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2007/7/12
「至福の時間」
本部・水中写真
来週の月曜は「海の日」でございます。これはダイバーのためのお休み(オイオイ、それはちょっと言い過ぎやろう)でございますから、当然潜りに行こう! と意気込んでいる方もたくさんいらっしゃることでしょう。わたくしめも同様で、日本海へ日帰りをしてこようと思っております。
だが、しか〜ぁし、来てるんでございますよね、台風さんが。日本海へ日帰りといったようなプランでは、大した被害はございませんが、3連休を利用して沖縄あたりへと、かなり以前から計画されていた方にとっては、台風さんの進路とスピードは、さぞや気がかりでございましょう。トットと通り過ぎてしまうように祈っております。
さて、先週、夏を先取りしてきたわたくしでございますが、かの美ゅら海水族館にも寄ってまいりました。ここは2度目の訪問でございますが、大水槽の中を優雅に泳ぐジンベイザメちゃんやマンタちゃんたちは、何度観ても見飽きないものでございます。この水槽の中に入って一緒に泳いでみたいと思うのはわたくし1人ではありますまい。しかし、それは適わぬ夢でございますので、せめてもの思いで、大水槽の前に陣取り、接近してくるジンベイザメちゃんやマンタちゃんを撮影させていただいたのでございます。
2大スターがすれ違ったり、つながって泳いだりするのは、現実世界では、まずありえないことでしょう。しかし、この大水槽の中では当たり前のように繰り広げられております。ああ、思い出すだに、至福の時間でございました。「やっぱり海が好き」。どこかで見たキャッチフレーズがフラッシュバックいたします。
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2007/7/10
「横丁のアイドル」
本部・水中写真
先週末、沖縄でひとあし早い夏を堪能してまいりました(うふふ)。梅雨も明けた沖縄は今、絶好のシーズンで、青い空に白い雲、透き通ったクリアーウォーターに、コンガリと焼けたおねいさまたちが大挙して浜辺を闊歩しているのでございます。ええ、ええ、それはもうわたくし、たっぷりと“眼の正月”を楽しませていただきましたです、はい。
水の中は、と申しますと、水温は28度台で熱からず、寒からず。サンゴのすき間には今年誕生したばかりのベビーがたくさん見え隠れし、このシーズンならでは、のカワユイシーンをいっぱい味わうことができました。本日の「思い出の1枚」はそうしたなかの1カット、ハタタテハゼちゃんの幼稚園でございます。ハタタテハゼちゃんは幼魚の一時期だけ、このように群れるのだそうでございます。
ごく普通の水深で、ごく普通に出会うため、ハタタテハゼちゃんは少々お安く見られがちでございますが、とってもきれいなグラデーションのお召し物を身にまとっており、十分美人なのでございます。あと少しだけお住まいの場所が深めでございましたら、アケボノハゼちゃんやヘルフリッジちゃん同様、カメラおぢさんたちのアイドルになることは必至なのでございます。でも、ごく普通にお相手をしてくれる分、気楽にお付き合いできるというものでございます。いわば、横丁のアイドルと申せましょうね。
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2007/6/24
「サンゴのおめでた」
慶良間・水中写真
わたくし、長年ダイビングを楽しんでまいりましたが、サンゴちゃんの産卵は、恥ずかしながらこれまで一度も拝見させていただいたことがなく、かねてから見てみたいものだ、と思っておりました。そこで、今年は専門学校の撮影実習をサンゴの産卵シーズンにあわせてセッティングし、長年の夢をかなえたいと意気込んだわけでございます。
しかし、沖縄はこの時期、梅雨でございます。昼間は問題なく潜ることができましても、夜の海は少しでも天候が悪化すればボートを出航させることはできません。安全のためには当然のことでありますが、夕方からビールも控えてスタンバッているさなか、「本日中止」の知らせが届いたときは、やはりちょっぴり残念でございました。でも、座間味に滞在中、何とか2回、ナイトダイビングを行うことができました。
1回目のナイトダイビングが空振りに終わった次の日、わたくしは学生諸君とこんなふうにしゃべっておりました。
「先生、今夜は産卵するかなあ?」
「どうやろ? これだけたくさんのサンゴがいるんやから、なかには『もう、我慢でけへんわ。わたし、ひと足お先にいかせていただきます! ひっ、ひっ、ふ〜!』なんて言ってるサンゴもいるやろなあ」
こうした噂話がサンゴちゃんの耳に届いたはずもございませんが、その晩、初めてサンゴちゃんの産卵シーンに立ち会うことができました。あちらでポロリ、こちらでチラリと、一斉産卵には程遠い小規模出産ではございましたが、やはり生命が誕生する瞬間は神秘的かつ厳粛でございます。わたくし、とっても感動させていただきました。
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2007/1/24
「ライステラス」
陸上写真
「耕して天に至る」という表現がございます。お百姓さんが少しでも収穫を上げるため、山の斜面を畑や田んぼにして作物を植えている状況を表した言葉だそうでございます(ほぉ〜)。そういう田んぼを、日本では棚田と呼んでおりますが、この棚田、バリ島にもございまして、外国ですから「ライステラス」などとハイカラに呼ばれているのでございます。
バリ島は常夏の島でございますから、植物の成長は目を見張るほどで、お米も年に何度も収穫できるようでございます。稲の種類は日本の小粒で丸いタイプとは異なり、大粒の細長いものでございます。インディカ米と呼ばれるタイプで、これが焼き飯にはピッタリ! ナシゴレンという焼き飯は、バリの日常料理なのでございますが、ライステラスの写真を撮影しながら、わたくし、「今日のお昼はナシゴレンに決まり!」と密かに思ったのでございますよ。
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2007/1/13
「早起きは三文の得」
陸上写真
トランベンに到着後、わたくしたちはダイビングを楽しんだのでございますが、一夜あけた次の朝、カメラを持って散歩に出かけました。わたくしたちが泊まったのはアメッドという村にあるホテルでございますが、そこのビーチからはバリ島の霊峰アグン山がきれいに見えるのでございます。
このアグン山、日本の富士山と姿かたちが全くウリ二つでございます。手前の砂浜に並んでいる漁船の形が少し異なりますが、一見すると伝統的な銭湯の壁に描かれている書き割りのようでございましょう?
ただ、今の時期、バリ島は雨季でございますから、アグン山がきれいに見えるのは早朝の一時期だけ。お昼前には雲がかかり、午後からはスコールがやってきますので、山そのものが見えなくなります。学生さんたちにもそのことを伝えておきましたので、普段は朝寝坊の彼らも朝早くからカメラを片手にビーチを散歩しておりました。
穏やかな海に、まぶしいばかりの朝日、輝く霊峰アグン山と、風景写真のおもしろさを堪能したわたくしでございますが、ホテルの前のビーチにもどってきたとき、朝早くにもかかわらず水泳を楽しもうとするヨーロピアンの女性と出会ったのでございます。朝日の中にシルエットで浮かび上がった抜群のプロポーションに、わたくし、思わずクラッとなりながらも、シャッターだけはしっかりと切らせていただきました。本日のサービスカット、「ビーナス誕生」。まさしく「早起きは三文の得」でございます。
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2007/1/10
「異文化交流」
陸上写真
それにしても、バリ島のみなさんはフレンドリーでございます。今回は写真学科の学生さんたちが一緒でございますから、車で移動中にも窓を開け、街ゆく人たちの様子をパチパチと撮影しているのでございます。それに対してバリ島のみなさんは「ハ〜イ」と気軽に笑顔を返してくれます。わたくしも学生に負けじとカメラを構え、久々に「カメラ小僧」になったのでございます。
バリ島は鉄道がありませんので、移動手段は徒歩、自転車、もしくは車かバイクに限られます。一般的なのは原付バイク。朝夕の通勤時間帯の信号には、ものすごい数のバイクが停まっており、まさに信号グランプリ状態。「さあ、シグナルはレッドからグリーンに! 各車一斉にスタートしましたあ〜」と、わたくし、思わずF1グランプリのBGMを口ずさんでしまいましたね。
もちろん、わたくしたちが乗っている車のそばもバイクがバンバンすり抜けていきます。学生さんの1人がカメラを構えていると、バイクに乗ったおじさんが明るい笑顔とともに「どこに行くんだね」と問いかけてきました。もちろん、インドネシア語など分かりませんので、同乗しているガイドさんに通訳してもらったのですが、どこへ行くのか、という言葉のフレーズは非常に短いのであります。
日本でも東北地方の方がたは「どこへ行くの?」「温泉よ」というのを「どさ?」「ゆさ」と話されるということを昔、聞いたことがございますが、それに近い短さなのでございます。それに対して学生さんも一言、「トランベン!」。
まさに“異文化交流”でございます。
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2007/1/2
「バリダンス」
陸上写真
バリで過ごした1週間、それはもう、あっという間のことでございました。昨日はわたくし、日本の伝統的なお正月をまったりと過ごさせていただきましたが、荷物を片づけ、撮影データを整理しながら、バリでの1週間を思い出しておりました。そう、くまさんが、うしさんになって想い出をゆっくりと反芻したのでございます。
バリに着いた夜、ご案内いただいたレストランでは、バリのうら若き美女たちが独特の手さばき、表情で踊るダンスを拝見させていただきました。もちろん、写真を勉強している学生さんたちが一緒でございますから、ダンサーは格好の被写体。レストランのフロアーは一瞬のうちにモデル撮影会場と化したのでございます。もちろん、わたくしもかぶり付きで撮影させていただきました。
本日の「思い出の1枚」は、そのときに撮影したもので、なんとも絢爛豪華、異国情緒たっぷりな1カットではございませんか。
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2007/1/1
「バリのべた凪」
陸上写真
あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いいたします。
年末に1週間ほど、専門学校の学生さんたちとバリ島へ撮影実習に行ってまいりました。今、バリ島は雨季にあたるため、午前中は晴れるのでございますが、午後から雲が増え、夕方にはスコールが降るというのが決まったパターンのようでございます。ですので、午前中はワイドを中心に、午後からはマクロに重点を置いた撮影を行いました。
今回のバリ島では、北西部のムンジャンガン島の周辺と北東部のトランベン、アメッドあたりの合計3ヵ所を移動しながら撮影いたしました。いずれの場所も魚影が濃く、大物から小物まで、それこそ宝石箱をぶちまけたような景色を至る所で目にすることができました。はい、わたくし、幸せ者でございます。
というわけで、本日の「思い出の1枚」は、ムンジャンガン島へ渡るダイビングボートでございます。早朝ということもあり、海には波一つなく、ボートのエンジン音と、ねっとりした水を船の舳先が切り分けていくザザーッという音だけが今も耳に残っているのでございます。
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2006/12/9
「宮崎の2人」
陸上写真
先日、週末のお休みを利用して、わが家の奥さんと一緒に宮崎へ行ってまいりました。宮崎といえば、かつては新婚さんがハネムーン旅行に出かける場所としてダントツの人気を誇っておりました。わたくしたちは、新婚旅行ならぬ旧婚旅行をしてきたわけでございます(パソコンでは、求婚旅行、休婚旅行などと文字変換することができました。休婚旅行、むむむ、けだし名言……)。12月とはいえ、天候に恵まれた日南海岸は、海がキラキラと輝き、ブーゲンビリアもきれいに咲いて、見事に南国の雰囲気を漂わせておりました。
さて、ここで問題でございます。
問題:「本日の「思い出の1枚」の写真を見て、次の○の中にあてはまる言葉をいれなさい」。
解答:「光り輝く日南の海を見ている若い○○○○」。
ここに「カップル」と入れた方。あなたは、若い! 「アベック」と入れた方。あなたは、人生のベテランでございます。「カップル」と「アベック」。この2つの言葉は、ある年代でスッパリと分かれるそうで、そのラインは40歳代後半だそうでございますよ。実は、わたくしも「アベック」と入れてしまい、やっぱりオレは人生のベテランの部類に属するのか、と再認識してしまいました(ぐすん)。
ところで、女性が美しく見える状況を端的に表現した言葉に「夜目、遠目、傘の内」というものがございます。夜の女性、遠いところから見る女性、傘をさしている女性は美人に見えるというのが、この言葉が示す意味でございます。夜、遠いところにいる、被り物をした女性は最上の美人と申せましょう。要は、はっきりと顔が見えなければ、見る方が想像をふくらませて美人に見てしまう、というチョッピリ辛らつな意味をも含む言葉なのでございます。
本日ご覧いただいている写真は昼間に撮影したものでございますが、シルエットでありますので、ある意味、夜、撮影したのと似たようなことになっております。というわけで、このアベック、もといカップルさんは、なかなかの美男美女でございましたよ(ふ、ふ、ふ)。
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2006/9/8
「お約束の……」
陸上写真
最近、とみに物覚えが悪くなっております。「この前、約束したでしょ!」と妻や子どもに言われても、わたくし、わがままで、勝手な人間でございますから、自分に都合が悪ければ、「はあ〜? そんな約束したっけ?」と、すっとぼけるのでございます。これが人生経験の豊富さ、年の功というものでございますよ(はあ〜?)。
さて、ここに行けば、まず、間違いなく見られる、というものがございます。いわば「お約束の」という形容詞がつく、定番のものでございます。水中世界にお住まいのお魚さんにもそういう方がいらっしゃいます。たまに外出なされていて、ガイドさんをあわてさせることになるのでございますが、お魚さんにしてみたら「はあ〜? そんな約束したっけ?」ということでしょうね。
陸上においてお約束の、というものの1つに、座間味から那覇へ帰る高速艇が阿嘉島を離れる時に、地元ダイビングサービスのスタッフが行う桟橋からのお見送りダイブがございます。ズバッと勢いよく頭から飛び込む方。ちょっと腰が引けながら足からダイブする方。いろいろなタイプの飛び込み方があって、見ていてとっても楽しいのでございますが、その一方で、これを見ると、ああ、慶良間をあとにするんだな、という実感が沸々と湧いてきて、わたくし、ちょっぴり切なくなるのでございます。
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2006/9/6
「ウォーリーを探せ」
慶良間・水中写真
雑誌やテレビで行われるクイズの1つに「まちがい探し」というものがございます。右と左、同じ絵の中から違いを探せ! というもので、わたくしなんか、目玉ばかりか、顔までも左右に振って、ここはいっしょ、ここもいっしょ、というふうに1つ1つ探していくのでございます。パッと見つかれば、すっきりいたしますが、いつまでも見つからなければモヤモヤが続いて、精神衛生上よくないのでございます。このクイズ、なぜか雑誌の後ろの方に載っているのでございますが、ついついやってしまいますよね。「ちょっと、イライラした? へへへ」と、わたくし、編集者の思うツボにはまるタイプなのでございます。
この「まちがい探し」と同じようなものに、以前、大流行した「ウォーリーを探せ」というものがございます。詳細な絵の中に主人公となるウォーリー君が描かれてあって、それを探していくのでございます。これが流行っていた当時、わたくしは視力に自信がございましたので、難なくウォーリー君を探し出せたのでございますが、今はもう、だめ。ハナからこれに挑戦する意欲も湧かず、白旗を揚げて降参するのでございます。やっぱり年は取りたくないものでございます。
というわけで、本日の「思い出の1枚」は、水中写真版「ウォーリーを探せ」でございます。このカットの中に1匹だけ種類の異なる魚が混じっております。それが、お魚界のウォーリー君。ほらほら、そこにいるでしょ。みごと正解の方には………う〜ん、何もでません。
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2006/9/2
「愛の詩(うた)」
陸上写真
沖縄・慶良間の座間味といえば、クジラさんを忘れてはいけません。
わたくしはまだ経験したことがないのでございますが、冬、ダイビングをしていると、海の中でクジラさんの鳴き声が聞こえるそうでございますよ。あ〜、なんてロマンチックなのでございましょう。クジラが歌う愛の詩(うた)。そう思いません?
座間味港の湾内にはザトウクジラちゃんが水中から身体を乗り出した瞬間を表したオブジェが作られております。ブリーチングといわれるシーンを再現したものでございますが、頭とシッポの部分がセットになっております。わたくし、長い間、1頭のクジラさんを表現したものと思っておりましたが、実はそれぞれ別個体なのだそうでございますよ(ほぉー)。そういわれて見てみると、頭とシッポの間が空いていて、一頭のクジラちゃんと考えると少し間延びしているように思えます。
さて、本日の「思い出の1枚」は、朝の散歩の折にザトウクジラちゃんのモニュメントを撮影したものでございます。こちらの方は陸上に設置されておりますので、ザトウクジラちゃんの特徴である長いヒレ(前足でしょうね)や背中の様子が忠実に表現されております。長年の潮水や台風の強風にさらされて、あちらこちらに赤錆が浮いておりますが、それがまた実物のクジラちゃんらしく見えるのでございます。
さてさて、こうしたクジラちゃんに関係するものをたくさん拝見させていただきますと、わたくしもザトウクジラちゃんの愛の詩(うた)に負けないよう、ちょっとカラオケで練習をしてみようかしらん、と思う今日このごろなのでございますよ。
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2006/8/30
「グ、グッと肉薄」
慶良間・水中写真
今回の座間味では、学生さんが撮影するのをサポートしたり、指導したりするのがお仕事でございますから、わたくし自身は「撮影した〜い」という気持ちをグッと抑え、ひたすら忠実に職務を遂行したわけでございます(えらい!)。
学生さんたちが使っているのは、ニコンF4が入っているハウジングでございます。これにワイドレンズを装着している場合はストロボが2灯つきますし、マクロレンズの場合は1灯とはいえ、やはりそれなりの重量とボリュームがございます。わたくし自身にとっても、この装備があたり前の撮影器材なのでございますが、今回、わたくし自身は、学生さんたちに「こんな形で撮るんだよ」というプレゼンテーションの材料として使うため、コンパクトデジカメを1台、持って入りました。
やはりF4のハウジングに比べたら軽うございますね。でも、液晶画面が見にくいのと(これは、わたくし自身が、年とともに見えづらくなる、いわゆる●眼になっているからでございます)、ストロボの容量が小さいため、ワイド系の写真はどうしてもコントラストの弱い、俗にネムたいという写真になってしまうのでございます。
それを防ぐためには、ひたすらお魚さんに近づかなければなりません。寄るべし、寄るべし、寄るべし、と相手に嫌われようと、いやがられようと、息をこらえて肉薄する必要があるのでございます。
「近寄りさえすれば、たとえ容量の小さいストロボでも、それなりにお魚さんの色が出せるもんだよ」と、その晩、センセイはこの写真を学生さんたちに見せながら、偉そうに講釈を垂れたのでございます。
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2006/8/27
「ゆらぎの世界」
陸上写真
あらあら、またもやブログの更新が滞ってしまいました。
さて、先週は専門学校の学生さんたちと沖縄・慶良間諸島へ撮影実習に行ってまいりました。天候に恵まれ、信頼のおけるガイドさんの強力なバックアップも得て、最初はどうなることかと、ハラハラドキドキした1年生も、終わりのころにはイッチョ前に大きなハウジングを持って、大潮の、少しだけ流れのある中を果敢に泳いでいたのであります。パチパチ。
また、彼らは水中だけではなく、陸上でも積極的に撮影を行い、そうした姿に刺激され、わたくしも久々陸撮に燃えてしまいました。
水の中での楽しい時間を過ごしたあと、宿でお腹一杯おいしい食事をいただき、ふと外を見ると、夕暮れの空がいい感じに輝いているではありませんか。部屋にもどってカメラを手に宿の前のビーチへ行ってみました。浜辺に打ち寄せる波が規則的なパターンを描いています。ピタピタと護岸をたたく波の音、ファインダーの中で揺らめく光彩……。目の前には、まぎれもなく心静まる癒しの空間が広がっておりました。
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2006/8/5
「ナイトダイビング!」
音海・水中写真
今年から京都の専門学校で水中写真の先生をさせていただいているのですが、明日は学生さんたちを相手にダイビングの講習をする予定でございます。カリキュラムの中には、夜の海へ水中ライトを片手に、ドキドキ、わくわくのナイトダイビングも組み込まれております。
ナイトダイビングでは、昼間にはお会いできない生き物や生態的なシーンを見る確率が高いため、病みつきになってしまうのでございます(だ〜れだ? おいらはベッドの中へナイトダイビングする方がいい、なんて言ってる人は!? もちろん、わたくしもそれは嫌いじゃありませんけどね)。何が出てくるのでしょうか。期待に胸ふくらむナイトダイビング、楽しみでございます。
でも実は、わたくし、先週もナイトダイビングに行っているのでございますよ。明日からの講習に備えて、事前の予行演習というのが表向きの理由でございますが、カメラを持ってゆっくりと撮影を楽しみたいというのが本音でございました。残念ながら生態的なシーンには遭遇しませんでしたが、一時、行方不明になっていたタツノオトシゴちゃんもいつもの場所に帰ってきていて、ほっと一安心したのでございます。
というわけで、本日の「思い出の1枚」は、久しぶりにお会いしたタツノオトシゴちゃん。ライトをあてられて、ちょっぴり眩しそうでございます。
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