ミリタリー・プラモデルのスタンダートである1/35スケールの中の脱力系模型をご紹介する、「1/35の珍品」シリーズ。
今回ご紹介する商品は、1/35珍品ハンターを自認する私をして、「んんぅ、なんじゃあ?こりゃ?」としばらく理解出来なかった問題作だ。
Swash Design 1/35 FT3501
G.I.girl "Jenny" No.1
↑こいつだ。
うーむ、なんじゃろな、これは。軍服着た可愛い娘ちゃんがバイクに跨ってにっこり敬礼、ってどういうんだ、と。
↓こういうのもある。これまたなんじゃいな。
Swash Design 1/35 FT3502
G.I.girl "Jenny" No.2
ストライプの入ったホットパンツ?、妙に体のラインの分かる赤いタートルネック。
このNo.2タイプを見て若干理解出来たが、これはアメリカ独特の「軍+健康的お色気」をフィギュア化したものか。
顔が微妙な気もするが、何しろ1/35だからね。それを考えたら超力作だ。バイクは付いておりません。
多分、時代としては1950年代に入ってから本格化したのだと思うが、なぜか米軍は広報ポスターなどに、若干お色気が入っているものが多い。慰問活動などで披露される軽いお色気的レクレーションやショウなどの写真を目にしたこともあるような。また、軍人を対象としているのか、一般的なものなのか分からないが、軍が素材にしているピンナップもある。画像で例を挙げると…
上左画像のようなピンナップ。服装がほぼ同じなので、"Jenny" No.2フィギュアとの元ネタかな。
あるいは上右画像の、マリリン・モンローが空軍ジェケット着て慰問しちゃう感じとかね。
ちなみにこのB-15Cフライトジャケットを着たマリリン・モンロー、
1/6のアクション・フィギュア化されている。
そう言えば、爆撃機に結構あからさまなヌードをペイントするような作法も、「軍+健康的お色気」文化の一環なのかな。いずれにしも、日本人からしたらちょっと不思議だよね。
さて、このフィギュア、てっきりアメリカ製だと思っていのですが、製造元の
Swash Designは日本メーカーでした。主にオールド・バイクを作っているメーカーのよう。バイク好きはちょっと普通のAFVファンとは違う発想をお持ちなんですな。
ジオラマにした場合、カメラマンやレフ板持ちを付けて、ピンナップ撮影風景にしたら面白いかも知れませんね。