2014/7/19

アナフィラキシーその5  

そして、その中でハチに刺されたことが原因となった死亡者が半数を占めています。

ハチに刺された場合、何らかの全身症状が出る可能性は約20パーセントで、ショック状態となり、意識消失までなる方は3パーセントほどです。

また、過去にハチが原因で全身症状が出た方の場合、約50パーセントから60パーセントは、次に刺された場合、重症化しています。


それから、アレルギー科の学会が発表している情報によりますと、運動誘発アナフィラキシーというものもあります。

これは、運動が刺激になって、アナフィラキシーを起こすのです。

また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーと言うものもあります。

これは、普段は食べても全く問題ない特定の食物であっても、それを摂取して運動すると、この組み合わせでアナフィラキシーを起こすものです。


それから、アレルギー科などで治療として用いられた療法の副作用として、アナフィラキシーが起こるケースもあります。

アレルゲン免疫療法ともいいますが、アレルギー性疾患に対する治療方法であり、注射したアレルゲンが引き起こす副作用です。

花粉や、ダニ、昆虫の毒、動物のフケなどのアレルゲンを使って行われる治療です。


それから、温度差などの刺激で誘発するケースもあります。

寒暖差による温度変化、そこでの運動によって、体内にヒスタミンなどが分泌されるために、アナフィラキシーになることがあります。

水泳のように体が寒冷刺激を広く受けるような運動をする場合は注意が必要です。

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2014/7/10

アナフィラキシーその3  

天然ゴム製品などにラテックスが残留していて、それに接触することによって、アレルギー反応が起こるケースもあります。

ラテックス中に成分が、食物アレルギーに多い、バナナやアボガド、キウイフルーツ、などに含まれているたんぱく質と似ているためです。

アレルギー科で治療を受けている方は、それぞれ、自分のアレルギーの原因が、何なのか、知っている方が多いですから、それを避けるように生活していると思います。

ですが、このラテックスなどは、成分が果物のたんぱく質と似ていることが原因となっているので、アレルゲンとしては、まるで落とし穴のような存在だと思います。

ラテックスについては、アレルギー科で事前に説明を受けている方も多いと思いますが、通院してない方はご存知なくても無理もないでしょう。


さて、アナフィラキシーショックが起こる場合、体の中ではどのようなことが起こっているのでしょうか。

私たちの体には常に免疫システムというものがあります。

アレルギーの原因が体に入ってくると、そのアレルゲンに対して「IgE抗体」というものが作られます。

そして、体は「IgE」ができることを記憶します。

次に、同じアレルゲンが体に入っていると、「IgE」とアレルゲンが結合します。

これが、肥満細胞などを刺激して、ヒスタミンなどの化学物質を出します。

この物質が、急激なアレルギー反応を起こし、アナフィラキシーとなるのです。

ハチに刺された場合、最初に刺されたときに、体の免疫機構がハチの毒をアレルギー物質として記憶するわけです。

また、刺されると過剰反応を起こします。

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