2008/6/5
急ですが、今週から幼稚園始まりました。
上の方でもめてしまったようで・・・。
難聴や癲癇の子はいたのですが、肢体不自由児を入れるのが初めての幼稚園だったもんだから、安全面でとても慎重になっていたようです。
当の先生達は平気だったんだけどね、経営陣の方で。
ウシに会ったことない人が過剰に反応するのには慣れていたから、気長に待って・・・
でも園の先生が、相当交渉してくれたみたいです。
大丈夫って。
そしたら「決済下りたわよー。月曜から来てね!」って言われたのが先週土曜で。
・・・急だわ。
春先、町内中の制服集めて持って来てくれた育成会の会長さん。
ウシには有り余るほどの制服がある。
療育で使っていたお弁当セット、歯ブラシセット、タオル、上履き・・・
何の準備もいらない入園でした。
明けて月曜、ハルと同じ夏の制服着ていざ!
「おみみ、いらない!」
二年間、ちゃんと着けてた補聴器を拒否。
なんとなく理由はわかっていたけど、的外れな質問を投げかけてみる。
「邪魔なの?」(首振り)
「うるさいの?」(首振り)
「みんなと違うから?」
「うん」
誰かに指摘されたら「はずす」って言うだろうなぁとは思っていたけど、言われる前かぁ。よく見ていたんだね、今までずっと。
4日経った今日も着けずに登園。
昨日幼稚園の後、聾学校の通級だったので一度家に帰ったら
「おみみ、つけてくー」
ときた。
聾学校には補聴器つけていくのか・・・。
入園式の次の日より、鳥肌が立った。
小学校はね、地元の普通校か聾学校か、迷っています。
幼稚園の3年間、ウシがどう成長するか、自分の事をどう受け止めるか、3年後の6歳児にはちょっと難しい質問をしてみようと思う。
それから、ジュンと私で選ぼうと思う。
ちょっと嬉しいこと。
ウシがハルと同じ幼稚園に入ったことで、聾学校と幼稚園に橋ができた。
聾唖児の連絡協会みたいなものを聾学校が作っているんだけど、何回か会議もあって面倒な地域スポットをハルウシの幼稚園が引き受けてくれたそうです。
聾学校の先生が
「ウシオ君のこれからを相談しなくちゃいけないでしょ!」
と、やったね!って顔で話してくれて、幼稚園の先生にお礼を言ったら
「知りたいことがたくさんあるのよ!」とのこと。
みんなが知って、理解して、一緒に!っていう輪は大歓迎です。
すごく嬉しかった。
ウシはすごく中途半端な子だと思ってしまう時がある。
ハルやその周りを見れば「障がい児」、病院や療育にいれば「へっちゃらな子」。
集団に属するたびに、何かをしようとするたびに、その線引きをしなければならないのか?ウシはどこに所属すればいいんだろう?って、これからも絶対あるんだけど、今回の入園に際し、力を尽くしてくれた先生方のそれぞれの言葉が、たぶん一生、ウシへの言葉かなぁって。
「ウシオくんは乗り越えられる」
そうなるように、応援せねば
さて、急に一人の時間が出来た母はまず何をしたかというと、数年頓挫していた仏像彫刻を再開。
刃物を研ぐだけで時間は過ぎますから、一人じゃないと(笑)
で、このままだと「仏像ブログ」になりそうなので、ウシオのアルバムはここで一区切り。
3年以上もお付き合いくださり、ありがとうございました。
これからも変わらず、遊んでください。
最後に・・・ウシの学友、療育のお友達へ。(まだ通いますが・・・)
本当に会えてよかった。
そして、強くて潔くて子どもを愛してやまないママ達。
私たちを支えてくれるみんなへ・・・
ハルへ・・・
ウシへ・・・

2
2008/4/20
ウシの聾学校。
説明を先にしますが、幼稚部・小学部・中学部とあって、ウシは幼稚部の前の未入園児向けの「早期教育」というのに通っていたんだな。
この春、幼稚園に入れる歳になって、一般の幼稚園に通う子と聾学校の幼稚部に入る子に別れたわけです。
ウシは下半身の事もあるから一般の幼稚園に入る事にしたんだけど、聾学校の幼稚部にあがった子の一人の話です。
県に二校しかない聾学校だから、すごーく遠距離で通う子は寄宿舎があります。幼稚部は母子通園なので、兄弟でもいるもんならなおさら、通うのが難しい。
その子は年少さんだけど、寄宿舎に入りました。
三歳で親元を離れて暮らす・・・ってだけでもグッとくるんだけどね。
二年くらいその子を見てきて、すごく大変な子だったのです。
聴力が弱いと物事を理解するのも遅くなるんだけどね、その子の家庭環境も合わさって、母のいないその子の母の代わりにはなれないけど、自分の子と同じに可笑しく厳しく過ごしてみた子。
座れなかった椅子に座れるようになったり、おやつを独り占めしていたのがわけっこできるようになったり・・・そんな些細な成長なんだけどね、一緒に出来てよかったです。
その子が一人暮らしです。
次第に夜泣きが始まって、昨日の夜・・・
車で二時間位かかる自宅に向かって歩き出したそうです。
今まで、お父さん・おばあちゃんと車で通った聾学校への道を、ちゃんと覚えていたんだな・・・
家に帰りたいんだな。
あんなにみんなを無茶苦茶してたあの子が、泣きながら夜道を歩いている姿を思うと、これは胸がズキューンです。
一般の幼稚園に通っている子の通級クラスに上がったウシ。4月になっても聾学校に行くたびにあの早期の同級生の名前を言う。
これから少しずつ道が変わっていく仲間だけど、あの子の事は忘れられないな・・・と思っています。

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