今回のブログ記事までが昨年末に作業を行った事になります。
実は少し前からですが、燃料コック辺りからガソリンが滲んでいる事は判っていて、部品の手配も行い準備は出来ていました。
しかしながら、走行距離が非常に少ないので、中々燃料タンク内のガソリンが減らなくて、ガソリンの残量が半分以下になる頃合いを待っていました。
現在装着中の燃料コック周辺部品は、2017年7月に外装を変更した時に、全て新品の純正部品を組み込んでいますので、今回は燃料コック取り付け部分のOリング×1個、取付ボルトに使う樹脂ワッシャー×2個を用意しまして、この部品交換で何とかなるのではないかと思います。
まずは現状確認ですが、ガソリンの滲みが確実に判る様な場所は特定出来ませんでした。
燃料コックを取り外して観察。
Oリングは問題無い感じです。
燃料タンク内に入る部分の根元周辺にもゴミ等の堆積も無いし、ストレーナーも変色が無く問題無い感じです。
2017年7月に新品の燃料コックを取り付けた際には、取付ボルトも敢えて、新品の純正ボルト(鉄素材)を使いましたが、今回は作業のついでにZETAのチタン合金フランジボルトの交換しようと思います。
M6×25mm:2本で7.5g
必要な部分にグリスアップしてから元通りに組み立て。
純正の取付ボルトは奥まった部分でもネジが回し易い様に、プラスドライバーが使える様にボルト頭部に十字穴が有ります。
今回は汎用のチタン合金ボルトを使うので、ボルト交換すると、ボルト頭部に十字穴が無いのでプラスドライバーは使う事が出来ません。この部分のボルトの脱着性はやや悪くなりますが、そう煩雑に燃料コックを脱着する事も無い上に、ボルト頭部は一回りコンパクトになったので、作業者=私が、了解していれば問題無いかと思います。
取り外した純正の燃料コック取り付けボルト(鉄素材)
M6×25o:2本で15.3g
差し引きすると、チタン合金フランジボルトに交換する事で
マイナス7.8gの軽量化。
最後に取り外した取付ボルトに使う樹脂ワッシャー2個です。
元々の形状の円形では無く、若干の変形が見られる事と少し硬化していました。
樹脂ワッシャーが少し変色している部分でガソリンが滲んでいた可能性が有ります。
想像すると・・・燃料コック取り付け時に、ガソリンの滲みが無い様にギュッとボルトを締め付ける事で過剰なボルトの締めとけとなりまして、外観からでは判別不能な範囲で樹脂ワッシャーが変形していた。
樹脂ワッシャーに弾力が有った頃はガソリンの滲みは無かったが、経年による熱やガソリンで樹脂ワッシャーが硬化してしまい、結果としてこれが後のガソリンの滲みに繋がった。
まあ、そんな感じでは無いかと思います。
ボルトの締め付け加減は中々難しいものですね。
今のところガソリンの滲みは無い様ですが、暫くは経過観察してみたいと思います。
走行距離:151356q
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