2008/4/26
この前ここに書いた新海誠監督の画集を本屋で見かけたので、つい、買ってしまいました。
『空の記憶 〜The sky of the longing for memories〜 新海誠美術作品集』
講談社 2008.4.25
この画集で新海作品の魅力のもとになっている多くの背景画を見ることができます。
本格的なアニメ作品では、やはり背景の絵力がものをいいますよね。
押井守の『イノセンス』によってそれを認識させられました。
新海作品の場合、これらの背景画はAdobe Photoshopで描かれているということです。
タブレットでペン入力しているとしても大変な作業ですね。
PCで絵を描くのは初めてだったという芸大出のスタッフの方たちも
最初はストレスが溜まったことでしょう。手で書くほうが圧倒的に速くてお上手でしょうに。
わたし自身、仕事でPhotoshopを使うことがありますが、せいぜい写真加工か
がんばってフォトモンタージュくらいで、絵を描くなんてとんでもないですね。
使っているソフトはたった3つ、PhotoshopとAfter Effectsと3DCDソフトで
静止描画における表現はほとんどPhotoshopによるものです。
彼の作品独特の空気感、光と影のコントラストや雲の表情もすべてです。
映画ではとくに光の表現が印象的でした。
電車の車内の湾曲した壁面に窓外の反射光が走るシーンや
校舎のリノリウムの床に反射する光など、それらはスーパーリアルな光景でした。
一方で、残照の残る満天の星空高く雲が幾層にもたなびいているシーンなどは
少し非現実的な光の情景です。こちらはハイパーリアルな光景とでもいうべきでしょうか。
現実にはなかなか目にすることの出来ない光景です。
事実、このような光景をわたしの場合、夢の中では見たことがあります。
すごく鮮やかな夢で、その空の眺めに夢の中で感動していました。
目が覚めてからも、あの世界に戻りたいと思ったくらい、幸せな夢でした。
夢の中では親しい人がそばにいて、一緒に空を眺めていたのですが、
それが誰だったのかはとうとう思い出せませんでした。
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