teacup.ブログ 狩猟とナイフSTART!  

 農作物への害獣被害がひどくて、我慢の限界となり狩猟免許を取って狩猟を始めました。ワナ猟の免許です。「苔の一念」というか執念を持って続けていると、ある程度まで行けるものです。いまや獣肉販売が本業の一つになるほどです。
 狩猟のなかで良いナイフを求めているとアメリカのある古いナイフに行き着きました。それがオールドガーバーといわれる一連のナイフたちでした。
 実用からコレクションへと発展してしまいました。
 しかし、コレクションが増えて喜んでいたのですが、ある事情でコレクションを処分しなくてはならなくなりました。
 私は農業を中心(プロ猟師でもあります)に仕事をしていますが、こんどミカン畑を購入することになりました。
 ミカン畑でイノシシの食害がひどくて毎年駆除を依頼されイノシシを退治していましたが、そのミカン畑の持ち主が後継者がいなく老齢になったため私に購入の話を持ってきてくれたのです。
 実に美味しいミカンが収穫できていましたので、伐採するにはあまりにももったいなく購入することにしまた。しかし、かなり広大な面積の立派なミカン畑ですので高額です。
 ということで泣く泣くコレクションを処分する事になりました。折角集めたコレクションですのでバラバラにする前にせめて記録をしておこうと思っています。

  これまで集めたオールドガーバーなどコレクションをお譲りします。
 
 かなり珍品があります。ナイフ販売のページに順次アップしていきます。

 販売方法ですが、コメントでご希望をお知らせ下さい。購入希望コメントは公開しませんので、連絡先(メールアドレスなど)をご記入して下さい。
直接〈akame_7840031@yahoo.co.jp〉へのメールでも可です。

 ●販売金額と送料を振り込んで頂いてから商品を発送します。

 ●説明や画像で判断できなかったキズや当方の瑕疵がある場合の返品は送料着払いで返品して下さい。それ以外の返品は1週間以内に送料のご負担でお願いします。


 自慢するわけではありませんが、かなり珍品や希少品のお宝もあるようです。みなさんも目の保養に見てくだされば幸いです。

 また、狩猟は私はほとんど独学です。道具も既製品を買ってきて始めましたが、同級生の幼なじみもやっていたので、彼の道具をわけてもらったりしました。

 絶対にやってはならない事だけを教えてもらいましたが、あとは山へ入って誰かが仕掛けてあるワナを見つけては勉強しました。
 
 何をやっても思う事は、それぞれ奥が深いものでいつまでたっても行き着きそうにありません。

 これから猟のことなど書いていきますので、おかしい事など見つけられましたらご指摘ください。
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2018/10/16

三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット 最初期  珍品・希少品

 10月12日の記事の三姉妹の説明で、最初の製品だと紹介しました。ところがナイフの整理をしていて、三姉妹が出てきました。よく見ると、ハンドルがメッキ無しなのでした。
 ハンドルメッキ無しはこれまで、1952年の製造だと紹介してきましたが、この三姉妹の製品が現れるのは1953年からです。
 ですので1953年にはメッキ無しとメッキ有りの三姉妹がありるというこになります。まあ、三姉妹が発売されたときに、メッキ無しの製品も残っていたので、最初はそれを使った、と、言う事も考えられます。1953年の何月からハンドルに鍍金が施されはじめたのかは不明です。が、どちらも、短期間のとても珍しい製品です。

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 ブレードが逆に取り付けられたピキシーは1952年からあるのではなく、1953年のハンドルメッキ無しからメッキ有りにかけて製造されたものなのでしょう。

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 ガーバーが自前でナイフの製造をはじめてから1950年代初期までのナイフは、良いものを作ろうと試行錯誤の課程が見て取れます。短期間のうちに沢山のバラエティがあり、面白いものです。
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2018/10/12

三姉妹 キッチンシリーズ、シールドセット  珍品・希少品

 私の大好きなピキシーが、セットされたシールドセットを紹介します。先に紹介したシールドの試作品からできあがった、最初の製品です。
 その名も「三姉妹-3 Sisutaers set Shorty Joyeuse Pixie」。
 1953年製造、販売です。この最初のシールドにはガーバーのロゴタイプの焼き印はありません。
 納められた3本のナイフは分厚いメッキがブレード・ハンドルともに施され、てらてらと妖しい光沢を放っています。前年の1952年まではメッキはブレードのみでした。また、翌年の1954年からはブレードの形状も変わります。
 この年1953年だけに現れたナイフです。 まさに、珍品なのです。

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 試作品のところで紹介したブレード逆取り付けピキシーです。このタイプは1952年のハンドルメッキ無しのピキシーにも存在しますので、一時の期間ではなくある期間修正なしに作り続けられた事を示唆しています。

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 Gump'sのロゴシールが箱の表に貼られています。Gump'sがガーバーから仕入れて販売したものです。 他にも、アバークロンビー・フィッチやエディ・バウアーなどでも同様にGERBERから仕入れて販売されていました。
 Gump'sはカリフォルニア州サンフランシスコに1861年に創業した豪華なアメリカン家具と家庭用デコレーション小売業者です。1950年代からカタログ販売を開始し繁盛していましたが、今年(2018)の暮れには廃業することが決まっています。創業1861年といえば日本は文久元年、徳川家茂の江戸時代です。160年ほども営業してきた老舗が廃業していくのは寂しいですね。
 

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 ハンドル下部のGERBERと商品名の刻印です。エクスカリバーマークが入るようになるのは1954年からです。
 
 
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2018/10/10

盾型シールド試作品  珍品・希少品

 オールドガーバーのなかでも、ピキシーが好きでピキシーの単体はもちろん、ピキシーがセットされた色々な製品も集めてきました。
 ハンティング用とキッチン、パーリング用と使われ方が2とおりあったので、ハンティングナイフのコンボにも使われ、キッチンの各種セットとしても使われてきました。
 今回紹介するのは、盾型シールドです。盾型シールドセットは1953年“三姉妹”が最初に販売されます。納められたナイフはピキシー・ショウティー・ジョイユースの三本です。
 アメリカンクルミ材(ウオールナット)でシールドが作られますが、その試作品です。ナイフは付属せず、塗料も塗られていないもので、これは1点ものです。

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 試作のシールドです(ナイフは製品となった三姉妹のものをおさめてみました)。

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 シールドの厚さがずいぶん違います。

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 ナイフのブレードが出るように作られています。

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 シールドを固定するための方法も後の製品とは違いビスで固定するようになっています。後の製品はビスの頭に引っ掛けて固定するようになっています。

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 1953年の各ナイフを見ておや?とおもいませんか。そうです、ピキシーのブレードが逆さまに取り付けられています。エラーピキシーなのです。
 ところが、この時期のピキシーは全て逆取り付けで堂堂と販売さていました。このピキシーは分厚いメッキが施されていますが、1952年のハンドルメッキ無しにもこの逆さまピキシーがありますので、すくなくてもメッキが施されるようになる1953年までの何ヶ月もの間、工場から出荷されていた事がわかります。
 本当にアメリカ人はおおらかさをもっていますね。『何!ブレードが逆?そんな小さな事でがたがた言うな!出来たモノは仕方ない。』ということなのでしょう。

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 1953年製品化された“三姉妹”
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2018/10/6

トラウト&バードコンボ  珍品・希少品

 トラウト&バードとハサミのコンボ製品です。
 これは珍しいものです。
 ハンドルがブラックアーモハイドですので、1978年以降のものです。
 このコンボはフィッシング、ハンティング(鳥類対象)とも最強のアイテムです。
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 状態は未使用です。箱はありませんので、スレやへこみなど経年のダメージがシースにあります。

 ○トラウト&バード ●全長:約20p ●ブレード長:約8.3p ●ブレード材:440C鋼 ●ハンドル:アルミキャスト・ブラックアーモハイド
 ○ハサミ:●全長:約21p ●ブレード長:約9.5p

 販売価格:26.000円
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2018/10/4

ジェットハンドルウオールナット2段ボックスセット  珍品・希少品

 1951年製造され短期間販売されたベークライトハンドルのセットです。
 ウオールナットの箱に2段で納められたキッチンナイフと二叉フォークでトップデッキには、バルマンとロン、ボトムデッキにはミミングが6本です。
 ハンドルがベークライト(Bakelite :数あるプラスチックのなかでもっとも歴史の古いもので、1908年ベルギー生まれのアメリカ人、ベークランドが開発したフェノール樹脂の商品名)の製品は大珍品です。
 1950年勃発した朝鮮戦争でアルミニューム不足のため急遽ハンドルがアルミニウムからベークライトにかえられたものですがすぐに元のアルミに変わります。この合成樹脂製のハンドルは当時のガーバー社のキッチンナイフ・ハンティングナイフの一部に使われますが、一連のハンドルを「ジェットハンドル」と呼んでいます。
 そのジェットという宝石について
『ジェットは褐炭(かったん)と関連のある化石化した木で、よどんだ水の化学作用により、その結果大きな圧力によって平らになった流木に由来します。ジェットは密度が1.10〜1.40 比重が1.30と非常に軽い宝石で水晶類の約半分の重さしかありません。水晶で12mm丸玉ネックレスですとさすがに重く、長時間すると肩が凝ってきますが、ジェットの12mm丸玉ネックレスは、重量感を感じずに長時間使用することができます。また、モールス硬度は2.5〜4で、真珠のモールス硬度3.5〜4と同じぐらいの柔らかさです。屈折率は1.66でジェットは全体的に暖かい感じを受ける宝石です。
 ジェットは「ブラック アーバン」黒い琥珀とも呼ばれていますが、それは琥珀の密度が1.03〜1.10 モールス硬度が2〜2.5 比重が1.08と非常に似ております。また、最大の要因は、双方とも擦ると摩擦によりマイナスの静電気を起こる性質があることが「ブラック アーバン」黒い琥珀と呼ばれている由縁です。』


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 トップデッキのバルマンとロン カタログ

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トップデッキとボトムデッキ
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 ミミング
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 箱の下側です

 画像でミミングを6本並べていますが、何かおかしい?そうです。ブレードの長さが少しずつ違います。物差しで測ってみました。一番短いものが7.8p、長いものが8.9pでなんと11oも違いがあります。このセットは未使用のセットです。
日本ではとてもこんなばらばらでは絶対製品として外には出さないでしょう。おおらかというかこれぞアメリカです。

 バルマン ●全長:約36.3p ●ブレード長:約23.7p ブレード材:ハイス鋼・クロームメッキ ●ハンドル:ベークライト
 ロン ●全長:約28.3p ●フォーク長:約16.2p ●ハンドル材:ベークライト
 ミミング ●全長:約20.7〜22.1p ●ブレード長:約7.8〜8.9p ブレード材:ハイス鋼・クロームメッキ ●ハンドル材:ベークライト

 状態:未使用。バルマンのブレードの背に点サビがあります。ミミングのエッジに点サビがあるものが有り。

 グッドコンディションのセットはとても珍しいと思います。
 
 販売価格:180.000円
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2018/10/4

ジェットハンドルセット エクスカリバー・バルマン  珍品・希少品


 1951年製造され短期間販売されたベークライトハンドルのセットです。
ハンドルがベークライト(Bakelite :数あるプラスチックのなかでもっとも歴史の古いもので、1908年ベルギー生まれのアメリカ人、ベークランドが開発したフェノール樹脂の商品名)の製品は大珍品です。

 1950年勃発した朝鮮戦争でアルミニューム不足のため急遽ハンドルがアルミニウムからベークライトにかえられたものですがすぐに元のアルミに変わります。この合成樹脂製のハンドルは当時のガーバー社のキッチンナイフ・ハンティングナイフの一部に使われますが、一連のハンドルを「ジェットハンドル」と呼んでいます。
 そのジェットという宝石について
『ジェットは褐炭(かったん)と関連のある化石化した木で、よどんだ水の化学作用により、その結果大きな圧力によって平らになった流木に由来します。ジェットは密度が1.10〜1.40 比重が1.30と非常に軽い宝石で水晶類の約半分の重さしかありません。水晶で12mm丸玉ネックレスですとさすがに重く、長時間すると肩が凝ってきますが、ジェットの12mm丸玉ネックレスは、重量感を感じずに長時間使用することができます。また、モールス硬度は2.5〜4で、真珠のモールス硬度3.5〜4と同じぐらいの柔らかさです。屈折率は1.66でジェットは全体的に暖かい感じを受ける宝石です。
 ジェットは「ブラック アーバン」黒い琥珀とも呼ばれていますが、それは琥珀の密度が1.03〜1.10 モールス硬度が2〜2.5 比重が1.08と非常に似ております。また、最大の要因は、双方とも擦ると摩擦によりマイナスの静電気を起こる性質があることが「ブラック アーバン」黒い琥珀と呼ばれている由縁です。』


 このウオールナット箱入りセットには、エクスカリバーとバルマンが入っています。

 エクスカリバー 全長:約42.5p ブレード長:約30.2p
 バルマン 全長:約36p ブレード長:約23.4p

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アメリカン・ウオールナットで出来ているというシールはジェットハンドルセットで初めて見ました

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 状態は中古。少ない頻度の使用で全体にきれいです。ナイフはそれぞれスレがあります。エクスカリバーのエッジに点サビがあります。

 販売価格:70.000円
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2018/10/1

ワスキー(Wasky)  珍品・希少品


 試作ではなく正式に短期間販売されたきわめて珍しいナイフ、Waskyです。
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 ごく短期間の登場でこれまで正確な販売時期が特定できていませんでした。
 ワスキーはステーキナイフです。ステーキナイフはミミングが広く流通して、支持されていたため出番がなかったのでしょう。現れて直ぐ姿を消します。

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アメリカの著名なコレクターのガーバーの生産年表には、ワスキーの販売時期は1959?1961?と記されています。

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 フィル・ローデンバーグ氏の著書「A Chronology of Gerber Legendary Blades(ガーバー伝説の刃の年表)」

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フィル・ローデンバーグ氏の著書「A Chronology of Gerber Legendary Blades(ガーバー伝説の刃の年表)」の23ページ、24ページでワスキーについての記述で「Another unusual knif that was made for a very short time was the Wasky which was really an oversize bladed Miming knife.(非常に短時間で作られた別の珍しいナイフは、実際には特大の刃を切ったミミングナイフだったワスキーでした)とあります。

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 私が入手したWaskyのセットに入っているカタログは1956年のものです。紙箱などとともに入っている資料からワスキーの販売は1956年の短期間だったということがわかりました。

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 下のナイフ1本は幅広ブレードミミングです。ワスキーと比べてみたのですが、ブレードの形状が違っています。











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2018/9/30

イノシシ獲った  害獣駆除

 
 台風24号が近づく9月30日、午前中仕掛けてあったワナをみまわると小型のイノシシが掛かっていました。

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 約30キロの雄。

 小型で良かった。

 大雨になる寸前に解体処理が終わりました。午後、家の中で骨抜きをして完了です。
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2018/9/30

(7)ミミング 極端なブレード違い  ミミング

 ミミングの極端なブレードの違いを紹介します。
 1つは幅広ブレード、1つはノーマル、1つは極小ブレードです。
 極幅広ブレードを初めて見たときは、仰天しました。これは何だ?入手したこのセット以外には単品でもこれまで一度も見た事がありません。おそらく試作品だと思います。
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上左セット:幅広ブレード 上右セット:極小ブレード 下セット:ノーマル

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 上:幅広ブレード 中:ノーマル(1954年以降)下:極小ブレード

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 上:極小ブレード 中:ノーマル 下:幅広ブレード

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幅広ブレードセット

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ノーマルブレードセット

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極小ブレードセット

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幅広、ノーマル、極小のMIMINGの刻印

 幅広ブレードのMIMINGの刻印はGERBER-MIMINGです。ノーマルはGERBER・MIMING
になっています。-と・の違いが幅広ブレードの製造時期を示しています。
 非常に珍しいステーキナイフにWASKYという製品が存在します。ごく短期間正式に販売されたものです。1956年に製造販売されています。このWASKYの打刻が
GERBER-WASKYなのです。ですので、幅広ブレードミミングは1956年に製造されたと考えます。
 極小ブレードは、これも珍しいものです。ハンドルの形状から1950年か51年に製造されたものではないかと思います。私が入手した2つのセット以外に見た事がありません。

 WASKYはまた別項でくわしく紹介します。



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2018/9/29

(28)マーフィーステーキナイフセット  ナイフ販売


ガーバー社がナイフビジネスに乗り出すきっかけとなったマーフィー・ナイフは、BARTEAUX(バートゥー)のナイフとともに製法がブレードを古いアルミニウムのピストンを溶かし、鋳造するというもので、質実剛健、とてもすぐれたナイフでした。基本的にガーバーもこの製法を引き継いでいます。
 ナイフはサビやハンドルの腐食で機能を失っていきます。サビは手入れをすることで防げますが、天然素材のハンドルは水分や汚れの侵食を完全には防げません。そのため、限界があるのですが、ガーバーが引き継いだアルミキャストハンドルはこれを完全に解決しています。
 ガーバー社は多くのナイフを販売し利益を上げていきます。ナイフビジネスのパートナーであったマーフィー氏もそれを見習って、ウオールナットの箱に入れ販売を始めます。しかし、販売のノウハウや販売網のことなどで、余り成功しなかったようです。
 マーフィー氏はナイフには名前をつけずに、セットの箱に名前を付けていたようです。カタログを見ると判ります。

 今回、販売するナイフのセットは、どんなに早くても1940年以降の製品です。ガーバー社がマーフィーナイフを仕入れて販売を始めるのが1939年です。当時の製品は全てウオールナットの箱に収められたカービングナイフとステーキナイフのセットでした。ガーバー社のナイフビジネスは大成功するのですが、数年後、マーフィー氏の納入価格値上げ交渉ははねつけられます。マーフィー氏はガーバー社への製品納入を止めます。
 マーフィー氏は1939年以前は単品で販売していました。それを化粧箱に入れて販売を始めるのはガーバー社です。
 マーフィー氏もそれを見習って箱に入れたセットで販売を始めます。
 

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箱の裏の焼き印はマーフィーのロゴタイプ

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 ナイフのブレードもハンドルもメッキは施されていません

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 ハンドルの刻印は下部のMURPHYだけです

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 状態:未使用です。研ぎ痕もスレもありませんが、ブレードにくもりが有ります。サビはありませんので磨けばきれいになります。
 箱はスレがありますが、キズや割れはありません。

 販売価格:60.000円
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2018/9/27

(6)扁平ハンドルミミング  ミミング


 1953年製造 扁平(扁平ハンドルというのは1954年から後に製造されるハンドルが丸いものと比べて、平らなという意味です)ハンドルミミングです。

ミミングは1939年から製造されます。用途はステーキナイフでガーバー社のナイフで最も長く、最も多く製造されたナイフです。

ミミングの大きな変化

(1)1939(銘なし・刻印なし)TRUNCATED HANDLE
(2)1941-(左側:GERBER)この年までマーフィー氏が製造。ブレード材は帯鋸工具鋼。
(3)1945(左側:MIMING)
(4)1946(右側:GERBER、左側MIMING、後に右側GERBER-1946)
(5)1947(右側:GERBER-1947、左側:MIMING)
(6)1947(右側:GERBER、左側:MIMING)
(7)1948(右側:GERBER-10“創立10年”、左側:MIMING)
(8)1949(右側:GERBER-11“創立11年”、左側:MIMING)
(9)1950(右側:GERBER-12“創立12年”、左側:MIMING)
(10)1950(右側:GERBER、左側MIMING)極端にブレードが小さいミミング。
(11)1951(右側:GERBER、左側:MIMING)、後半、ROUND END HANDLEに切り替わる。アルミニウムの供給不足のためベークライトに切り替えて製造
(12)1952(下側:MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(13)1952(下側:GERBER・MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(14)1953(下側:GERBER MIMING)ハンドル扁平メッキあり
(15)1954-70'代(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)ハンドルメッキ有り
(16)1961年頃(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)極幅広ブレード(極短期間、あるいは試作品)
(17)1965(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)キャッツタングハンドル(試作品?)

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このロゴタイプの焼き印は1947年から1954年まで使われます

紹介するナイフは(14)です。1945年以降、自社生産を始めてから1950年前半は少しでも良い製品にしようと、努力した結果、多くのバラエティーがあります。

この時代のミミングは製造数も少なくバラエティが多いので集めても楽しいものです。

ミミング・扁平ハンドル
●全長:約21.3p ●ブレード長:約8.1p ブレード材:ハイス鋼・クロームメッキ ●ハンドル材:アルミキャスト・クロームメッキ

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2018/9/26

(5)最初期ミミング8本入り  ミミング

 1939年、それまでの広告会社とは別にナイフ販売専門のガーバー・ハンドメイド・ブレード(Gerber Hand Made Blades)が創立されます。主にデビッド・ゼパニヤ・マーフィー(David Zephaniah Murphy)のナイフを販売するようになり、ポートランドで造られていたBARTEAUX(バートゥー)というナイフメーカーのナイフも当時、ガーバー社で販売されています。
 主に、切り盛り用のカービングナイフ(Carving knife)が製造されました。ナイフに名前はありませんでしたが、ジョイユース(Joyuse)、バルムンク(Balmung)とエクスカリバー(Excalibur)及びミミング(Miming)の原型となります。発売当初は刻印は無く、1940年に左側のみに『GERBER』と記されます。
 今回紹介する8本入りウオールナットボックスは、付属のカタログから販売されたのは1941年だとわかります。入っているミミングは1939年から’40年に製造されたもので、ハンドルに銘は入っていません。

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 ミミングの最初期の製品です。
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2018/9/25

(4)ミミング1947ウオールナット箱入り  ミミング

ミミングは1939年から製造されます。ガーバー社のナイフで最も長く、最も多く製造されたステーキナイフです。
 ミミングは単品では販売されませんでした。すべて箱入りで、木製あるいは紙製の箱に収められていました。少数ですが、木製のトレーに収められたもの、またはミミング専用のナイフ立てに収められて販売されたものもあります。箱入りでもミミング単独のセット、あるいは他のカービング・キッチンナイフと混合のセットなど様々な組み合わせで販売されました。
 長い事、ミミングを熱心に収集してきました。完集に近いのではないかと思ったりしましたが、後からあとから変わったミミングが現れて、ガーバーがいかに良いナイフをつくろうとしていたか伺い知る事ができます。

-ミミングの大きな変化-

(1)1939(銘なし・刻印なし)TRUNCATED HANDLE(Hまで)
(2)1941-(左側:GERBER)この年までマーフィー氏が製造。ブレード材は帯鋸工具鋼。この年、大戦のためナイフビジネスを中断。
(3)1945(左側:MIMING)、この年からナイフビジネスを再開、自前でナイフの生産を始める。
(4)1946(右側:GERBER、左側MIMING、後に右側GERBER-1946)
(5)1947(右側:GERBER-1947、左側:MIMING)
(6) 1947(右側:GERBER、左側:MIMING)
(7)1948(右側:GERBER-10“創立10年”、左側:MIMING)
(8)1949(右側:GERBER-11“創立11年”、左側:MIMING)
(9)1950ブレード短(右側:GERBER-12“創立12年”、左側:MIMING)
(10)1950ブレード長(右側:GERBER-12“創立12年”、左側:MIMING)
(11)1950(右側:GERBER、左側MIMING)極端にブレードが小さいミミング。
(12)1951(右側:GERBER、左側:MIMING)、後半、ROUND END HANDLEに切り替わる。アルミニウムの供給不足のためベークライトに切り替えて製造
(13)1952(下側:MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(14)1952(下側:GERBER・MIMING)ハンドル扁平メッキなし
(15)1953(下側:GERBER MIMING)ハンドル扁平メッキあり
(16)1954-70'代(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)ハンドルメッキ有り
(17)1961年頃(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)極幅広ブレード(極短期間、あるいは試作品)
(18)1965(下側:GERBER・MIMING エクスカリバーマーク)キャッツタングハンドル(試作品?)

 今回紹介するのは(6)です。
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ロゴタイプが箱の表側に焼き印で押されています。このロゴは1947年から1954まで使用されます。
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 ブレードは帯鋸工具鋼でハンドルはアルミキャスト。メッキは施されていません。
 ●全長:約20.7p ●ブレード長:約7.8p 
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2018/9/25

(27)ミミング1947 ウオールナット箱4本セット  ナイフ販売


 ミミングのウオールナット箱入り(4本)セットです。

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 未使用美品です。
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 ロゴタイプが箱の表側右下にあります。このロゴは1947年から1954年まで使用されます。
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 みごとな木目のウオールナットが使われています。
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 箱は全体としてきれいな状態ですが、裏側にスレキズがあります。
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 ミミングの右側:GERBER、左側:MIMINGが打刻されています。
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 状態:ミミングは未使用です。ブレードもハンドルにもメッキは施されていません。ブレードにうすいサビが出ているものがあります。箱には経年のダメージがあります。

 ●全長:約20.7p ●ブレード長:約7.8p ●ブレード材:帯鋸工具鋼 ●ハンドル:アルミキャスト

 この時代の未使用は希少です。

 販売価格:38.000円
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