5月21日(家を出て32日目)
天気:快晴→やや曇り
この日は朝5時に起床しました。いつものようにコンデンス
ミルクをかけた食パン3枚とコーヒーを腹に入れ、のそのそと
撤収作業を開始。
前夜リセッシュをしていたブーツがあまりにおわないことに
気を良くしつつ、トイレに行ったり、食器洗い用のスポンジを
洗ったり、靴下を洗ったりしつつゆっくりと準備を整えました。
そして7時49分、すべての撤収作業が完了。入念に忘れ物
がないかチェックし、8時頃には一夜を過ごしたビバーク地を
出発しました。
目指すは四国霊場最南端、38番札所の金剛福寺であります。
一応、現在地のマップを↓
まさしく現在地は赤丸の範囲内であり、38番札所直前
…恐らく2kmほどだったはずです。
自分のうろおぼえの記憶によると(うろおぼえかい)
まだ人がまばらな宿屋&観光ホテル街にある登り坂を
ゆっくりと登って行って、そしてカーブを曲がった直後…
突然、辺りが開け、観光バスが何台も停車し、人でごった
返していて驚いた記憶があります。
そう、みなさん金剛福寺への参拝客であります。
まだ8時過ぎのことですよ。あまりの人の多さに
「なんじゃこらぁー」
と、どこかで聞いたような台詞を言いそうになりました(^^;)
そんなこんなで8時21分、
ついに38番札所金剛福寺に到着\(^o^)/
実に39番からの札所間距離
78.2kmでした(遠っ!)
仁王門の前には、観光客の一団がいまして、年配のバス
ガイドさんがお寺の縁起(?)を話していたのですが、私が
横を通り過ぎようとした瞬間!そのバスガイドさんが
「お遍路さん!少ないけどお接待!」
と、言って500円玉を1枚くれました(^^)
ありがたやー、南無大師遍照金剛!(-人-)
その後、境内に入った所で観光客とおぼしき2人の
女性(40歳過ぎぐらい)に話しかけられました。
私の記憶が確かならば、「歩きで回ってるんですかー」
みたいな感じのことを聞かれたように思います。
私が「はい」と答えると、一人の女性は少女のように目を
キラキラさせながら「すごーい!すごーい!!」と心底、
感動しているように見えました。
「いやー」と照れる単純な私(^^;)
ところがもう一人の女性は、後から、ボソボソと
「仕事は?仕事は?仕事は?」なんて言ってるんですよ。
これは、ちょっと感じ悪かったですね。正直、ムッとしました。
通しで回ってる奴が
仕事してるわけねーだろ!!!(偉そうに言うな)
なんてちょっと思いましたけど、「休職中なんです」なんて言って
逃げました。
8時30分前なのに、すごい人だかりの境内を参拝しつつ、
「こりゃ金も入るなぁ〜」なんて、やらしいことを思いつつ
参拝。
四国最南端にこんな立派で、にぎやかなお寺があるとは
高知県人のくせに全然、知りませんでしたね。
また境内から家へ電話して、親に無事を伝えると同時に
「ある情報」を仕入れました。
それは、私と同時期にNHK「街道てくてく旅」で四国霊場を
歩いていた四元奈生美さん(久々に登場)がどのへんを歩いて
いたかの情報です。
彼女がこの時歩いていたのは、37番岩本寺周辺とのことで、
37から38への遍路道はほぼ一本道…、
「こりゃ、これから数日以内に確実にすれ違うことになるな!」
なんて妙にドキドキしつつ8時45分頃に38番札所を後にしました。
ちなみに、38番札所→37番札所の札所間距離は…
なんと!
87km!!
ここが四国霊場札所間距離最長なのであります。
そしてこの87kmを歩む間に四国遍路の天使とも言える四元さんに
お会いすることが出来るのでしょうか!? こうご期待!
(仏教の旅なのに天使とはいかに?)
つづく

3