知恵をひろい,歌をおくる.波のページに耳をすませる

2009/10/26

レンブランサ おみやげ話の会 vol.2  diary
先月の9月25日、3knotさんとサウダージ・ブックス共催のミニイベント「レンブランサ おみやげ話の会 vol.2」を本のサロンにておこないました(レンブランサ lembrancaとは、ポルトガル語で「思い出」「お土産」「旅の追憶」の意)。葉山・秋谷界隈にお住まいでさまざまな分野で活躍されている方、あるいはわたしたちの活動と縁のある方をお招きして、旅のお話しを聞くという会。今回のゲストは、雑誌「スイッチ」「coyote」等で執筆するライター・写真家の今井栄一さん。『旅々ハワイ、日々カウアイ』の著者、といえばご存知の方もいるはず。

旅の舞台は、アメリカ北西沿岸のアラスカ国境に浮かぶクイーン・シャーロット群島。日没後、屋外のウッドデッキにスクリーンを設置。焚火を囲んで旅の映像をスライドショーでみながら、先住民ハイダ族の歴史と現在の暮らしについて、またこの地をこよなく愛した写真家・星野道夫さん(1952-1996)について、語っていただきました。

「旅をする者は何かを物語ることができる」とは、どこかの国のことわざ。今井さんは、けっして雄弁ではないけれど、旅人であり語り部であるまさに「ガイド」。一語一語につつましやかな魂がこもっていて、聞いているわたしたちもカヌーに乗って、島々の野性と神話のひだをそっとかけわけていくような感覚を追体験することができました。夜の風に揺れる、朽ちゆく巨大トーテムポールと、すべてをおおいつくす苔の光の記憶……。あたりに響く虫の音や木々のふるえとあいまって、わたしたちを束の間、夢のような無時間の世界へ誘います。

お客さまが持ち寄ってくれた一品料理とお酒も堪能しながら、楽しいおしゃべり。すばらしく月のきれいな夜でした。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

旅人のカメラや本やノートやペンや石をサロンに展示したのも好評でしたね。サウダージ・ブックスと今井さんは、ビートの作家ジャック・ケルアックやブラジル人写真家セバスチャン・サルガードへの特別の関心を共有していることが判明。またあらためてご案内しますが、12月初旬、ビート文学関係のイベントをサウダージ・ブックスでやる予定です。

◎今井栄一さんの著書・訳書

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




Powered by teacup.ブログ “AutoPage”