ののちゃん、
ヒゲソリを食べました。

ふだん、人間でもあまり食べません。


その正体は、「
ヒゲソリダイ 」。
ふだん市場では「ヒゲソリ」と呼ばれている

魚 です。

今回は、ののちゃんが毎日食べるごはんのなかから、珍しいものを紹介します。


「
ヒゲソリダイ」

日本海や東シナ海にいる魚で、「イサキ」のなかま。
横浜でもめったにお目にかかれない魚が、偶然にも魚屋に……。

大きさは、25cm くらいで、3尾500円。
「こりゃ、安いっ!」 
鮮度がよければもちろんお刺身に!
そして、ぜひ一度食べてほしいのは「
塩焼き」。

とにかく、皮が香ばしくって、味は
マダイに匹敵 します。

姿からは想像できないおいしさにびっくりです。
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<追補> 「何で、
ヒゲソリ なの?」・ 6/3に質問をいただきました。
この魚の親類に、「
ヒゲダイ」がいます。この下アゴにはヒゲ状に見える突起があるのです。「ヒゲソリダイ」のアゴは、(かつての長島選手みたいに)剃り跡状態になっていることから、こう命名されました。(リンクは国立科学博物館のホームページです。)


ののちゃん、調理中の台所から動きません。
おいしさは、匂いでわかっちゃうみたい


興奮すると、ちゃんとお座りしないで、立ったまま食べちゃいマス
・ (ちょっとお行儀悪っ!)

もう1尾は、塩を振らず素焼きに。

ほぐした身を冷まして、あしたからの

ごはんにします。
注意することは、
骨が非常に固いので、ていねいに取り除くこと。エサとして与える前に、指でよくほぐしながら、取り残した骨をチェックします。


あまりにもおいしい魚は、あげるとほかの魚を食べなくなるので、カブ

の葉を混ぜさせてもらいました。
ゆでてから

刻み、魚に対し2〜3割入れます。

この時期、毛玉が胃袋に溜まりやすく、食物繊維でこれをお尻から押し出そうという考えです。

知り合いにいただいた

カブが活躍してマス。


「アカマンボウ」 別名
「マンダイ」
実は、つい10年前まで、「マグロの切り身」とゴマかして高値で売られたのがこの魚。いまは、ウソ表示すると、JAS法違反になるのでこの売り方はなくなりました。
市場でも切り身でしか見たことがなく、実物の写真がないので、その姿は尾鷲市のホームページを見てね! →
アカマンボウ


見た目は、薄目のマグロの切身。これがけっこうおいしいのです。クセもなく、味はトリのササミや牛のヒレ肉に似ています。


さっそく、フライにしました。比較的安いから、たくさん食べてね!

つまみやお弁当のおかずに、

カツサンド風にしてみたり応用が利く魚です。

もちろん、ののちゃんには水煮をあげました。脂分がないので、猫の非常食として1食分ずつラップし冷凍庫にしまいます。こうしておけば、魚が高値のとき、これで済ますことができるのです。
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ここで言えるのは、
「知られていない魚は、(買い手が少ないので) 味の割に値段が安い」ということ。

いろんな

お魚にトライしてみてねっ!


ちょっと、食べ過ぎました。

駅のベンチのオヤジみたいに、腕まくらで寝ちゃいました。

さしずめ

アザラシくんか、終電近くの新橋のオヤジといったところ…

横に、ワンカップ置いちゃおうかな?……

モフモフおなかにさわって、起こしちゃってねっ

5月30日 朝

→ アジ水煮 。夕

→ メジマグロ刺身
5月31日 朝

→ サバ水煮 。夕

→ メジマグロ水煮
6月 1日 朝

→ アジ水煮 。夕

→ メジマグロ水煮
6月 2日 朝

→ サバ水煮 。夕

→ メジマグロ水煮