先日、明石の地名の由来であると言われている「赤石」が公式に確認されたそうである。
場所は明石市の松枝海岸沖130メートル、水深役2,5メートルの海底。
大きさは縦約1メートル、横約1,7メートル、高さ約0.7メートルとのこと。
岩肌は海藻で覆われてはいるものの、名前のごとく赤いとのことです。
この赤石の正体は黒御影石とのことであるが、なぜ赤く変色したのかは不明であるらしいです。
なんとも夢のある話ではないですか。
かつて私も子どもの頃にこの赤石の話をいろいろ聞かされたものです。
「松江の沖に真っ赤な石がしずんでるんよ。昔はそれが頭をだすこともあったんよ。その赤石からここが明石と言われるようにになったんよ・・・」
「昔好き同士の男と女がいたんだけどかなわない恋だったんよ。そして鹿にのって逃げ、海を渡ろうとしていたところ矢に射られたんよ。そのとき射られた鹿の血で真っ赤に染まったのが赤石なんよ。」
「そして鹿の背にのってわたろうとしていたところが今の鹿の瀬と呼ばれてるところよ」
まさかそんな石はないだろう。 いや、でもあるんかな?
昔話(つくり話)なんだろうな。
そんなぐらいにしか当時私自身思ってはいませんでした。
しかし、その伝説の・数々のエピソードを生んだ「赤石」が実際にあったとは!!!
子どもの頃、その話を聞いている自分の姿が自然と思い起こされてきました。
きっと明石にはもっとほかにも夢のある物語があるように思えます。
源氏物語の舞台にもなった「歴史と伝統あるまち」なんですから。
探してみましょうかね!

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