またまた、「食」の安全を揺るがす問題が発生しました。
中国製の冷凍餃子から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が混入している可能性があり、餃子を食べた人に中毒症状が相次いでいるのはご承知のとうりです。
原因は今のところ特定できておらず調査中とのことですが、反響の大きさは、かなりのものがあるように思えます。
特に、この会社の製造した食品が、各地の学校給食にも出されていたそうです。(確認しましたら、明石市の学校給食は大丈夫、使用していないとの事です。)
あれだけ昨年来、食の安全に対して問題が露出したにもかかわらず、どんな検査体制になっているのでしょうか?
確かに、生の食品に対して加工食品への検査、チェックは甘かったようですが、どちらも口に入る、健康にかかわるものですからね・・・
「地産・地消」と言いつつも、それを実際に行わねば意味がない。
価格のために(低価格を求めるがゆえに)安易に中国製品に頼る。
そのために支払う安全へのリスクはどれほどのものでしょうか。
国内の生産者、業者は中国製品のために厳しい状況に追い込まれています。
食物の日本の自給率はなんと39%にまで落ち込みました。
自国だけでは食の全てをまかなえない、他国に頼らざるを得ない状況です。
今まさに、日本の食文化を見直し、「地産・地消」、自分達の食は自分達が責任を持ってつくり、それを食べる。
安全を保障できる自分達の「食」の循環サークルが必要ではないでしょうか。

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