
HYBRID W-ZERO3が発表されてしばらく経った。まさかの3G通信サポート。驚いたことは驚いたが、「でも結局これを買う積極的理由って何?」とも思った。3G通信が出来るなら、通話も3G使えばいいだけの話で、ドコモの携帯買えばいいじゃねぇか?みたいな。
ただ、特殊な日本のスマートフォン事情、しかも2009〜2010年の短い期間の中で考えると、一応HYBRID W-ZERO3の存在意義というか、存在余地というか、そういうものはあるのかもしれないな、と思うようになってきた。
現在日本で発売されている主なスマートフォンは、
・T-01A [ドコモ、Windows CE]
・HT-03A [ドコモ、Android]
・Blackberry Bold [ドコモ、BlackBerry OS]
・iPhone [ソフトバンク、iPhone OS]
・Willcom 03 [ウィルコム、Windows CE]
である。まあ、どれも欠点を抱えている。本体のみの完成度で言ったらiPhoneが頭一つ抜けていると思うので現在それを使っているが、それとて完璧には程遠い。
iPhoneを使っていて私が感じる不満は、
・キャリア(電波)がひどすぎる
・でかすぎる
・マルチタスクがつかえない
・カメラに手ぶれ補正がついていない
といったところか。上に挙げたiPhone以外の4機種で、この不満を全て解消してくれる機種は、ない。
だが、考えてみるとHYBRID W-ZERO3は
・一応ドコモの電波が使える(FOMAプラスエリアも使えるらしい)
・普通の携帯並みの細身
・マルチタスク
・カメラ手ぶれ補正つき500万画素カメラ
とのことだ。一応、今抱える不満を全て解消?できる?のか?
ウィルコム的には今、スマートフォンを使っている人が抱えている不満を製品作りに生かしているとは思うが、結構鋭い?のか?
ただ、不満点が解消されるその代わりに、
・OSはまたCE(未だにあの設定画面のことを思い出しただけで嫌な気分になる)
・安っぽく、スライド機構がヘボなシャープ製
・カクカクいらいらな操作性
・わけのわからない挙動
・爪押し感圧式タッチパネル
が付いてくる可能性(幾つかは確実に付いてくるが)があるが。
ともかく、思ったよりは悩ましい製品である。PHS+3GSのドッチーモ状態で、料金やSAR値、バッテリーの保ちが気になるが、仮にそれらが良好なら、真剣に乗り換えを検討しようと思う。