ミリタリー・プラモデルのスタンダートである1/35スケールの中の脱力系模型をご紹介する、「1/35の珍品」シリーズ。
このブログを見ている方々が、1/35スケールの大きさをどの位実感しているか分かりませんが、以前のエントリ(
番外編:なぜ1/35なのか)で書いたように、元々1/35というのは戦車など比較的大型のAFVに最適なスケール。したがって、フィギュアの細かい造形を楽しむには小さすぎる。表情まで描き込もうとしたら、最低でも1/24くらいは欲しい。
私は一貫してフィギュアにはあまり興味がなかったのですが、私が好きな1/35ではそもそも凝ったフィギュアは無理、という事情があった。
しかし、世のフィギュア・ブーム?に呼応してか、1/35でもかなり作り込んだフィギュアに挑戦するメーカーも出てきた。野心的な取り組みで、「脱力系模型」と呼ぶのは失礼ではあるが、根本的にはこういうことをわざわざ1/35でやるのはクレイジーである。尊敬と共感を抱きつつご紹介しようと思う。
大将モデリング 1/35 KI35002
満州国皇帝 愛新覚羅溥儀
描き込み困難な1/35で、実在の人物をモデルにしたものはかなり珍しい。有名なものではタミヤ「ゼネラル・セット」くらいなものか。それにしも溥儀とは…。需要があるのかないのかさっぱり分からない人選で、ナイスだと思う。
原型師の岩坂浩司さんはバイクに乗った可愛い娘ちゃん=
G.I.girl "Jenny"の作家さんでもあるそう。普通だったら1/12とかでやることを、次々1/35で実現してしまっている凄い方のようです。