仕事がひと段落したので仕事場で昼寝していたら、かみさんから電話が掛かって来た。
家の敷地にスズメバチが巣を作ったのを、隣の(いつも良くしてくれる)じいさんが教えてくれて、それを見に行ったらじいさんが胸を刺されてしまったのだそうだ。
かれこれ3年前に家を建てる前、木に巣くったスズメバチを退治して一度刺されているし、今回はちょっと命がけなのかと、ちょっと憂鬱な気分で蜂退治することにした。
まずは偵察してみると、今回は土の中…と言うか積まれた草の中なので、大丈夫なのかちょっとばかり心配だ。
釣り用の厚手の合羽に長靴、高枝切りバサミにスプレーアタッチメントを付けて、後ろにはかみさんに待機してもらい、いざバトル開始。
調子良く巣に殺虫剤を掛けて、そろそろいいかなぁ〜と覗きこむと、2匹ほど巣から出て行った。巣は土の中なので見えないので、巣の上の草を鎌で刈ってからトドメを刺そうかと思ったら…
突然「後ろ!」と叫ぶかみさん
直後にバチンと頭に当たって来たと思ったら『チクッ!!』
やられた。
そのまま撤退し、頭に水を掛けながら毒を絞ってもらった。
やばい2度目だ…
唇がピリピリしてきた。
痛さでクラクラする。
すぐに近くの病院に連絡して、かみさんに送ってもらった。
中に入る頃には全身にじんましんが出ていて、瞼も重く、唇はすっかり
「ぉおい〜っす!」な状態に…
ゲロ吐いた後に胸につかえているような感じもある。
気管が狭くなっているようだ。
軽いアナフィラキシーショックのようだ。
死んじゃうのかな?でも病院だし、大丈夫だよね?(誰に問う訳でもなく)
看護婦さんがかゆいところに薬を塗ってくれて、他にどこかかゆいとこありますか?の問いに、ち○こと黄門と言いたかったが、ふざけんな!と言われそうで怖いので我慢した(ホントにかゆかった)
この後、すぐに先生の判断で救急車で日赤に搬送された。
そこで待っていたのは研修医で、蜂の毒の痛みも苦しいのだが、この人が注射器を持ちながら時折呟く
「え〜っと…?」や「ん〜あれ?」
が何よりも耐え難かった。
血液検査や、胸のレントゲンを撮り、6時に入ってから9時半まで点滴は続き、痛み止めの点滴により眠気でもうろうとする中、隣の西山家の奥様に家まで送っていただいた。
家には娘が3人なので、ばあばとじいじに来てもらい、飯を作ってもらったりとみんなに迷惑を掛けてしまった。
「もうやめときなよ」とかみさんに言われ
「リベンジだ!虫なんかに負けらんねー!!」
「もう負けてるから…2戦2敗じゃん」
「…ですよね」
敗因としては、体は完全防備だったが、頭丸出しだったこと。
やはり、すべてしっかり防備しないとダメなんだわね。
それと、スズメバチこえぇと思ったのは、当たった瞬間にお尻ごと置いて去って行く攻撃スタイルなんだってことも学習した。
今度やる時はフルフェイスのヘルメットだな。
ご迷惑お掛けした西山さん、ありがとうございました。
快気祝いは今日でもオッケーです。