今日、先ほど12月議会が終わりました。
議案・その他の採決が行われたのですが、特に今議会は市民に注目されている議案111号「明石市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」(いわゆる市長の退職金の件です)の審議がありました。
テレビ局が3社も議場に入る(当然新聞社は多数です)という緊迫した雰囲気の中審議に入ったのでした。
前にも申しましたように、この議案に対しては2つの修正案が出ております。
1つは市長の1期目の退職金0の修正案
1つは市長の1期目の退職金を職員並みの算定に減額する案
であります。
採決は原案に遠いものから順に行われます。
最初は退職金0案からでした。
賛成少数で否決
次に退職金減額案が採決され、賛成多数で可決されたのでした。
私は最後まで市長自らの議案の修正(撤回を含めて)を求めていましたし、今回市長の退職金だけがクローズアップされた格好になりその他の特別職の議論、また、退職金制度としての議論がなされないままに採決になったように思われますので継続審議をもってしても良しと思っていました。
しかし、採決となりましたので原案に賛成しました。(無記名投票でしたので言っておきます)
その理由は先日述べたとうりです。
最後に市長から今回の一連のことに関する謝罪と市長なりの説明がありました。
それはそれとして、やはりもっと早い時期での決断がほしかったと思います。
そして、すべては自分の言動、その後の対応に負うものでありますから今回の結果を真摯に受け止めこれからの教訓にしてほしいと思います。
今回の流れを今落ち着いて考えて見ますと、どうも終盤になって感情論に偏っていたんじゃなかったのかなと言う気がします。
本来議論されるべき、仕組みとしての退職金制度はどうなのか?・特別職全体として算定は妥当なのか?・はたまた議員の歳費についてはどうなのか?
といった議論がなされなかったことは残念でした。

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