ここ一週間ほどは、読んでいるマンガの新刊ラッシュ。ネタバレもあると思うので、ご注意を。

「拳闘暗黒伝セスタス」の第15巻。帯に「第1部完結」と書いてあって驚き。最近、セスタス出てきてないし、第1部完とは?
読んでみると、この15巻にもほとんどセスタスは出てこず、ルスカとネロの話に終始している。特に駆け足なるわけでもなく、今まで通りに、面白い。
最後の最後でセスタスと師匠が久々に登場。バラバラに描かれてきた主要人物達の人生がいよいよ交差していくのか? という予感で終わっている。巻末には「予告」なるものが4ページあり、第2部開始は2009年初冬とのこと。
アニマル誌連載はチェックしていないのだけれど、この15巻が出るまでも、相当長い期間がかかっていたように思う。舞台は古代ローマ。格闘マンガだけに、かなり自由に描いてしまってもそれ程文句は出ないだろうと思うのだけど、中々凝り性の作者のようで、悪戦苦闘中といったところか。

「宇宙兄弟」第6巻。宇宙兄弟は面白いんだけど、どっかで見たことがあるようなマンガ。以前、マンガ好きの友人と話していた時に、「宇宙兄弟は○○にの設定と似ている」とか「××にそっくりなエピソードがある」とか「主人公が△△に似ている」とか、あっという間にパクリ元?が山程上がった。
しかし、巻が進むにつれて、独自の味が大分出てきたように思う。兄=六太と弟=日々人が直接絡むようになったここ二巻程は、素直に好きですよ。
第7巻が、「タッチ」みたいな展開にならないことを祈りつつ…。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の第19巻。
安彦先生、絶好調。
ソロモン、ピンチ。
どうにもドズルに感情移入してしまうので、読んでてちょっとつらかったかな。次巻におけるドズルの咆哮が早くも聞こえてくるようで…。
それにしても、アムロの性格の歪みっぷりも凄いな。ガンダムが意外と海外では受けないのは、ここら辺も影響しているのだろうか。一般的な主人公像とあまりにかけ離れてしまっているので。

「PLUTO」が第8巻で完結。
浦沢直樹はいつもそうだが、最初の数巻が一番面白い。ここ数巻で明らかにパワーが落ちてしまっていたように思うが、勢いを取り戻せぬまま、物語を回収して完結。
この人は短く描けば大分良くなるんではないかな?と思っていたが、比較的短くまとめた今回も、それはそれで不満が残る。改めてこの人の器というか、手の内が見えてしまった作品のような気がする。雰囲気作りはうまいのだが、マンガが持っているいい加減な面白さ、「その場のノリ」が欠けているのかな。巻が進んでいくと、予想外で驚くページがない。「20世紀少年」にもそれがなくて残念だったが。
あ、そう言えば、「あずまんが」新装版第1巻は未だ入手できず…。