
熱々でも冷めてもおいしい「サケの照り焼き」。お弁当のおかずとしてぴったりです。今年は、サケが主に取れるオホーツク海の定置網が、台風並みの低気圧で大損傷。ほとんど全滅したので漁獲量が激減。相場は例年の2倍近くだけど、でも、一度は作ってみたい一品です。

生サケは、通常このような「3枚おろし」の状態で売っています。市場では「シャケフィレ」と呼んでいますが、相場が高いとこれを切り身にして(=多いように見せて

)販売します。
・ サケは、中骨の位置が図のように他の魚と違います。細いけど長さが3cmはあるので、抜いたほうが食感はよくなります。特に子ども用には!

毛抜きで、中骨を魚の頭方向に引き抜きます。切り身で買うと、切り口にも骨があるので、ていねいに抜きます。

調理中、例によってののちゃんが寄ってきました。

足元にまとわりついて、しっぽを踏んでしまいます。サケを少しゆでて、ダイエット用にして食べさせます。ここで気を付けることは、「サケには寄生虫がいることがあるので、
必ず火を通すこと 」です。

お弁当用など、濃いめのタレがよく絡むのは片栗粉。夕食の一品なら小麦粉をまぶします。図のように少し粉をなじませるのがポイント。粉を振っていきなり油に入れると、衣が薄くなるだけでなく、油もすぐ汚れます。
後で野菜も炒めて一緒にタレとからめると栄養満点です。今回は長ネギですが、タマネギ、ニンジン、ピーマン、シイタケなどもおいしいよ。

つまみ食いTimeです。

ちょうど、鳥の唐揚げみたいに、表面が少しカリッとなるまで揚げます。(多めの油で焼けば、本来の照り焼きになります。でも、揚げた方が早くて確実です)
油を切っていったん皿にあけ、野菜を炒めます。これも皿にあけます。
合わせ調味料を用意
・ 酒 or みりん 大さじ3
・ 砂糖大さじ2 (お弁当用には、多めがおいしい)
・ 醤油大さじ3 くらいの割合。(めんつゆで代用すれば手が抜けます)

鍋の油をさっと拭いて、合わせ調味料を入れます。一煮立ちしたら、先ほどの鮭と野菜をフライパンに!揺すりながら「照り」が出れば完成。
大人用には、炒めるときに唐辛子粉を振ってね。
そうそう、最後に火を止めたら、ごま油を回し入れましょう。香りが引き立ちます。
※ 長ネギ・玉ねぎは、猫には有毒なのでこぼさないこと。

ののちゃん、「食べたら寝る」(少し、運動させなくては……

)

11月18日 朝

→ サケ素焼 。 夕

→ アジ刺身
11月19日 朝

→ アジ刺身 。 夕

→ カマス刺身
11月20日 朝

→ カマス水煮 。夕

→ カマス水煮
11月21日 朝

→ カマス水煮 。夕

→ カマス水煮
11月22日 朝

→ アジ水煮 。 夕

→ アジ水煮