冒険家
昨年の秋頃、串本で潜った時に「あ〜 やっぱり俺ってこういうのが好きなんだなぁ。。。」ってつくづく思ったことがありました。
お客さんを連れて潜っている場合、自分の知っているエリアかその延長線のエリアでほとんど潜っています。もちろん、お見せする生物や景色と残圧や減圧を考えてコースを決めていますのであまり冒険できないというのはありますが、それより無難に案内してしまおうという気持ちが大きいのも事実です。変な場所へ案内して余計につまらなかったらどうしようとか考えると無難に済まそうとしてしまうのです。
でもやはりダイバーとして知らないエリアを潜っている緊張感と新しい発見はとても魅力的なことだと思います。ダイビングは冒険なんですねぇ。
コンパスと自分のたどったコースの記憶を覚えながら潜る。そして新しい景色や生物の発見をしたときの感動があったから今自分はこの仕事をしてるんだなぁって今になって気付いたような気がしています。
何事も初心を忘れず行うってこういうことだったのかなって、この歳になってようやく少しわかったような気がしました。まだ気付いてるわけではないんだろうけど。。。
このホームページを見ている方はご存知だと思いますが、お正月にグアムに行ってきました。チケットの関係上、私はお客さんより一日長くグアムに滞在してきました。
ポールさんもお正月のハードなスケジュールが一段落したようだったので、私のグアムでの最後の夜は夜遅くまで二人で飲むことになりました。
ポールさんに会ったことのある方なら分かると思いますが、彼は本当に海が好きで恐らく今まで会った人の中で一番海が好きなんじゃないかってくらいの海馬鹿です。彼は本当に純粋に海が好きなんですよ。
その晩、彼は夜遅くまで熱く夢を語っていました。私より年上の彼が目をキラキラさせながら子供のように語っていました。彼には初心と同じ気持ちが未だにあるんだなぁって、だからいつもあんなに楽しそうにガイドができるのかなって思いながら聞いておりました。そのうち私もつられて忘れかけていた夢を語りだし、オヤジ二人の変な夜になっていました。
ポールさんとはスタイルは違うけどやはりダイバーはみな冒険家。お仕事としてのダイビングはその延長線上に無いとつまらないものになる。串本とグアムで今はそう思ったりしています。
そんな初心を思い出す事から今年は始まりました。
そんな中で自分の好きなスタイルはみんなも好きだって信じて今年はツアーを組んでいこうかと思っています。
その第一弾が「沖縄本島ツアー」。自由なスタイルで皆さんと一緒に新しい発見を見つけてこようかと思っています。
そして今年は私の中で沖縄がテーマになっています。沖縄の海をもっと知らないと串本の海の新たな発見はないかなぁって思ったりしています。
新たな発見を求め、それが皆さんを楽しんでもらえるものに繫がっていけばと考えております。