「Love will find a way,songs & dreams」
日々雑録
たまにテレビを見るといいことがある。今夜の『僕らの音楽』はLOVE PSYCHEDELICO。動くKumiをみるのは初めてで、写真でもしっかりみたことがなかった。ひじょうにナチュラルな感じの人、オノ・ヨーコと手をつないで楽しそう。
そういえば、この前、この番組を見て泣いたのだった。歌に感動したのだ。UAの歌。引き込まれた。彼女の歌はやはりすごい。コラボ相手は果たして誰だったのだろう・・・
そうそう、細野晴臣だった。これまた面白い取り合わせだ、何を歌ったっけ?忘れた。いつも形はどこかに消え去り、震えだけが残っている。そういえば対談相手も樹木希林というディープな世界だった。
どんどん思い出してきた。バックの変なミュージシャンのなかに内橋和久がいたようだけど、大昔にアルタードステーツのビデオを見たきりなのでどの人なのかわからない。変なリズムギターのおっさんか、はたまたダクソフォンなるテルミンみたいな楽器を演奏していた人がそうなのか。
とにかく、UA。菊池成好とのコラボ・アルバムもよかったけど、今度のアルバムも聴いてみよう。
人には夢を見る周期というものがあるのだろうか。最近は昼間にゆとりがないからか夜も夢を見ることが少ない。見ても朝まで覚えている夢はほとんどない。それでも、最近、妙に印象に残る夢を見た。
その夢の中で何やらわたしは全能感に充ちている。山のふもとに立っている。まわりは黄昏のような明け方のような薄暗さだ。わたしは山の頂上を目指し走り出す。目の前に切り立つ岩場の斜面を飛ぶように駆け上っていく。不可能と思えるような高さの崖もホップ・ステップで疾駆する。まるで烏天狗になったかのような浮遊感である。
すぐに山の頂上辺りにあるお寺にたどりつき、いつの間にかわたしはその中に入り込んでいる。本堂の内部前面には曼荼羅のようなものが吊り下げられており、私はそれに向かって跪き、なにやら真言を唱える。そして、踵をかえしてその寺をでようとしたとき、寺の外で高貴な存在が私を待っていることを知る。
寺を出るとそこは小さな集落の広場のようなところで、その高貴な存在というのが、民族衣装を着た小柄な少女だ。雲南省あたりの高地民族の娘のようで、長い黒髪をストレートにたらして編上げの円筒形の帽子を被っている。切れ長のきりりと涼しげな目をした清々しい感じの少女だ。
わたしは彼女を見るが、話しかけることもない。彼女も私と目をあわそうともせず佇んでいる。普段の生活とも、白昼夢ともかけ離れた、なんの脈絡もない夢。
そういえば、少女の向こう側にはなにやら仙人のような爺さんが立っていた。