持って、付き添いの人はおやつの袋を持って、めいのベッドには人だかりができちゃった。
恥ずかしいよ、もう!
爸爸がママの言うことにいちいち反論するから、ママは、病院を飛び出していっちゃった。
爸爸追いかけなくていいの?
「大丈夫だよ。子供じゃないんだから。」
その後、病院の点滴コーナーに残された爸爸とめいは、あまりの恥ずかしさに、点滴が終わるまでずっと日本語で話し続けて、日本人を演じるしかなかった。
だって、爸爸が上海人だってわかったら、隣のベッドのおばあさんの細かいインタビューにいちいち答えなくてはならないから。
「なんだい?日本語じゃあよくわかんないが、何で喧嘩したんだい?嫁は大事にしなくちゃね。」と言われて、「我是日本人 中文不知道」と日本人なまりの中国語で答えていた爸爸・・・可愛い。

ママはそれきり病院には現れず、家に帰ってきたのは随分夜遅っかったみたい。
次の日、久光や伊勢丹や、ブランドショップの紙袋がママの部屋に散乱していた。
我が家の日中戦争の新たな火種にならなきゃいいけど。

つづく。
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2006/9/22

上海に帰ってきたけど  
上海に帰ってきたけど、常夏29℃の日本から帰って来た日、上海の気温は23℃寒すぎる。ここ3日ぐらいは天気もよくなって、気温も上がって来たけどね。

めいちゃんは肺炎になって1週間寝込んでました。
やっと、昨日熱が下がって、今日はPCの前に座ったけれど、まだ頭が重〜い。
今、上海は体調崩して風邪が悪化する人が増えてるみたい。
皆さんも気をつけてください。

で、今日もこれから点滴しに病院行ってきます。あ〜ん、これからあの汚いベッドで2時間かあ。また熱でそう。
しばらくお休みごめんなさい。
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2006/8/29

遅すぎる爸爸  
今度の土曜日。やっと爸爸が日本に来れるって?
今度の土曜はもう9月。夏終わってるじゃん。
おそ〜〜〜〜い!

でも、いっかぁ。来れるのなら。
今日の上海はとうとう「高温警告」が出たらしい。
天気予報の最高気温は38℃って言うけど、爸爸が言うには、「絶対に40℃は超えてる」らしい。今日は外を歩くことが多くて、午前中だけで、「汗でぬれたシャツを2枚も変えた。」って言っていたよ。
本当にお疲れ様でしたぁ。

「そういえば、めいちゃん達が日本に帰った日の夜、マンションの広場でお祭りやっていたよ。遅くまで音楽が流れていた。」
え〜、残念。上海のマンションの夏まつり行きたかったなぁ〜。
でも、爸爸が来る頃、日本の夏祭りはもう全部終わってるね。
「仕方ないなあ。金魚すくいやりたかったんだけどなぁ。」
爸爸の大きな手が金魚すくいしてるのって創造しただけで笑える。
まるで、小魚とろうとしてる熊だね。

やっと、爸爸が来て、うちは遅い夏休みができそうです。
何処行こうかなあ。
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2006/8/28

お兄ちゃんの失恋  事件
とうとう、お兄ちゃんゆめちゃんにふられたんだってね。
「違うよ、こっちから嫌になったの。」
そうかな。
でも、今度は、ユウカちゃんと上手くいきそうじゃん。
ユウカちゃんの足は、中華包丁だよ。OK!でもロシア人ではないけど。
いいかもいいかも。(意味のわからない人は「お兄ちゃんの彼女」読んでね)

でもどうしてお兄ちゃんの好きになる子は強そうなお姉さんが多いんだろうか?
ひょっとしてお兄ちゃんて、マザコン?きも〜。

でも、残念ながら、ユウカちゃんには、すごいイケメンの彼氏がいたんだよね。
それが、発覚でいきなり失恋。
弱虫!戦い挑んで負けるならいいけど。「もうだめだ〜。」って敵前逃亡。
情けないなあ。

昨日、お兄ちゃんのためにって、めいがユウカちゃんを家に誘ったら、イケメン彼と一緒にやってきた。こりゃもうだめだな。もう終わりだね。
結局お兄ちゃんと、めいとユウカちゃんのカップルと24時間TVのイベント見に行く羽目に。
なんで、お兄ちゃんとめいがカップルになるんだよ。情けな〜い。
でも、イケメンの彼、めいのタイプじゃないから、お兄ちゃんのがマシかもね。
しっかりラヴラヴの二人を見せ付けられて、お兄ちゃんかわいそうだったかも。

これから、寂しい秋ですね。あ〜ぁ、お兄ちゃんの春は何時来るのかな?
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