材料(6-8人分)および器具
・上新粉 (二つの粉の比率は1:1か) ・仕込む量の3倍の容量を持つ容器
・ソバ粉(上新粉の方が少し多いくらい) ・小鍋と木ベラ
・急須かヤカン(内網のないものがよい) ・水 適量
・ドライイースト:小さじ2 ・フタのある円形ホットプレート
・砂糖:6g ・平ザル2枚
・プレーンヨーグルト:大さじ1
・サラダ油(できれば菜種油):適量
作り方: 仕込みの前段階
1.プレーンヨーグルトは、少量をぬるい砂糖水にとり、常温以上で6時間以上放置して予備発酵をおこなう
2.ドライイーストは、買うとついてくる説明に従って予備発酵をおこなう
3.事前に容器と手はよく洗っておく
仕込み
1.種の粉を容器に入れ、予備発酵させたイースト菌と乳酸菌の液体を加える
2.菌を殖やした容器をすすいだ水も加え、少しずつ水を加えながら全体を混ぜていく
3.水分と粘りで重くなってきたらコブシをねじり込むように、パン生地よりも少しゆるいくらいまで水を加える
4.水を止めたらムラのないようよくこね、表面を平らにする
5.手についた分も入れて、ほんの少しの水を表面に落としておく
6.容器を密閉しないようホコリよけ程度のフタをして、冷暗所に2日〜3日間置いておく
7.気温によって発酵期間を変える
2次発酵
1.発酵させていた容器を冷暗所から取り出し、表面に水が残っていれば捨てる
2.発酵させた分量と同じくらいのお湯(40℃・熱めのお風呂くらい)を用意しておく
3.全体の5%ほどを小鍋にとり、同量の水で溶いて中火にかける
4.焦げ付かないよう常に木ベラなどでかき回していると、急に粘りが出てくる
5.全体に火が通ったら火を止め、さらにお湯を加え、ダマにならないよう溶く
6.元の生地にお湯を加えながら引き伸ばしていく
7.小鍋の中身も加え、ダマを潰しながら、ほぼ倍量にまで薄める(もったりするくらい)
8.容器にフタをしてそのまま約1時間置いておく(ふきこぼれる可能性があるので注意)
9.もし15分経っても泡が立っていなければ、ドライイーストを予備発酵させてもう一度加え、さらに1時間から2時間置いておく
焼く
1.激しい発酵が一段落したら発酵完了なので、泡を消して一度全体を混ぜる
2.生地を急須などに入れて口からサラリと出てくるくらいの固さに調整する
3.この時、ダマが多いと急須が詰まるので、茶こしやザルでこすとよい
4.ホットプレートを余熱し、サラダ油を引き、急須に生地を入れ、フタやザルも手の届くところに配置しておく
5.プレート温度を200〜250℃にし、面いっぱいに外側から内側に渦を描くように生地を注ぐ
6.大半が表面まで火が通ったらフタをして、約2〜3分間そのまま
7.フタの水滴を落とさないようフタをとり、端を持ち上げザルを差し込んですくい上げるようにして取り上げる
8.焼いた直後は一枚目のザルの上で放置して荒熱をとっておき、すぐに二枚目を焼き始める
9.二枚目が焼きあがる直前にもう一方のザルに移し、以後は同じように二枚目のザルの上に積み重ねていく
10.最後の一枚まで重ねたら軽くラップなどを掛け、一枚目のザルをかぶせて6時間〜一晩冷暗所に置いておく
11.一枚一枚が表も裏も同じようにしっとりとし、冷たくなったら完成
* エチオピア料理を最も特徴付けるインジェラですが、赤道近くにありながら冷涼なエチオピアの気候風土に根ざした食品であり、日本の気候・環境ではうまく発酵させることは難しいようです。特に6月から10月の気温と湿度の高い時期は避けた方がよいようです。
ここではソバと米粉で代用していますが、エチオピアだけで作られているテフという雑穀が一般的です。テフはイネやムギの仲間で、一粒一粒がとても小さいことと、鉄分や食物繊維が多く含まれることで知られています。
2・3日分のインジェラを一度に焼き、それを食べている間に次の発酵をおこなうというサイクルになっています。

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