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本のサロン
予約制 open : 火曜日〜土曜日(12:30〜17:30) *日・月・祝休み、不定休あり 
いまのところ入場無料・カンパ大歓迎!(サウダージ・ブックスはわたしたちの活動に賛同してくださるみなさまからのご支援とご協力によって成り立っています) ◎予約・問合せ
saudadebooks@aol.com

☆イベントの案内
NEW サウダージ・ブックスの座 vol.3 活版印刷詩集『草地の時間』刊行記念イベント
 第1部 朗読 & トーク 「はぐれた子供の現在」
  村野美優(『草地の時間』著者)、スペシャルゲスト:吉田文憲(詩人)
 第2部 座談会 「いま、詩の本を作ることの希望」
  村野美優、里舘勇治(港の人・『草地の時間』版元)、淺野卓夫(サウダージ・ブックス)

 2010年2月20日(土) 14時〜17時
 会場 サウダージ・ブックス(三浦半島秋谷 / JR逗子駅よりバスで20分)
 入場料 500円(お茶お菓子つき) 要予約・定員 25名
 ◎予約・問合せ saudadebooks@aol.com(淺野)


☆出版物の案内
NEW 叢書 群島詩人の十字路
アルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選』今福龍太編(サウダージ・ブックス)価格:1,200円(税込) 重版・第二刷発行。ご注文前に必ず在庫確認のメール送付をお願いします!
 NEW 「Casa BRUTUS」 2010年3月号A Wall Newspaper 欄  淺野卓夫・今福龍太・加藤賢一の座談で紹介
 *「図書新聞」 2010年2月6日付で紹介
 *「現代詩手帖」2010年2月号 管啓次郎さんの書評 
 *「沖縄タイムス」2009年12月18日付魚眼レンズ欄で紹介

◎今福龍太+サウダージ・ブックス編著
『ブラジルから遠く離れて 1935-2000:クロード・レヴィ=ストロースのかたわらで』
(サウダージ・ブックス/港の人)定価:2,000円+税  好評発売中!
 NEW 「週刊ブックレビュー」(NHK・BS2)2010年2月13日放送 佐川光晴さんが紹介
 *「文藝春秋」2009年10月号 佐久間文子さんの連載「本屋探訪」で紹介
 *「すばる」2009年7月号 淺野卓夫のエッセイ「思い出は身に残り……」で紹介
◎山口昌男著『学問の春 〈知と遊び〉の10講義』(平凡社新書)
 *サウダージ・ブックスが編集・注・講義ノートを担当。
◎今福龍太著『身体としての書物』(東京外国語大学出版会 Pieria Books)
 *サウダージ・ブックスが編集協力。東京外大出版会HP 編集日記もご覧下さい。  
 
NEW 淺野卓夫 / 「2009年読書アンケート」で選・文 月刊「みすず」2010年1月・2月号
◎淺野卓夫/作品論「手の声たちのほうへ」『文藝別冊 開高健』(河出書房新社)
◎淺野卓夫/書評「管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』」「文藝」2010年春季号
◎サウダージ・ブックス/選・文「旅することと生きることの詩と真実を映し出す「猪飼野」発、書物としての在日の魂」『みんなの古本500冊もっと』(恵文社一乗寺店)
◎淺野卓夫/書評「群島に瞬き返された者たちに寄り添う批評詩学 仲里効『フォトネシア――眼の回帰線・沖縄』」「すばる」2010年1月号

☆最新記事は以下 ↓ をご覧下さい。

2010/2/9

『アルフレッド・アルテアーガ+高良勉 詩選』初版第一刷完売しました  diary
サウダージ・ブックスが発信する新しい詩の本のシリーズ、「叢書 群島詩人の十字路」の第1弾として昨年12月に刊行した『アルフレッド・アルテアーガ+高良勉 詩選』(今福龍太編)が大変好評です。おかげさまで、発売から2ヵ月で完売しました。ありがとうございました。

初版第一刷・付録つきの限定250部は、これをもちまして、サウダージ・ブックスでの販売を終了させていただきます。ただいま重版準備中です。いましばらくお待ち下さい。 →重版できました!(2010年2月10日記)

『アルフレッド・アルテアーガ+高良勉 詩選』は、以下のお店でも販売しております。いずれのお店でも、付録つきの残り部数はわずかだと思いますので、ご注文・ご購入はお早めに。
Books Mangroove(沖縄)
気流舎(東京・下北沢)

この間、読者の方々からの嬉しい反応に多く接することができました。また「沖縄タイムス」「現代詩手帖」「図書新聞」にもすばらしい書評・紹介記事が掲載され、今後もいくつかメディアで紹介される予定です。みなさまに、感謝。

琉球弧、日本列島、台湾、カリフォルニア、マルチニック島、ブラジル・・・。250部の詩の本が、まさに「群島-世界」の読み手のもとへ旅立っていったのだなあ、と感無量です。小さな本でつながる想いの輪がすこしずつ広がっていくことを願っています。

「叢書 群島詩人の十字路」第2弾、『マイケル・ハートネット+川満信一 詩選』も、どうぞおたのしみに。

***

当方で 2/20(土)におこなわれる、「サウダージ・ブックスの座 vol.3」予約受付中です。詩人でル・クレジオ文学の翻訳者、村野美優さんによる朗読&トーク。新著である活版印刷詩集『草地の時間』の刊行記念イベントです。スペシャルゲストは、詩人の吉田文憲さん。「活版」や「詩の本を作ること」に関心のある人もぜひ!

2010/2/8

BS2・週刊ブックレビューで佐川光晴さんが『ブラジルから遠く離れて1935-2000』を紹介  diary
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今福龍太+サウダージ・ブックス編著『ブラジルから遠く離れて 1935-2000:クロード・レヴィ=ストロースのかたわらで』(港の人)がメディアで取り上げられることになりました。

NHK・BS2の番組「週刊ブックレビュー」の2010年2月13日(土)の放送で、作家の佐川光晴さんに紹介していただきます。佐川さんは『生活の設計』でデビューされた小説家で、作品はたびたび芥川賞候補になっています。司会は同じく作家の、藤沢周さん。放送予定はこちら。ぜひ、ごらんください。どんなお話しになるのか、いまから楽しみです。

 「週刊ブックレビュー」
 2010年02月13日 BS2放送予定 午前8時30分〜9時24分
 (再放送:2010年02月14日 午前9時00分〜午前9時54分 BShi)

 司 会 藤沢周 ・ 谷口真衣
 出演・書評 佐川光晴 ・ 水原紫苑 ・ 中川五郎
 特 集 城戸真亜子 「ほんわか介護」を語る

上記の本は全国書店で、ご購入いただけます。また、bk1amazonなどオンライン書店でもご購入いただけます。

なおサウダージ・ブックスで、直接注文も承っております(こちらをお読み下さい)。当方でご購入いただいた方には、サウダージ・ブックスのしおりを商品に同封させていただきます。直接注文をご希望の方は、まずはメールにてご連絡ください。
saudadebooks@aol.com

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当方で 2/20(土)におこなわれる、「サウダージ・ブックスの座 vol.3」予約受付中です。詩人でル・クレジオ文学の翻訳者、村野美優さんによる朗読&トーク。新著である活版印刷詩集『草地の時間』の刊行記念イベントです。スペシャルゲストは、詩人の吉田文憲さん。「活版」や「詩の本を作ること」に関心のある人もぜひ!

2010/2/5

サウダージ・ブックスの座vol.3のお知らせ  diary
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村野美優『草地の時間』(港の人刊) 1,500円(税別)

◉栞の文章より

人は容易に子供時代と別れることはできない。あるいは村野氏に限らず詩人の書くもの、その時の流れには、いつでもどこかへの帰り道を探す「はぐれた子供」がいる、といってもいい。だからといってそれはなにもノスタルジーや郷愁といったこととは全く関係はない。この地上のさまよいはいまここへの、同時に帰り着けないものへのたえざる問い返しであり、叫びである。(「『草地の時間』に射し込む光」吉田文憲氏より)

***

みなさま

このたび、詩人でル・クレジオ文学の翻訳者である村野美優さんをお招きして、サウダージ・ブックスの座vol.3を下記の通り開催します。村野さんの新著である活版印刷詩集『草地の時間』(港の人)の刊行記念イベントです。

第1部、「はぐれた子供の現在」と題した村野さんによる朗読&トークでは、今回で第3詩集となるご自身の詩作のこころみを、第1詩集のタイトルにもなっている「はぐれた子供」のバリエーションの軌跡としてふりかえりながら語っていただきます。スペシャルゲストとして詩人の吉田文憲さん(著書に『顕れる詩』、『宮沢賢治』ほか多数)もお招きし、コメントをいただく予定です。吉田さんと村野さん、詩の師弟による稀有な対話にもご期待下さい。

第2部は座談を行います。村野さんの新著『草地の時間』は、詩作品の内容のみならず、装幀・造本の点でも大変美しい書物です。昨年、「若い詩人のための活版印刷詩集」という意欲的な企画をたちあげた版元の「港の人」とサウダージ・ブックスも参加し、村野さんとともに「いま、詩の本を作ることの希望」をめぐって語り合う予定です。

会場では、村野美優さんと吉田文憲さんの著書も、販売します。お席数に限りがありますので、イベント参加希望の方は事前に予約をお願いいたします。

◉村野美優(むらの・みゆう)
詩人・翻訳家。第1詩集『はぐれた子供』(花神社)、第2詩集『セイタカアワダチソウのうた』(港の人)。訳書にル・クレジオ『黄金の魚』(北冬舎)、同『はじまりの時』(原書房)

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サウダージ・ブックスの座 vol.3 
活版印刷詩集『草地の時間』刊行記念イベント


 第1部 朗読 & トーク 「はぐれた子供の現在」
  村野美優(『草地の時間』著者)、スペシャルゲスト:吉田文憲(詩人)
 第2部 座談会 「いま、詩の本を作ることの希望」
  村野美優、里舘勇治(港の人・『草地の時間』版元)、淺野卓夫(サウダージ・ブックス)

 2010年2月20日(土) 14時〜17時
 会場 サウダージ・ブックス(三浦半島秋谷 / JR逗子駅よりバスで20分)
 入場料 500円(お茶お菓子つき) 要予約・定員 25名
 予約・問合せ saudadebooks@aol.com / 090-6565-8494(淺野)

 アクセスは下記URLを参照して下さい。
 http://sea.ap.teacup.com/saudadebooks/11.html

2010/2/5

「みすず」2009年読書アンケート  diary
毎年恒例、月刊「みすず」による新年の読書アンケート。サウダージ・ブックスが、2009年のアンケートに参加しました。「みすず」の2010年1月・2月号に掲載されています。ずらりとならぶ執筆陣の先生方の名前をみると、なんでアサノごときが・・・?と不思議な気持ちになりますが、まじめに選びました。テーマは「群島」、取り上げたのは以下の5冊でした。ぜひ、ごらんください。

1. 高良勉『ガマ』(思潮社)
2. 仲里効『フォトネシア』(未来社)
3. 与那原恵『まれびとたちの沖縄』(小学館新書)
4. 石川直樹『ARCHIPELAGO』(集英社)
5. 今福龍太『群島-世界論』(岩波書店)

2010/2/4

ABCにて「5本の棚で4つの文芸書」フェア  diary
青山ブックセンター本店にて、「5本の棚で4つの文芸書フェア」が開催中です。棚の構成は下記の通り。

 1. 「ウリポの言語遊戯」
 2. 「オマージュ 津田新吾」
 3. 「管啓次郎さん、越川芳明さんの棚」
 4. 「群島―世界論 本の島」

「本の島」のコーナーに、今福龍太+サウダージ・ブックス編著『ブラジルから遠く離れて1935-2000』(港の人)も並べてもらっています。わたしたちの本を置いてくれているというだけではなく、あるヴィジョンのもとにユニークな文脈を作り、長い期間にわたって一冊一冊の本をお客さまに紹介しようという、すばらしい試みです。ぜひお店へ行き、棚のまえでゆっくり時間を過ごして下さい。詳細は、こちら

「本の島」というのは、昨年亡くなった編集者で、群島の旅人でもあった津田新吾さんが立ち上げようとしていた来るべき書肆の名でした。夜空の星と星を結ぶように、書物と書物を結ぶこと。その結ぼれに、信をおくこと。「本の島」としてつながりあう世界を夢見ようとした津田さんは、ある時、わたしたちにこんなことをおっしゃってくれました。「最近、本が孤立しているようにみえてならない」。

本は孤立してはならない、ひとりで閉じこもってはならない。本は、島唄のように、遠くへ、ここではないどこかへ呼びかける声の共鳴する「信頼」の器でなければならない。そんな津田さんの想いを、サウダージ・ブックスは、大切にしていきたいと思っています。

ABC本店の文芸書担当のTさんに感謝。

2010/1/31

図書新聞2月6日付で「叢書 群島詩人の十字路」が紹介  diary
図書新聞」2010年2月6日付の4面で「「叢書 群島詩人の十字路」刊行開始」と題した紹介記事が掲載されました。

アルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選』(今福龍太編)の紹介のほか、次回刊行予定の、アイルランド詩人マイケル・ハートネットと宮古・沖縄詩人川満信一の両氏によるコラボレーション詩集についての言及も。わたしたちがはじめた「群島詩人の十字路」という新しい詩の本のシリーズについて知ることができる、格好のイントロダクションとなっております。編集部のMさんに感謝! ぜひ、ごらんください。

さて、今号のトップ記事は、屋嘉比収著『沖縄戦、米軍占領史を学びなおす』の書評(鹿野政直)でした。「群島詩人の十字路」の理念とも響きあう重厚な研究書です。それから、おなじ4面には、吉田文憲著『宮沢賢治―幻の郵便脚夫を求めて』の書評(天沢退二郎)も。最近、論集『顕れる詩―言葉は他界に触れている』(思潮社)も上梓された詩人の吉田文憲さんは、近々サウダージ・ブックスのイベントにお招きする予定です。

#紹介記事の文中にメールアドレスの誤記がありました。下記のようにご訂正下さい。
 saudade@aol.aol.com(誤)→saudadebooks@aol.com(正)


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アルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選』(今福龍太編)は、おかげさまで大変好評です。少部数自主出版の本ですが、発売から2ヵ月でほぼ完売状態となっております。必要とする人びとのもとに、詩のことばを送り届けること。楽しく喜びにみちた「しごと」です。

サウダージ・ブックスの在庫は残り数冊です。初版(第一刷)限定付録がほしい方は、早めのご注文をお願いします。付録は、アルテアーガと高良勉両氏によるラブ・ポエム(!)の英日対照訳を掲載したポスターです。アルテアーガ「肉体と韻律」は、アメリカ合衆国でも未公刊の貴重な作品。勉さんの「小麦肌の乙女 / Morena Maiden」も、すばらしい詩です。マイナー思想家であり野生の反逆児でもあるふたりですが、なんといっても愛の詩人なんですよね。

『アルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選』は、以下のお店でも販売しております。いずれのお店でも、付録つきの残り部数はわずかだと思いますので、ご注文・ご購入はお早めに。
Books Mangroove(沖縄)
気流舎(東京・下北沢)

そして『詩選』は、ただ今重版準備中です。2月中ごろには、第二刷を発行する予定なので、初版(第一刷)を買いそびれた方もどうかご安心下さい。引き続き、応援よろしくお願いします。みなさまのご支援、ご協力に感謝します。

2010/1/29

現代詩手帖 2月号で管啓次郎さんによる「詩選」書評が掲載  diary
「現代詩手帖」の2010年2月号に、比較詩学者・翻訳家の管啓次郎さんによる『アフルフレッド・アルテアーガ+高良勉詩選』の書評が掲載されました。

編者である批評家の今福龍太さん、チカーノ詩人のアルテアーガさん、琉球詩人の高良勉さん。本書が、三者の稀有な出会いと呼応としての詩作の試みである点を深く読み込んでいただいた、とてもすばらしい書評です。ぜひ、書店等でお読みださい!

文中、「土臭い小冊子」とあって、心の中で「やった!」と叫びました。じつは「土臭さ」というのが、「叢書 群島詩人の十字路」のデザイン上のコンセプトだったのです。

「こうして並べられたふたりの詩のことばを、われわれのそれぞれの訛りで声に出してみよう。片手でもてる絶妙な判型のこの小冊子は、そのための楽譜のようなもの」(管啓次郎)

詩の本が、難解でかしこまった「詩集」のイメージから遠く離れて、訛りある声や風の音楽の世界へ帰っていくことを、わたしたちは何よりも願っていたのでした。

管啓次郎さんは、ブログでも本書を紹介。心より、感謝します。

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2010/1/27

『文藝別冊 開高健』(河出書房新社)に寄稿  diary
『文藝別冊 開高健』(河出書房新社)に作品論、淺野卓夫「手の声たちのほうへ」を寄稿しました。『日本三文オペラ』から『輝ける闇』へ。実はぼくは、開高文学のファンなのでした。ご笑覧下さい。

作家の生誕80年記念特集で、「永久保存版」と銘打ってあります。なんと、逗子の人気カフェ、Coyaのフードコーディネーターとして有名な根本きこさんもご登場。作品ガイドで小説を担当しているのは、映像作家で批評家の金子遊さん。渾身のレビュー集です。

作家・角田光代さんと重松清さんの対話など、充実の内容です。ぜひ書店で手にとって下さい。

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「入ってきて人生と叫び 出ていって死と叫ぶ」(開高健)

2010/1/24

音に世界を聴く 第2回  diary
平塚市民講座「音に世界を聴く」第2回を聴講しました。講師は、音楽プロデューサーの笠原孝夫さん、昭和音楽大学の中村晃也さん。縄文の土鼓、台湾プヌン族の歌、グルジア音楽、グレゴリアン・チャントといった「原初の音楽」から、一気に武満徹の「ノヴェンバー・ステップス」まで。失われた「音のはじまり」を求める刺激的な時間旅行でした。

笠原さんは、タイムマシンがあったら、1913年5月29日パリ、「春の祭典」の歴史的な初演に立ち会いたい、と憧れをもって語っていました。バレエ・リュスの公演、仕掛け人はディアギレフ、作曲ストラヴィンスキー、振り付けニジンスキー。たしかにめまいのしそうな輝かしい顔ぶれ。でもぼくだったら、やっぱり縄文時代にいってみたいですね。夜月の下で、村のみんなとカエルの舞をおどってみたいです。「けろけろ ころろ くるるる る」(高橋悠治)。

「できれば鯨のような、優雅で頑健な肉体を持ち、西も東もない海を泳ぎたい」(武満徹)