5月22日付け
pokoponにっきの「
今日の科学」で「4を究める」という記事が上がっている。
これは一見科学的な装いを凝らしてはいるが、思い込みに基づいた非科学的な記事であると言わざるをえない。なんといっても不思議な数は4ではなくて2であろう。そもそも4は2の2乗である。2たす2といってもよい。昭和を象徴する巨人軍・長嶋茂雄選手は「次男」。古くから伝わる「二人三脚」「同行二人」「二宮尊徳」といった四字熟語から現代のペアルック、コンピューターを動かす二進法まで日本の文化には2が欠かせません。数学の上でも2の倍数にだけ偶数という特別の名前がついています。こどもの日は5月5日ですが、今日は5月22日。この機会に不思議な数2を究めてみましょう。
野球のスーパースターのほとんどは次男だ。たとえば長嶋選手も次男だったし王貞治も次男、野村克也も次男(のはず)、松井秀喜も次男であるのはただの偶然とは思えない。そしてなんとイチローも次男である。なんでイチローなのに次男なんだよと思うのが素人の浅はかさで、イチローが輝いたのは次男、つまり2番目に生まれた男子であるからというのが「日本二大協会」のとらこさんの説である。
人間の身体でも大事なものは大概2つある。おっぱいやたまたまも2つであるが目も2つ耳も2つであることを考えると生物学的にも2は特別の意味をもつ。二重まぶたは美人の条件であってさらに二の腕が細ければ言うことがない。
おめでたいときは「紅白」葬式には「黒白」と二色を使う文化がある。運動会だって紅白歌合戦だって赤勝て白勝てであって、前後、左右、表日本裏日本まで伝統的な二分法の思考というものは侮れない。ビールでいうならキリンとアサヒが双璧であって、いやビールはエビスに決まっているなどというのは海原雄山の回し者である。双子はしばしば連ドラの主人公に選ばれるしピンクレディーも二人である。ビートルズは4人だったがはっきりいって重要なのは2人だけであとの2人はおまけみたいなもんである。
そもそも日本国は、イザナギとイザナミの二人の神様が造ったのであり、それをいうならアダムとイブだって二人だしSMは最低二人いなくては成り立たない。あ、別にSMでなくたってせっくすは最低2人いなくちゃ成り立たないじゃないか。
言語学的にいえば「2」を特別扱いする言語は多く(注:ここは本当です。)古くはサンスクリットから現代の太平洋地域の言語など単数、双数、複数の区別を持つ言語は多々ある。
だんだん面倒になってきたというかよくこんなので新聞記事一本も書いちゃったよなと思うのが実感であるが、pokoponにっきと本記事と、
朝日新聞の科学面にDO科学というタイトルで載った記事の中でどれが科学的といえるのかについては読者諸賢の判断にゆだねたいと思う。